お知らせ : ページ 69

下塗り塗装ですが、いい感じ

窓のモールを施工する前の防水塗装

昨日、名古屋市天白区にある輸入住宅の外装リフォーム工事へ行ってきました。

屋根や外壁を塗り直す前に、窓の周囲に10㎝幅のフラットモールを取り付けます。

フラットモールを施工してしまうと見えなくなってしまう外壁部分に、防水塗装の下塗りをやってきました。(わざわざこんな下塗りまでする建築屋はいないでしょうが・・・)

丁度、外装用のパラペイントでいいものがありましたので、それを使って塗った処がこの写真。薄い緑の外壁にピンク・ブラウンの塗料を塗ったのですが、これが意外といい色合いになっています。

この上から白いモールを取り付けるのですが、この色のモールでもアメリカンな感じがしませんか。こういうちょっとした遊び心と美しい色のペイントさえあれば、日本の街並みも見栄えがするような気がします。

後日モールを取り付けた様子をご覧に入れますが、さてさてどんな感じになるでしょうか?乞うご期待。

<関連記事>: 光が反射する角度で撮るとよく分かる (2018年6月23日)

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品番が分からない時は、部品交換は一種賭けです

アメリカンスタンダードの古い洗面水栓

こちらは、名古屋市緑区のお客様からご相談を頂いたアメリカン・スタンダード社の古い洗面水栓。

白いレバーハンドルが付いたオーソドックスなデザインの水栓です。

15年前に施工された水栓金具ということですが、レバーを閉めても水がポタポタ落ちるというトラブルです。

こういう場合、基本的に内蔵されたセラミックバルブを交換すれば直ってしまうのですが、水栓金具の特定が必要となります。お客様ではメーカー名の把握は出来ているようですが、製品の品番や品名はよく分からないということでした。

私の方でアメリカのメーカーに直接問い合わせをして、先日サービスの担当者からこの商品ではないかという回答を頂きました。ただ、水栓の吐水口のデザインが微妙に違っているようですし、本当にこの水栓に適合するバルブであれば交換出来るかどうかは、私の方では判断が出来ません。

メーカーからの回答だから、多分大丈夫だろうとしか言えないのです。私共が調べた限りでは、この水栓金具に適合するバルブの調達は可能のようですから、お客様にもその旨お伝えしました。(実は、ここまで分かるだけでも奇跡的なんです)

あとは、そのリスクを承知の上でお客様自身がバルブの調達を決断されるか、全くリスクのない新しい水栓金具に交換するか、どちらかをお選び頂くしかありません。こういう時は、既存の水栓金具に対してどれだけ愛着があるかどうかに掛かってきます。

だって、もし新しいバルブが既存の水栓に適合しなければ、バルブの調達費用プラス新しい水栓金具の調達・交換費用の両方をご負担頂かなければなりませんから・・・。でも、うまくバルブが取付け出来れば、儲けもんです(笑) いや~、悩みますよね。

<関連記事>: さて、うまく交換出来ますでしょうか? (2018年7月6日)

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輸入ペアガラスの交換は、準備が必要

ガラスを外したサッシ用建具枠

昨日、岐阜県山県市にある輸入住宅で、輸入樹脂サッシのペアガラスを交換してきました。

ペアガラスの内部に水滴が付く内部結露が発生していた為に、今回ガラスを交換することになったのですが、ここでは国産ガラスは使えません。

輸入サッシに使われるペアガラスは、国産ガラスと規格が異なる為、うまく建具に適合することが出来ないからです。ですから、今回もわざわざペアガラスの採寸を行った上で、アメリカで製造したものを輸入しました。

写真は、新しいガラスを入れる直前の建具(サッシュ)枠。屋外側に隙間が多かったのか、黒い汚れや埃が枠の中に入り込んでいました。また、古いガラスを密着させる為の防水テープが、劣化した状態で固まって枠に付着しています。

こうした汚れをそのままにしてガラスを入れてしまったのでは、また隙間が空いたり、水抜き穴を塞いでしまったりします。出来る限り汚れを拭き取り建具枠を掃除して、ガラス交換に備えます。

また、新しいガラスがしっかりと枠に固定されるように、隙間を埋める為の適切な厚みのスペーサーが必要です。勿論、輸入サッシ専用の防水・気密テープや屋外からの雨の侵入を防ぐ防水材も準備します。

私たちは、新しいペアガラスだけでなく様々な材料を用意しますし、それらを施工する為のツールについてもノウハウや経験を蓄積しています。でも、様々あり過ぎて、これらの全てを記事に書くことが出来ないのが残念です。

そういう気遣いが出来なければ、また何年かした後に雨漏れ等の同様の不具合が起きてしまうかも知れません。

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天災は、忘れた頃にやってくる

大阪北部地震

昨日、朝の通勤時間を襲った大阪北部地震(まだ仮の名称ですが)。

地震自体の規模としては、然程大きなものではなかったのですが、大阪では直下型の地震であった為、被害が拡大した感じです。

でも、今回住宅への被害は、最小限であったと言っても過言ではありません。ほぼ無傷だったようです。

これは、すごいことだと思います。今の基準で耐震化されていない住宅も多かったはずですが、日本の家は軽く、揺れに対してはしなやかに対応するということが功を奏したと思います。

ただ、社会の混乱は酷かった。あらゆる鉄道は一日ストップし、人々は家にも帰れず会社にも行けず、大きな停電やガス漏れが発生し、水道管が至る処で破裂した。いくら家の強度が上がったとしても、脆弱な社会インフラが直下型地震では成す術なく崩壊してしまったのです。

この程度と言っては語弊がありますが、より大きな東海・東南海南海地震が同時に発生したらどうなるでしょう。復旧まで何日も掛かるというレベルではなく、東北の大震災のように何年、何十年も掛かることになるかも知れません。

勿論、家へのダメージも今回の地震のようにはいかないでしょう。少子高齢化で職人は不足し、資材も足りない状況となるはずです。皆さんは、そういう状況になったらどうしますか?

天災は、地震だけではありません。強烈な雨風のスーパー台風や竜巻・突風、20m以上の高さのある津波、火山噴火による降灰。私たちは、あらゆる災害について今から考えるべきでしょう。

でも、輸入住宅は意外と復旧が早いかも知れません。資材は、災害の影響がない北米から調達するのですから・・・。

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輸入網戸を作ります

ミルガード社シングルハングの網戸

最近、輸入サッシの網戸を作って欲しいというご依頼が増えてきました。

やはり、梅雨時になって部屋が湿気ってきますから、窓を開けて換気したいですもんね。

今回もミルガード(Milgard)社の窓の網戸を2枚と今後の修理用に網戸のコーナー材や取っ手の予備も購入したいという相談でした。

写真のものは、シングルハング・サッシの網戸ですが、恐らくこれと同じ形のものが破損したので、これを参考に調達して欲しいということだと思います。

以前にも記事に書いた通り、ミルガードは日本に販売代理店がありません。また、日本向けではあまりアフターサービスに積極的ではありませんから、私たち ホームメイドで適合する部材を輸入して、同じ形状・大きさの網戸を作ることとなります。

輸入の網戸は、国産のものよりも比較的丈夫に作られていますが、10年以上経っていれば落下させて曲げてしまったり、プラスチックのコーナー材や取っ手、グラスファイバー製のスクリーンなどが劣化したりしてくることは仕方ありません。

国内のサッシ屋さんやリフォーム業者では、製作を引き受けてくれるところはないでしょうから、私たちが何とかするしかありません。どこの輸入サッシ・メーカーのものにしろ、製作前にはいろいろ詳細をお伺いすることになりますが、出来上がりは新築時の新品と全く同じになりますよ。

<関連記事>: これから新しい網戸を作ります (2018年6月3日)

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台風や突風に備えるサッシが、求められている

割れた伊江島空港事務所の窓ガラス

この写真は、今朝沖縄タイムスのNETニュースに掲載された「台風6号で瞬間風速62mを観測した伊江島空港事務所の窓ガラス」。

サッシのアルミ・フレームは曲がり、ガラスは粉々に砕けている。

でも、この台風は、然程強いというフレコミもなく、現に今日の午前中には温帯低気圧になってしまっている。

地球温暖化は、普通の台風でも何某かの特別な能力を与えてしまう恐ろしい環境変化と考えてもよさそうです。

日本の住宅(建物)は、東南海地震といった強い地震に耐えられるという住宅メーカーの宣伝文句で建築されています。でも、ハリケーンのような強い台風や竜巻のような突風に耐えられるといったアメリカにあるような建物は一つとしてありません。

安さを追求するあまり、サッシ・フレームを薄くして、窓やガラスの強度を最小限にしていないだろうか。災害は、地震や津波だけではないことを忘れてはいけないのです。

これから新築・リフォームをお考えの方は、突風対策を施した輸入サッシを導入することも必要かも知れませんよ。

<関連記事>: スーパー台風・突風対応型高強度輸入サッシ (2015年8月25日)

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均一に引き込めるから、歪みが少ない

ロックポイントの位置

メーカー不明の樹脂サッシのケースメントです。

このサッシには、マルチロックという機能が付いていて、1ヶ所で操作すると4ヶ所の位置でロックが掛かります。

白い矢印がロックレバーで操作する位置、赤い矢印が実際に鍵が掛かる位置です。

お値打ちバージョンのサッシでは、操作箇所とロック箇所はそれぞれ1ヶ所。それも操作がしやすいように、窓の下の方の高さにありますから、窓の上の方が窓枠に十分引き込めないということが起こります。

つまり、窓の建具(障子)が、垂直になっておらず、建具の上部が屋外側に倒れ込んだ状態で窓が閉まるということになります。これを繰り返していると、建具のディメンションが徐々に崩れてきて、そのうち鍵が固くなったり、ロックが出来ないというトラブルにもなるのです。

そういう点では、マルチロックは防犯性や気密性・防水性が高くなりますし、建具の歪みも極力抑えることが出来るので安心して使えますが、絶対に歪まないという過信は禁物。もしマルチロックに不具合が出ると、シングルロックより修理部品の点数が多くなりますし、その分コストも掛かります。

日頃より窓の金物や気密パッキンの掃除や手入れを怠らないようにしたいものですね。

<関連記事>: 無理に閉めると壊れますよ (2018年6月7日)

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修理後の雨漏れ検査

雨漏れ報告

お金を頂く程のことではなかったのですが、ちょっとだけ窓で気になっていたメンテナンスがあったので、少々遠かったですが伺いました。

岐阜県海津市の輸入住宅で以前バルコニーの床が腐ったという記事を書かせて頂きましたが、修理後久々にお伺いした次第です。

雨がオーバーフローしてバルコニーの床がプールのようになってバルコニーの構造を腐らせ、シロアリまで入り込んでいたという酷い状態のバルコニーでした。

修理の後、特に問題は発生していませんが、雨水等が構造内に入り込んでいないか、今回窓メンテナンスのついでにサーモカメラでチェック(非破壊検査)しました。

その際の状況を報告書という形でまとめたのが、こちらです。上の映像は、サーモカメラで撮影した建物の温度状況。下の映像は、サーモカメラで同時に撮影した建物の写真。

お布団が干してあったりした部分は、日陰になっているので温度が少し低くなります。また、構造の柱材がある部分も空気があるスペースより温度が低くなっているようです。

しかしながら、全体的に温度分布が均一で、雨漏れや湿気が溜まって局所的に温度が下がっているという所はないようです。それにしても、外壁や内装をめくらないで内部の雨漏れチェックが出来るなんて、すごい世の中になったものです。雨漏れや内部結露、家の断熱でお悩みの方は、如何でしょうか。

<関連記事>: ベランダの床がフカフカしたら、点検・修理を! (2017年12月21日)
<関連記事>: 費用は掛かるが、壊さずに済みますよ (2018年2月6日)

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割れたハード社のペアガラス

ハード社サッシのガラス破損

静岡からハード(Hurd)社製アルミクラッド・オーニング・サッシのペアガラスが割れてしまったという相談を頂きました。

やはり、ガラスが割れたままでは、防犯や台風などが心配ですね。

どうして割れたのかは不明ですが、19年前に施工された木製窓の建具を調達するというのは、国産サッシではあり得ないことですね。

サッシ・メーカーに寸法やガラスの種類、格子のあるなし、アルミの外装色や施工時期等を連絡した上で、今回も新しい建具を製作可能との回答がありました。

但し、室内側の木部は無塗装で出荷されてきますから、防水塗装や外装の防水処理は私たちの方で行います。因みに、ハードは既にシエラパシフィック・ウィンドウズという会社になってはいますが、ハード時代のサッシのアフターサービスは今の処全く問題ないようですから、ご安心を。

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違うサッシメーカーの建具で窓を直す

サミット・サッシの建具劣化

上げ下げ窓のダブルハングですが、ご覧のように上窓(アッパーサッシュ)の下枠の木が腐っています。

こういう場合、上窓自体を新しいものに交換するか、それが出来なければ木製の下枠部分だけを加工して付け替える方法があります。

ただ、このサミット(Summit、Wenco)という窓メーカーは、別のメーカーに吸収されて今は存在していません。ですから、もう新しい建具を作り直してもらうことが出来ないのです。

また、このメーカーのアルミクラッド・サッシは、窓構造に問題があり、外側をカバーするアルミと木部との間に内部結露が発生するリスクを抱えています。ということは、下枠を付け替えても、結露してまた同じように腐ってくるという恐れが生じることも覚悟しなければなりません。

であれば、安心出来る別の輸入サッシ・メーカーの建具を既存の窓枠にはめこめれば、この不安は解消されるはず。そこで考え出されたのが、旧ハード(Hurd)社の現シエラパシッフィック(Sierra Pacific)のユニバーサル・サッシ・パック・キット。

既存の窓枠の高さに合わせた寸法で上下の建具を製作し、建具を両サイドで挟み込んでいるサイド・ジャムを新しい建具に合わせたデザインのものに交換するのが、このキット。窓枠をそのまま使い、そこに新しい上下のサッシュを入れれば木製サッシを修理することが出来るのです。

慎重且つ正確に既存の窓の寸法を計測する必要がありますし、場合によっては既存の窓枠側を加工する必要もありますが、外壁や内装を触って窓全体を交換するよりは、リフォーム費用や時間をセーブ出来るかも知れませんよ。

<関連記事>: 建具だけを他社製に! (2019年3月22日)
<関連記事>: これは、画期的なニュースですよ (2019年4月16日)

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