お知らせ : ページ 68

これは、まだ一部です

輸入網戸の張替え及び取っ手交換

昨日、名古屋市天白区の輸入住宅で外装のリフォームを行っていますが、同時に輸入サッシのメンテナンスも実施しています。

主なメンテナンスは、シングルハングのバランサーの交換と網戸の張替え及び部品の交換。

昨日、お客様から網戸の一部をお預かりしてきました。

網が重なってよく分からないかも知れませんが、グラスファイバーの網の繊維が白化して、まだら模様になってきています。

既に15年以上経っていますから、もう張替え時だと思います。また、網戸の下のフレームに付いている樹脂製の取っ手も、劣化が進み割れたり脱落したりしていますから、交換しなければいけません。

こうした交換用の輸入部材の殆どは、ホームメイドで在庫を持っていますから、いつでも対応可能です。ただ、一度に外したりすると、窓が開けられなくなりますし、倉庫での作業も一度には出来ませんから、お客様からは少しずつお預かりするようにしています。

さあ、もうすぐ梅雨明けです。皆さんのおうちでも丈夫で長持ちなグラスファイバー製の網に張り替えてみませんか?

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パンフレットを和訳しました

パンフレットの和訳作業

アメリカのとある輸入サッシ・メーカーの日本での販売促進をやらせて頂くかも知れません。

まだ最終決定ではありませんから、メーカー名などは控えさせて頂きますが、輸入住宅好きの方なら耳にしたことはあると思います。

勿論、輸入住宅のビルダーとして、新築・リフォーム・メンテナンスの仕事が今まで通りメインではありますが、私の知識や経験を買われて少しのサポートを要請されたという次第です。

で、お手伝いに先立ち、彼らは新しい日本語のパンフレットを作りたいということになって、彼らが作った原稿を見せてもらいました。日本語が分かる現地の人が、英語のパンフレットを和訳したようですが、直訳に近い状態だったので日本人のお客様にはよく通じないといった内容でした。

そこで私がその原稿を校正することになったのですが、パンフレットのページ数は20ページ以上で字も細かい。写真は、PCの画面の左に英語のパンフレット、右にワードで文章を校正しているところです。

さすがに普段の仕事で毎日現場へ行ったり、こうしてブログ記事を書いたり、月末の支払いに追われたりしながらの文章校正は、結構大変でした。

10日前後掛けて文章全体を見直し、その後前後の文章のつながりや言い回しの統一、スムースに読める文章かどうかのチェック等を行い、昨日ようやく出稿出来ました。

これから、またアメリカサイドで再度見直しをして、印刷・製本となりますから、7月末くらいには紙のパンフレットが出来てくるかも知れません。ちゃんと出来上がりましたら、私の仕事内容と共に追ってお知らせしたいと思います。

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窓メーカーが分からなくても大丈夫

サッシメーカー不明のバランサー

名古屋にある工務店さんから、輸入サッシの上げ下げ窓に使われているバランサーに不具合があるので、調達出来ないかとの相談がありました。

その際頂いた写真がこちらですが、輸入の樹脂製シングルハング・サッシによく使われているチャネルバランサーです。

バランサーの形状や仕様の表記も確認しました。サッシ・メーカーが不明で部品が欲しいという相談は多いですが、こうした消耗品の多くはどの窓メーカーでも共通して使用されていることがしばしばですから、部品の調達は可能です。

アメリカからは、船便で出荷されてきますから、少々納期は掛かってしまいますが、適切な部品さえあればちゃんと元通りです。輸入サッシの不具合で困っている方は、思い切って相談して下さいね。

そのハードルさえ越えられれば、輸入住宅の今後の修理に道は開かれますよ。

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窓モールを取り付ける

窓モール(トリム)の施工

昨日、名古屋市天白区のリフォーム現場で、モール(トリム)材をサッシの周囲に取り付けました。

こうすることで窓の輪郭がはっきりとして、家の外観がアメリカンなコロニアル様式になります。

モール材は、幅90cmx長さ3m、厚み14mmの外壁用コンクリート・サイディング(プライマー塗布済み)を長細く引き割って作ります。

以前の記事にも書きましたが、モールを取り付ける部分には耐久性が高いピュア・アクリルのパラペイントを予め下塗りして防水効果を高めておきました。

また、モール材は、窓枠に接するように取り付けるのではなく、少し隙間を開けて錆びない(抜けてこない)ステンレス・ビスを使って施工しています。

隙間を開けずに施工することも考えましたが、ラップ・サイディングという外壁材で比較的雨水が入りやすい構造となる為、リスクを少しでも減らすという意味から防水コーキングが十分入れられる空間をサッシ周りに作っておきました。

昨日、外壁の一部をパラペイントで上塗りした写真をアップしましたが、それと比べて緑色の古い外壁の塗装が如何に劣化しているかが分かります。これから外壁塗装と並行して、このモールも白く塗装していきますが、どれくらい美しくなるかは、また後日ご紹介したいと思います。

<関連記事>: 窓周りのモールディング (2018年7月10日)

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下塗りすると真っ白になります

外壁塗装施工中

名古屋市天白区のリフォーム現場の外壁塗装が、順調に進んでいます。

こちらは、玄関周りの様子ですが、写真左側の方はパラペイントのプライマー(下塗り塗料)を塗って白くなりました。

そして、写真右側の方は、既にパラペイントのウルトラ・セミグロスという上塗り塗料を塗って抹茶色をしています。ただ、この上塗りはまだ1回目の塗装で。もう一度上塗り塗装をしなければ仕上げではありません。

下塗りのプライマーは、上塗り塗料が外壁材の上にしっかりと定着する為の材料ですから、色がきれいである必要はありません。(尚、上塗り塗料が外壁表面から中に染み込んでしまうと、外壁表面を保護する役目を果たせなくなります)

ですから、下地の色が薄っすら感じられても大丈夫なんですね。また、この下塗りをしっかりやっておくことで、上塗りの塗料の色がくっきりしますから、上塗り塗料の密着度や色の出方を左右するのが、このプライマーです。

こうした塗装工事をする時は、外壁以外に塗料が付かないように、雨樋やサッシ、インターホンや照明器具などに養生を行います。外壁塗装と一言で言っても、これだけ多くの手間暇を掛ける必要があるんですね。

ですから、いくら塗料自体が優れていても、施工が悪ければ美しくて長持ちする外壁塗装は出来ないと言えるのです。

<関連記事>: 光が反射する角度で撮るとよく分かる (2018年6月23日)

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今年も窓に取り付けました

窓の遮光シート

昨日、会社の窓ガラスに遮光シートを張りました。

農業用の網のようですが、もう5年以上使い続けています。

多少網がほつれてきた部分もありますが、これだけ長く使えればほんとお値打ちだと感じています。

正面から網を見ると、網の向こうが見えるのですが、このように角度を付けて見ると真っ黒で何も見えません。

つまり、水平方向からの光(間接光)は通しますが、真上からの太陽の光(直接光)は室内に入れないというスグレモノです。

まあ、多少見栄えが悪いという向きはありますが、エアコンなどの文明の利器を使わず、出来るだけ自然の状態で仕事が出来るようにしていたいと思います。

それでも、梅雨が終わったら、エアコンを使わずにはいられないんでしょうねぇ。

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輸入折れ戸のレールも種類があります

バイフォールドドア用上枠レール

輸入住宅では、収納の折れ戸としてバイフォールドドアがよく用いられます。

ドアの下にレールを入れる必要がありませんから、足元が邪魔にならず、見た目もすっきりする点がいいですね。

ちゃんとお使い頂ければ長くお使い頂けますが、ドアの建て起こしが狂ってきたり、上枠のレール内をスライドするピボットにゴミが付着するなどして、うまく左右に移動しなくなったりすることがあります。

そんな時、無理にドアを開けたり閉めたりしてしまうと、ピボットが傷んだり、レールが曲がってしまったりするものです。そういうトラブルの方の相談が、ちょくちょくあるのですが、昔の輸入住宅で使われていたレールや金物と、今国内で手に入るものと全然違うものになっています。

例えば、上枠のレールですが、写真左のものが現行品。右のものが20年くらい前に使われていた古いタイプです。レールの幅や高さ、形状が全く違うのがお分かり頂けますでしょうか。

ですから、古いタイプのものを手に入れたいと思っても、アメリカから直接調達する以外には手段がないのです。勿論、アメリカでは古いタイプのものでも今も流通していますから、私たちなら全然平気に入手出来ますが、普通の住宅メーカーでは歯が立たないかも知れません。

今回もマニアックな内容ですが、皆さんのおうちのものはどちらなのか、一度チェックしてみては如何でしょうか。勿論、その際レールや金物を掃除することをお忘れなく。

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敷居に擦るスウェドア

敷居に擦るスウェドア

愛知県大府市のお客様から玄関のスウェドアについて、お問い合わせを頂きました。

築20年のおうちということですが、室内側の玄関ドアは比較的美しい状態を保っているように思います。

今回の案件は、重い玄関ドアが長年の使用で下がってきていて、ドアが敷居に当たってきてしまったというものでした。

20年もお使い頂いていると、開閉によってドアのヒンジが摩耗してきますし、重さでドアのハンドル側に傾いてくるというのは、自然に起こることだと思います。

現在、メーカーに対して交換可能なヒンジ又は調整用の資材の調達が可能かどうかを確認してもらっています。その回答を受けて、スウェドアの調整メンテナンスについてお客様とご相談させて頂きます。

あと、屋外側の木製ドアの表面も、ボチボチ防水塗装をしてあげるとよりよいかも知れません。でも、こうやって長くアフターサービスを受け続けられるということは、輸入住宅のお客様にとって幸せなことですよね。

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夏は、屋根の塗装が大変です

カラーベストの塗り直し

昨日、名古屋市天白区のリフォーム現場で、カラーベストの屋根の塗り直しを行いました。

数日前に汚れを落とす為に外壁と一緒に屋根の洗いをした上で、朝から下塗りのシーラー塗装を1回、上塗りのシリコン塗装を2回施工。

洗いを含めると、合計4回の手間を掛ける仕事です。

屋根は照り返しが強く、真夏になると70~80度にもなりますから、長い間続けて作業をすることが出来なくなります。勿論、その分乾きはよくなりますから、塗装にはいいシーズンかも知れませんが、最近の日本はスコールのような突然の雨が多くなってきましたので、痛し痒しですね。

カラーベスト・コロニアルと呼ばれる薄いコンクリートの板で出来たスレート瓦は、塗装によって防水性を保っています。また、このシリコン塗装の耐久性は、10年程となっていますから、出来るだけ丁寧な仕事をして長持ちさせたいのが人情です。

それから、屋根の周囲には防水性の向上や屋根材の飛散を防止する為に、鈑金が回されています。屋根材とは素材が違いますから、鈑金材はそれ専用の塗装をする必要があります。

塗装を安くやろうという場合は、屋根も鈑金も全部一緒に塗ってしまうのでしょうが、それではいい仕事とは言えません。太陽や風雨に曝され、最も過酷な状況にある屋根や外壁です。手間暇かけてちゃんと施工してくれる業者を選ぶことは、家の寿命に関わることとも言えるのではないでしょうか。

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光が反射する角度で撮るとよく分かる

外壁用新旧塗装

昨日、サッシ周りに防水塗装をしたという記事を書きましたが、外壁の古い塗装と今回塗ったパラペイントとでどのくらい違うか写真に撮ってみました。

違いが分かるように、太陽の照り返しが反射する角度から写してみたのですが、違いが分かりますでしょうか?

写真右の既存の古い塗装は、EPと呼ばれる国産の水性塗料のようですが、手で触れると白い粉が付く感じで相当劣化が進んでいます。

写真でもツヤが全くなく、これでは雨水が外壁のコンクリート・サイディングに染みてしまうのがお分かり頂けると思います。最近のお客様は、ツヤなし塗装をして欲しいという方が多くいらしゃいますが、屋根や外壁といった外装にツヤなし塗料を塗る意味を、残念ながら理解していないと思います。

ツヤがないということは、塗装の表面がデコボコ、ザラザラしていて当たった光が乱反射することで、ツヤがないように見えるのです。つまり、表面のデコボコに汚れが付着しやすくなり、塗装が傷むのが早くなりますし、雨水も長く付着しますから防水性も早く劣化してくるのです。

ですから、100%ツヤありの塗装が一番塗膜が強いのですが、それでは家の外観が下品になってしまいますので、8分ツヤのセミグロスで外装を塗装するのが適切という訳です。

写真左が、そのセミグロスのパラペイントで塗った感じですが、しっかりとツヤが出ているのが分かりますし、手で触ってみるとツルっとしていて全然感触が違います。これが防水性の高さを証明しているのです。

でも、昨日の記事に掲載した窓周りの写真をご覧頂くと分かりますが、実際には古い塗装部分と見え方は殆ど変わりません。そう、光が反射するような特殊な角度から見ない限りは、落ち着いた上品な外観になるのが、パラペイントなのです。

勿論、通常のアクリル塗料と比べて格段に耐久性が高くなる100%アクリルで作られた水性塗料ですから、美しさと耐久性を併せ持つ輸入塗料の最高峰であると言えるのです。輸入住宅の外壁の塗り替えをご計画の皆さん、パラペイントのウルトラセミグロスを使ってみては如何でしょうか。

<関連記事>: 下塗り塗装ですが、いい感じ (2018年6月22日)
<関連記事>: 下塗りすると真っ白になります (2018年6月28日)

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