お知らせ : ページ 48

樹脂フレームを傷めないコイルバランサーの交換

フレームを広げるエキスパンダー

ゼンマイ・バネの力を利用してサッシを上げ下げするコイルバランサー。

多くは下窓だけを開閉させるシングルハング・サッシに使われていますが、上窓も動かすダブルハングにも使われていることがあります。

バネはステンレスで出来ていますから、錆や湿気にも強く耐久性があるのですが、一日に何度も開閉したり、10年以上テンションが掛かった状態で利用しますから、そのうちプチンと切れてしまいます。

そうなったら窓が開けられなくなりますから、コイルバランサーを交換しなければなりませんが、それを内蔵しているピボットシューは、結構大きくて普通では外せません。

こういう場合、樹脂で出来たフレームを一部カットして、レールの溝の幅を広げることでピボットシューを取り外せるようにするのですが、一度切ってしまうと元には戻らなくなり、見た目も悪くなりますよね。

そこで使うのが、フレーム・エキスパンダーと呼ばれる道具です。ピボットシューの上と下のフレームに取付けて、窓枠の幅を徐々に広げていきます。写真を見るとフレームが湾曲して広がっているのが分かりますよね。

塩ビで出来た樹脂は、意外と柔軟性があってこれくらい広げただけではビクともしません。勿論、やり過ぎればパカンとフレームが割れてしまうかも知れませんから、慎重に広げていくのですが、そのうちピボットシューがフレームの中でカタカタ自由に動く状態になります。

そうなったら、そろそろ取り外せるタイミング。結構力も要りますし、フレームに気遣いをしながらの作業ですから、手間や時間の掛かる作業ですが、樹脂サッシを傷付けないやり方はこの方法しかありません。

<関連記事>: 菊竹産業 シュエット・サッシのバランサー・コイル (2018年12月2日)
<関連記事>: 窓のフレームよりも大きなピボットシュー (2019年3月5日)

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通気穴のあるペラ ウィンドウ

ペラのケースメントの腐り

お客様からペラ(Pella)のアルミクラッド・ケースメントが腐ってきたので、相談に乗って欲しいという問い合わせを頂きました。

ご覧のように建具(障子)の下端の木部が黒ずんで腐ってきている。

状況からして、横殴りの強い雨風があった後でも窓を開けて乾燥させるといった対応を取らなかったということも考えられるが、それに加えて外部のアルミ板とガラスとの境い目から水が侵入しているのを長年の間気付かなかったということも原因だろう。

ただ、このサッシは、通常のアルミクラッド窓とは違う特徴を備えている。それは、写真にある通気の為の部材が装着されているところだ。実は、このサッシは、ペラの中でも高級なデザイナー・シリーズと呼ばれる窓で、室内側のガラス障子が取り外せる仕組みになっている。

つまり、ペアガラスのように空気層を設けて2枚のガラスを張り合わせるといった構造ではなく、2重サッシのようにそれぞれのガラスが独立した形でサッシに組み付けられているタイプなのです。(ペアガラス+取外しが出来るガラス障子といった3枚ガラスの構造のタイプもあります)

このタイプのサッシには、2重ガラスの間に溜まった湿気(結露)を外に排出しる為の通気孔が設けられています。ただ、いつも窓を閉め切った状態では、この穴から外に出た室内の水分が建具と窓枠との間に滞留することになり、反って木を腐食させるというケースも考えられます。

特に今のような冬場は、室内が乾燥しないように加湿をしますから、冷たいガラスの付近では結露を起こす状況が顕著になります。窓を常に開けることを前提に考えられた仕組みなのでしょうが、そうしないことで起こるトラブルまでは想定外であったのかも知れません。

取り敢えず、腐った建具は交換しなければならないかも知れませんが、こうしたことが起きないように、外部の防水処理や木部の防水塗装に加え、雨後の窓開けをするといった暮らしの改善をして頂くようにお願いしたいと思います。

(尚、外部の防水処理や木部に防水塗装を行っている輸入住宅は、殆どありません)

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こうなったら、交換です

バネが錆びたチャネルバランサー

上げ下げ窓で下窓だけが開閉するシングルハング・サッシ。

そういった形式の樹脂サッシの多くに、写真のようなチャネルバランサーと呼ばれる金属部品が付いています。

ただ、窓という場所柄、外の雨水や室内の湿気に常に晒される状況にありますから、ご覧のようにバネが錆び付いてしまうことがよくあります。

当然、周囲の金属同様亜鉛メッキの処理はしてあるのでしょうが、伸び縮みを繰り返す材料ですから、金属同士が擦れたりして徐々に錆が広がっていくのでしょう。

また、下窓(ボトムサッシュ)を持ち上げる為につながっている糸も経年劣化で切れてなくなっています。もうこうなると、重い下窓を支える能力が失われますから、窓を開けられなくなるという状況です。

こうなる前には窓の開け閉めがしづらくなったり、建具(障子)の片側が引っ掛かったりしますから、交換を急いだ方がよさそうです。

チャネルバランサーは、サッシの大きさや重さによって異なったものを使う必要がありますから、そういう時は私共のような輸入サッシの専門家に相談するようにして下さい。

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こんなに古いの、持ってたんですねぇ

ブルース&ロビンス・フローリング用の古いワックス

お客様からブルース(Bruce)のフローリング用のWAXが手に入らないかというお問合せをちょくちょく頂きます。

既にブルース専用ワックスは生産中止となっていますから、それに代わるデュラ・シール(Dura Seal)という製品を、少し前から調達しています。

ブルースのWAX同様ナチュラル色とダークブラウン色の2種類があるのですが、お客様ではどちらか分からないということでしたので、今まで使っていたWAXの缶を写真で送って頂きました。

こちらが頂いた缶の写真ですが、恐らくこれは20年以上前の缶のデザインではないでしょうか。今までいくつかご自身で在庫をお持ちだったのではないかと思いますが、これ程古いものを丁寧にお使い頂いたのかと考えると、頭が下がります。

ワックス仕上げのオークのフローリングは、ブルースだけでなくロビンスというメーカーでも製造されていたのですが、アメリカでは殆ど見掛けなくなりました。

当然日本でも無垢のオークの床材は製造されていませんから、オイルを塗るような保護剤もありません。ですから、オークのフローリングをメンテナンス出来る、デュラ・シールというWAXは貴重だと思います。因みに、写真の缶はダークブラウン色のものとなります(Dura Sealでは、コーヒーブラウン色です)。

<関連記事>: ブルース・フローリング用ワックス、入荷! (2015年2月26日)

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養生テープは気を付けて!

養生テープによる塗装の剥がれ

昨年12月にヤマハ製の木製玄関ドアの塗り直しを行いました。

お客様から請け負ったリフォーム屋さんが、外壁塗装を行う前か後にドアの塗装をして欲しいというリクエストで、私たちは外壁塗装の工程に合わせてどの時期でも作業は可能ですとその前にお伝えしました。

そこで、お客様とリフォーム屋さんとが協議をされて、外壁塗装の前にドアの塗装をしてもらおうということになり、私たちが作業を行ったというものでした。

ただ、今年の1月に外壁塗装が完了して、玄関ドアに外壁用の塗料が付かないようにドアにビニール・カバーをして養生してあったのを剥がした際に、せっかくのドアの塗装も一緒に剥がしてしまいました。

ご覧のように、木の下地まで一緒に剥がしているといった状況ですから、ガムテープのような接着力の強い養生テープを使って、ビニールシートを張ったのではないかと思います。

木製の家具を養生する時もそうですが、木への塗装は非常にデリケートな施工が行われますから、マスキング・テープのような紙のテープを下張りしてから、その上に養生テープを張るという気遣いが必要です。

そういう基本的なことをやらずに、直に養生テープを張るとこういうことになってしまいます。(今回は、塗膜だけでなく、下地の木の表面から持っていかれた感じです)

木製のものへの塗装について、もう少し知識や経験がある職人さんであればこんなことにはならないのでしょうが、塗装仕事が少なくなってきている建築現場ではそういう人も減っているということでしょうね。ここまでになってしまった玄関ドアですが、こういう場合は補修とかタッチアップとかで直すというレベルではありません。

塗装を全体的に剥がすなどして、最初から塗装の工程をやり直すしか方法はありません。輸入住宅で輸入ドアをお使いの皆さんは、どうぞ気を付けて塗装工事を行って下さいね。

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これだけ摩耗していると、ドアの開閉は難しい

摩耗して減った玄関ドアのヒンジ

輸入住宅のグラスファイバー製玄関ドアに取り付けられたドア・ヒンジ。

輸入のものはヘビーデューティーで丈夫なのですが、長年開け閉めしているとこのように金属がこすれて減ってしまいます。

噛み合わさったヒンジ・プレートの位置関係からすると、5mm程度ドア側が下がっているように見受けられます。

5mmなら大したことはないと思われるかも知れませんが、玄関ドアの気密を確保する為に、ドアの周囲の隙間は数ミリ程度しか取られていません。ですから、5mmも下がってしまうとドアが敷居に当たってしまい、ドアの開け閉めが固くて大変になってきます。

当然、敷居にドアがこすれますから、敷居には引きずった跡も付いてしまいます。それだけではなく、ラッチやデッドロック・バー(ロック用カンヌキ)の位置もずれてきますから、受け側の穴にうまく入らなくなり、鍵が掛からなくなったり、最悪鍵が破損したりすることとなります。

少々固いくらいならまだいいかなどと言って使い続ける人もいらっしゃいますが、そのうち突然鍵が出来なくなりセキュリティの問題が発生することとなりますから、それでは遅いと思います。

輸入の玄関ドアは重量がありますから、ヒンジは10年くらいで定期的に交換すると常にいい状態で使えます。ここまでになる前に、ヒンジの交換やドアハンドルやロックの調整、ドアの建て起こしなどのチェック作業をお勧めします。

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ヤスリで削っちゃ、ダメでしょ

古いファイバーグラス製木目調玄関ドア

輸入のファイバーグラス製玄関ドアの中には、本物のように見える木目を演出する為、ドアの表面に木目のような凹凸を作って塗料の濃い薄いを自然と作れるものがあります。

ファイバーグラス製ドア専用の木目塗料を使わなければ、こうした木目が出ないのですが、素人目には本物の木製と見分けは付かないと思いますから、アメリカ人はよく考えたものです。

ただ、そんな木目調ドアでも、仕上げは塗装ですから10年ごとくらいで塗り直しが必要となります。ただ、木目を出す技術を知らない塗装業者さんに頼んでドアを塗装すると、写真のようにノッペラとした表面のドアになってしまうことがしばしばです。

それは、新しい塗料を塗る前に古い塗料を除去するということをしなければならないのですが、その為に表面をヤスリ掛けしたり、溶剤で溶かしてしまったりする人がいるからです。

そうすると、せっかくの凹凸がなくなってしまい、フラットな表面のドアに変化してしまうのです。そうなってしまったが最後、どんなことをしてもあの美しい木目は戻ってきません。

ファイバーグラス製の輸入ドアを塗り直しする際は、専用塗料をお使い頂く他に、木目塗装の経験のあるプロのペンキ屋さんにお願いすることが大切ですよ。

あと、玄関ドアの周囲に付けるモール材は、ドアラッチが干渉しない位置に取付けしないと、写真のように削れてしまうので、新築をする人は注意して下さい。まあ、こういう処にも、ビルダーの知識やノウハウのあるなしが出てしまいますね。

<関連記事>: 木目を潰した塗装をしたら、木目は復活出来ません (2017年7月8日)

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20年前のものでも新品が手に入ります

破損したチルトラッチと交換品

輸入の樹脂製シングルハング・サッシを固定する為に付いているチルトラッチ。

以前、劣化によってよく破損するという記事を書かせて頂きましたが、北米の輸入サッシであれば何十年経っても交換部品の供給が
受けられるのです。

勿論、窓メーカーが製造を中止してしまったり、メーカー自体がなくなってしまうということは、日本のみならずアメリカでもよくあること。

そうなると、普通日本ではサッシ全体を交換するしか直す方法はないということになりますが、北米のサッシではそういうことはあまりありません(絶対にないということではないですよ)。

ご覧のチルトラッチは、新築から20年近く経ったサッシの部品ですが、全く同じデザインの新品を調達することが出来ました。

このようにサッシ・メーカーは、サッシに付属するパーツを汎用の部品メーカーから調達して取り付けることが多い為、サッシ自体が入手出来なくなっても、その部品だけを探して取り寄せることは可能なのです。

当然、そういう様々な部品を取り寄せるルートや、どこのメーカーならどういった部品が手に入るかということを熟知していなければ手の打ちようがありません。

また、新しく調達する部品が、古い部品と全く同じものかどうか詳細寸法や微妙なデザインの違いがないか確認しなければなりません。こんな小さな部品でも、そういった意味では手間を掛けて探さなければなりませんから、それなりの調達費が掛かってしまうのは仕方ないのです。

そういうことをご理解頂けるのであれば、私たちは出来る限りのサポートをお客様にして差し上げたいと考えます。勿論、サッシ部品だけでなく、ドアや水栓金具といったパーツでも私たちならおおよそ取り寄せられると思います。

<関連記事>: 黄ばんできたら、そろそろ交換 (2019年3月8日)

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和室を使ってますか?

リフォームする和室

今回、知り合いの紹介で大手住宅メーカーが建てた国産住宅のリフォームを相談頂きました。

築10年ということですからまだまだ新しい住宅ですが、飼っている猫などが傷めた和室の内装等をきれいにしたいとのこと。

障子紙なども破れて、結構傷ついている感じですが、床柱なども拘ったものが使われているようです。

私たち ホームメイドは、輸入住宅専門のビルダーですが、元々お寺さんを手掛けるような工務店で仕事をしていたこともあり、和室の施工は得意な方です。ただ、このお客様はこのスペースをトレーニング・ルームに改修したいということで、洋間への変更を希望されています。

新築当初は、客間であったりご両親が泊まりにきたりした時の為に1部屋和室を作っておこうというケースが多いのですが、洋風な生活スタイルに慣れた日本人にとって、畳敷きの部屋は使い勝手があまりよくない存在になってきています。

それは、かしこまったお客様が家に訪れる機会が少なく、来客をリビングに通してしまうケースが増えていることや、歳を取った両親も布団を上げ下ろしするような生活が負担になることも和室の使い勝手を悪くする原因です。

イグサやヒノキの香りのする和室の雰囲気は、気持ちを落ち着かせるという点では好きなのですが、しばしばそこが物置部屋になってしまっている状況を見ると、寂しいものがありますね。

何れにしても、大手メーカーの和室は、欄間や鴨居などの梁も構造的に強度の必要がない飾りものであることが多いので、比較的簡単に洋間に改修することは可能です。

今回私たちは、床の間や仏間、押し入れが並んだ壁に部分をクローゼットに変更して、全面鏡となるように輸入のミラードアを物入の折れ戸に使いたいと考えています。

そうすれば、鏡を見ながらトレーニングをするジムのような雰囲気になるでしょうし、個室として使う時には姿見として効果を発揮するはずです。

出来るだけお金を掛けず、可もなく不可もない普通の部屋にするというやり方もありますが、リフォームをするなら何かスパイスを加えることが家づくりには大切なことではないでしょうか。

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強い洗剤は使わない

破断した輸入排水ドレン管

15年前に施工された洗面の輸入水栓に付属していた排水ドレン管が、破断したので修理をしたいというご相談を頂きました。

ご覧のように銅の合金で出来た排水管が、途中で真っ二つに割れているようです。

昔修理をしたのか、コーキングのような白い接着剤が破断面に付いていますが、お客様が誤ってそこを触ってしまったとのこと。

何故このように破断してしまったのかは、頂いた写真だけでははっきりしませんが、よくあるのが強い洗剤での腐食です。日本では髪の毛をも溶かしてしまうような排水管の洗浄剤が市販されていますが、こうした化学物質が排水管の金属を腐食させ、管を欠損させてしまうことがあるようです。

こういったトラブルを避ける為には、人にも自然にも優しい石鹸や洗剤を使って、あまり配管に負担を掛けないようにしたいものです。輸入住宅で美しい輸入の水栓金具をお使いの方は、是非注意をしてお使い下さいね。

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