お知らせ : ページ 45

これも種類が多いんですよねぇ

ローウェン社掃出しサッシ用網戸の取っ手

先日、輸入サッシの網戸に付いている戸車(ローラー)について書かせて頂きましたが、今回は網戸の取っ手(把手)です。

単に網戸を開閉する為に使う持ち手の場合もあれば、簡単なロックが内蔵されていて、外からは開けられないという取っ手もあります。

写真のものは、カナダ ローウェン(Loewen)社の掃出しサッシに使われているものですが、室内側のものは屋外側よりも大きくなっています。その大きめのハンドルの中央には、上下にスライドするロック・タブが付いていて、これで鍵を掛けることが出来るのです。

ただ、これもプラスチックで出来ていますから、そのうち劣化して割れたり欠損したりしてしまいます。ですから、15年くらいしたら状況をチェックして、悪くなっていたらスクリーンと一緒に交換した方がいいでしょう。

網戸の取っ手は、窓メーカーによって多種多様。サイズや形状の他に機能も違うことがありますから、皆さんの網戸に合ったものを探さなくてはいけません。また、昔と形状が若干変わっているというものもありますから、輸入部品を調達するプロに相談して頂くことをお勧めします。

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輸入網戸の戸車

ローウェンの掃出しサッシ用網戸の戸車

国産でも輸入でも掃出しサッシに付いている大きな網戸には、レールを走らせる為の戸車と呼ばれるローラー部品が付いています。

掃出しサッシのドアほど重量はありませんから、この戸車が傷むということは少ないですが、一番外側に付けられているという点ではゴミの付着や劣化の問題があるようにも思います。

今回調達したのは、ローウェン(Loewen)社のスライディング・パティオドアの網戸に装着された戸車です。

これが、上下に2個ずつで合計4個。バネが内蔵されていて、窓枠のレールに密着するように作られていますから、網戸を持ち上げただけでは外れないようになっています。

ローラーは、ナイロンの樹脂で出来ていて、網戸を左右に開閉する時ソフトでスムースな動きをするようになっています。確かに耐久性という点では、金属製のものの方が上という意見もあるでしょうが、通常は網戸の枠に隠れて見えない戸車ですから、紫外線や雨による劣化も少ないはずです。

逆に金属で出来ている方が、錆などの問題が発生しますから、ナイロン製にはメリットもある気がします。最近、網戸がスムースに開かないと感じていらっしゃる皆さん。一度戸車を点検・交換してみては如何でしょうか?

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お金が掛かってますが・・・

コルビー&コルビーのケースメントサッシ

こちらは、高級輸入サッシ コルビー アンド コルビー(Kolbe & Kolbe、K & K)のステンドグラス入りケースメント(縦辷り窓)です。

ペアガラスの中に金モールのステンドグラスが入れられていますから、20年前の当時は相当凝った造りの輸入住宅だったろうと思います。

ただ、当時新築したビルダーは既になく、窓もずっと閉めっ放しという状態だったのか、メンテナンスらしいメンテナンスは全くされていない感じがします。

そういう状況ですから、屋外側のアルミ枠とペアガラスとの間から雨水が入り込んで、室内側の建具木枠を腐らせてしまいました。また、木枠を伝ってペアガラスの内部にも水や湿気が入ってしまい、ステンドグラスを曇らせてしまっています。

コルビー アンド コルビーというサッシ・メーカーは、名前を変えて今でもサッシを作っているようですが、古いサッシの交換建具を製作してくれるかどうかは直接聞いてみないと分かりません。また、お願い出来るにしても、納期や金額はそれなりになってしまいます。

ですから、今回私たちは、ガラスはそのまま使わせて頂いて、木枠の一部のみを加工・製作して元の姿に戻す形を取るようにします。

当然、木部の防水塗装やガラスの周囲などの防水処理も取り換える前に作業を実施するつもりです。(既存の塗料は、内装用のニスで全く防水効果はありませんし、外回りも新築以来そのままの状態でした)

ただ、ペアガラスについては、そのうち交換するタイミングが来るでしょうから、その時は改めて建具をメーカーに再製作してもらうか、全く新しいアルミクラッド・サッシを窓枠ごと施工するか、どちらかやらざるを得ません。

その時期を少しでも遅らせる為に、不具合のない他のサッシについても防水塗装や防水処理をすべきだと思います。

<関連記事>: 加工の為に取り外しました (2019年4月12日)
<関連記事>: 冬の間に窓修理 (2019年11月27日)

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美しい輸入の排水ドレイン管

輸入洗面水栓の排水ドレイン

こちらは、輸入の洗面水栓金具に使う排水ドレインのセットです。

排水のポップアップ用のフタや棒、それを作動させる為の部品などいろいろ組み合わさって出来ています。

こうした部品は、銅や真鍮といった素材が使われていますから、金色にピカピカしていて美しいですよね。

洗面ボウルの下に隠してしまうのが、惜しくなるくらいです。

ただ、こうした美しい部材には、弱点があります。それは、強い洗剤に対しては金属が溶けてしまう恐れがあるということです。

ですから、そういうことを知らずにお使い頂いていると、管に穴が開いたり断裂したりすることがありますし、ポップアップの棒が欠損して排水のフタが動かなくなったりします。

そういう場合には、こうした排水ドレインのセットを調達して交換することとなりますが、なかなか国内では売られていないのが実情です。北米からの調達には少々時間とお金が掛かりますから、使う洗剤に気を付けて、万一水漏れの兆候があった時には早めに専門家に相談するようにしたいものです。

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これもなかなか手に入らない

ヴァイスロイ社掃出しサッシ用ロックレバー

最近、ヴァイスロイ(Viceroy)社の掃出しサッシのロックについて記事を書かせて頂きました。

会社がなくなり、ロックの金物部品も彼らから直接手に入れる方法がなくなってしまった昨今、部品を供給してくれる部品メーカーを探すのが生命線となりました。

今回、このヴァイスロイの掃出しサッシに使われるロックレバーを見付けることが出来ました。このロックレバーやハンドルセットも、あまり他の窓メーカーでは採用しておらず、なかなか調達するのが困難でした。

形は、丁度クリオネのようにヒラヒラが付いたような可愛らしいデザインになっています。

ヴァイスロイのサッシは、大手輸入住宅メーカーのセルコホームさんだけでなく、いろいろな工務店さんでも施工されていただけに、今後のメンテナンスが大きな問題になるかも知れません。そういう将来の修理・補修の為にも、何とか入手ルートを確保しなければなりませんね。

私たちは、ロックレバーだけでなくでなく、ハンドルセットといった部材も北米から調達可能ですが、部品メーカーからの供給がなくなる前に、必要な方は予備の購入をして下さい。

<関連記事>: ヴァイスロイはもうないかも・・・ (2019年2月22日)
<関連記事>: 同じものがなくても代替えは手に入るかも・・・ (2017年11月8日)
<関連記事>: 久しぶりの問い合わせです (2019年11月24日)

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今日も1件問い合わせがありました

ローラーピボット

こちらは、輸入住宅のクローゼット・ドアとして使われるバイフォールドドア(折れ戸)のパーツです。

折れ戸の上部に取り付けられていて、上枠レールの中をこのローラー部分が左右に走って、ドアを開け閉めするという仕組みです。

20年以上前の輸入住宅には、このローラー・ピボットが付いたバイフォールドドアが多く見受けられましたが、現在はあまりこのタイプの部品を見掛けなくなりました。

それが何故かはわかりませんが、このローラー部分が経年劣化で外れてなくなってしまう不具合が最近多く発生しているようです。

20年以上前に施工されたものですから、樹脂のローラーが劣化して破損するのは、当たり前と言えば当たり前です。(今は、ローラーがないピボットしか国内で施工されていません)

ただ、この部品は国内では手に入らない部品になっていますし、サイズや形状もいろいろあるので、それを見極めて海外で探すのは結構面倒な作業でもあります。

今日も1件電話があって、1個欲しいのだがいくらになるかという問い合わせでした。こんな小さな部品でも海外から取り寄せるとなると、調達には人手も掛かりますし、送料などの経費もバカになりません。

細かなパーツ類が欲しいという場合は、出来れば少し予備を一緒に購入頂いて、その分輸入経費を分散させる工夫をしないと、部品代より多額の経費を負担しなければなりません。輸入住宅に使われている膨大な輸入部品を、私たちが全て在庫することは現実的に不可能ですから、その点を考慮して修理計画を立てて下さい。

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普通は、シングルハングに付いています

キャラドンの引き違いサッシ用チルトラッチ

カナダ キャラドン(Caradon、CWD)社の引き違いサッシ(スライダー)に取付けられているチルトラッチが破損しています。

長年太陽の紫外線に曝されて、樹脂が劣化を起こした為に割れが発生したものと思われます。

取り敢えず、ラッチの爪はレールの溝に掛かった状態ですから、建具が外れることはなさそうですが、これ以上割れがひどくなると窓が外れてしまうかも知れません。

ここで使われているチルトラッチは、通常シングルハングと呼ばれる下窓だけが可動する上げ下げ窓に取り付けられているのですが、このメーカーでは上げ下げ窓を横倒しにして、そのままスライダーとして利用している感じです。

こういうことは、結構北米のサッシではよくあることのようで、ケースメント・サッシを横にしてオーニングに使ったりもします。ただ、雨仕舞等を考えると、やはりそれぞれの用途に合わせて窓を専用設計した方がいいようにも思います。

さて、キャラドンのサッシについてですが、既に何度か記事に書いた通り、会社自体は別のメーカーに吸収合併されてなくなっています。メーカーによっては、吸収合併したメーカーのサッシのアフターメンテナンスをきっちりやってくれる会社もあるのですが、このキャラドンについては何らサポートがありません。

ですから、私たちのような専門ビルダーが、部品メーカーを当たって適合するパーツを見付けるか、なければサッシごと交換するかを見極める必要があります。

ただ、そういう調査が出来ない普通のサッシ屋さんや工務店となると無碍に国産サッシへの変更を勧められるでしょうから、注意をしなければなりません。せっかくの輸入住宅ですから、部品交換等で出来るだけ補修を行って、長く維持をしていって欲しいものですね。

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古い輸入住宅のドア・ラッチ

クイックセット製ドライブイン・ラッチ

お客様から輸入住宅の室内ドアに取り付けられているドアレバーのラッチが欲しいという相談を頂きました。

20年近く前に建てられた輸入住宅のようですが、ドアレバーはクイックセット(Kwikset)のものが使われています。

クイックセットのものであれば、私共でもすぐに手に入るのですが、今の輸入ラッチはフェースプレートと呼ばれる金属の四角いプレートが、爪の頭に取り付けられています。

フェースプレートは、ラッチをドアに固定する為にあるものですが、古いドア・ラッチには丸いドライブイン・キャップというものが付いていて、これでラッチをドアに固定します。そういうラッチをドライブイン・ラッチと呼ぶのですが、この手軽な仕組みのラッチは現在国内では姿を消しているのが現状です。

今は、フェースプレート付きのラッチがどのメーカーでも一般的になっているのです。(国産は、フェースプレート付きのラッチしかありません)その理由は分かりませんが、これを今国内で販売しているのは私共くらいで、殆どないような気がします。

ラッチはドアの開け閉めには欠かせないものですし、頻繁に使いますから、消耗も激しい部品だと思います。ですから、万一に備えて、出来れば1~2本くらいは家に在庫として予備を調達しておくことが望まれます。

<関連記事>: デッドロックもドライブイン (2019年3月6日)
<関連記事>: 各社で違う輸入ドア・ラッチ (2014年10月15日)

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ヴァイスロイはもうないかも・・・

ヴァイスロイ社製掃出しサッシのロック

先日、お客様からヴァイスロイ(Viceroy)社の掃出しサッシのロックが破損したので、新しいものを手に入れたいと相談を頂きました。

ヴァイスロイの担当者とは、昔コイル・バランサーの調達で何度かやりとりをしたことがあります。

そこで、この件でもメールで部品が手に入るかどうかを問合せしたのですが、うんともすんとも返事がありません。

ちょっとおかしいと感じて、ヴァイスロイのサイトを検索した処、サイト自体が見当たりません。どういう状況なのか、他のサイト記事も検索してみたのですが、どうやら倒産してしまったらしいのです。

ヴァイスロイは、サッシだけでなく輸入住宅全体をキットとしてカナダや日本に販売していたのですが、彼ら独自のパーツを使った資材も多く、部品メーカーから直接購入するのが難しいこともあります。

そういう状況の中、この掃出しサッシのロックは、似たものこそあれ全く同じ形状の部品は見つかりません。

お客様に詳細を教えて頂き、ロックに於いて肝心な部位だけを調達して、そこに既存の付属パーツを組み付けて取り付けるという離れ業を提案することとしました。

勿論、それが出来るかどうかは、やってみないと分かりませんから、それを承知で挑戦してみるかどうかをお客様にお聞きしました。ダメ元でもいいからトライしたいという話になって、後日部品メーカーから取り寄せてみました。

それをお客様にお送りした処、見事部品を組み合わせて無事取り付けることが出来ました。やってみるものですねぇ~。全てがこんなにうまくいくとは限りませんが、諦めない気持ちが成功を導くのかも知れません。

<関連記事>: これもなかなか手に入らない (2019年2月26日)
<関連記事>: 同じものがなくても代替えは手に入るかも・・・ (2017年11月8日)

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ここまで錆びると動かないかなぁ~?

錆びた掃出しサッシの戸車

お客様からマーヴィン(Marvin)社製掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)と思われるドアの下に取り付けられた戸車の交換を相談頂きました。

早速、マーヴィンに問い合わせをした処、この戸車はマーヴィンのものではないという返事がありました。

つまりどこの輸入サッシのものか分からないという状態です。

ただ、今回もいつもと同様窓部品のメーカーに直接確認をしてみたら、同じ形状・同じサイズのものが見付かりました。それにしても、ここまで錆び付いてしまうと、いくら樹脂製の滑車でも動かなくなってしまうでしょうね。

輸入の掃出しサッシには重い強化ガラスがペアで取り付けられていますから、その重量も50kg以上はあると思います。それを支えるだけの強度が、この戸車には備わっているのですから、それは大したものだと思いますが、ドアを外してこの戸車を確認したお客様も大したものです。

屋外からの雨や風を受ける掃出しサッシ。動きが悪くなってきたと感じたら、15年程度で戸車のチェックをするといいかも知れませんね。

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