お知らせ : ページ 44

網戸の取っ手も割れてませんか?

ミルガード製掃出しサッシのロック受けと網戸

こちらは、ミルガード製掃出しサッシのロック受けと網戸の取っ手です。

ミルガード(Milgard)のロックは、ダブル・フックになっていて、鍵爪が2本上下に飛び出す構造になっています。

その為、ロックの受け金物には爪を引っ掛ける穴が2つ開いています。

1つのモーティスロックでも防犯性能が高いのに、2つ付いているロックケースは殆ど空き巣も開けられないと考えるべきでしょう。ただ、内側のロックレバーを解除さえすれば、簡単に侵入出来ますから安心は禁物ですよ。

また、いくら鍵が強固でも、鍵を閉め忘れれば何も意味はありませんから、ちゃんとロックを確かめて就寝するようにして下さい。

次に、輸入網戸の取っ手ですが、輸入サッシの殆どは樹脂製の取っ手が付けられています。比較的丈夫には作られていますが、太陽の強い紫外線には勝てません。

15年くらいすると、樹脂も脆くなって割れたり欠損したりしますから、こちらも悪くなったら交換するようにしたいものです。取っ手には簡単なロック機能が付いているものもありますから、これだけでも少し防犯性は高まるはずです。

あと、網戸の網は、市販のプラスチックのものではなく、輸入のグラスファイバー製のものを使いましょう。こちらは、プラスチックの3倍近く持ちますし、タバコの火でも破れません。

<関連記事>: 輸入サッシ、網戸の網の交換は10~15年 (2012年11月18日)
<関連記事>: これが、ダブル・フックの鍵です (2019年3月17日)

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レバーの交換だけでは伺いません

ミルガード社掃出しサッシのロックレバー

今日、愛知県稲沢市の輸入住宅で、掃出しサッシのメンテナンスを行ってきました。

ミルガード(Milgard)社のスライディング・パティオドアに付いているロックレバーが折れてしまい、鍵が出来ないということで交換作業をしてきました。

このロックレバーは、結構折れやすいという印象ですが、実際にはドアが微妙に傾いたりして、建て起こしのディメンションが狂ってしまう状況が生じたり、ロックラッチとロック受けの金物との位置関係がずれてしまっていたりして、ロックが掛からないようになっているのが原因です。

ロックが微妙に掛からない状況をレバーを強く操作することで何とかしようとしたことが、鋳物のレバーを折ってしまうことにつながったのです。

ですから、今回も単純にロックレバーを交換するだけでなく、ドアの建て起こしの状況やロックの掛かりの状況、ドアがスライドするレールの状況、ロックケース自体の調子といったことも全てチェックして動きがおかしい処は調整作業を行いました。

また、この掃出しサッシ以外にも気になる箇所があったようですから、そういった処も点検・メンテナンスを一緒に行いました。ロックレバーの交換だけならご自身でやれるかも知れませんが、その他のメンテナンスや点検まで行えるのがホームメイドです。

わざわざ遠くから出張費を掛けて来てもらうことを躊躇する方もいらっしゃいましが、新築から一度も点検を受けていない輸入住宅にお住まいであれば、こういう機会に家全般のチェックやアドバイスをしてもらえることは滅多にないチャンスかも知れません。

<関連記事>: これが、ダブル・フックの鍵です (2019年3月17日)

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浴室のサッシは、こまめに掃除

浴室のケースメント金物

こちらは、浴室のケースメント・サッシに取付けられていたオペレーター等の開閉金物です。

錆がひどく、クランクハンドルを回そうとしても固くて窓が開けられない状態でした。

一番の原因は、錆付いて両端や中央部が曲がったり欠損したりしているオペレーター・トラック(写真上)。こんな状態になると、オペレーター・アームの先がトラック・レールの中をスムースに走ることが出来なくなります。

また、もう一方のオペレーター・アームの先に付いた三角形のブラケットもアームとの接点が錆びて動かなくなっています。(あまりに錆がひどくて、ブラケットがアームから外れませんでした)

恐らくこの浴室窓も、殆ど開けていなかったのではないでしょうか。輸入サッシにはこうした開閉金物が必ず付いていますが、水分や湿気には然程強くありません。

ですから、浴室のように湯気が充満する場所では、使用後に窓を開けてサッシに水分や湿気が付かないように換気したり、時には雑巾で金物類を拭いてあげたりしないと、どんどん悪くなっていきます。

日頃の手入れを怠れば、どんないいものでもすぐに悪くなります。新築以来、サッシの手入れをしたことがないなんて人はいませんか?

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このチューブが、スパイラル・バランサー

古いスパイラルバランサー

先日、守山区の輸入住宅で取り外した12本のスパイラル・バランサー。(窓1ヶ所当たり左右に2本使いますから、窓6ヶ所分です)

錆びている訳でもなく、多少チューブの口の部分に汚れがあるものの劣化しているようには見えませんよね。

でも、チューブの中に入っているバネが劣化しているのか、螺旋状の棒の戻りが遅くなってきています。

また、螺旋状の棒に油が塗ってあるのですが、それに付着した汚れが螺旋の回転を悪くしている状況です。こうなると、窓の開閉が極端に重くなり、開けるのも閉めるのも相当な力が必要となりますから、女の人が持ち上げるのは至難の業。

ですから、そのうち窓を開けなくなり、バランサーにも汚れが蓄積してきますから、更に動きが悪くなります。このスパイラル・バランサーを交換しさえすれば、新築時のスムースな窓の動きが蘇りますから、騙されたと思ってご依頼下さい。そうすれば、早くやっておけばよかったと思うこと、間違いなしです。

<関連記事>: 交換前のスパイラル・バランサー (2019年3月4日)

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黄ばんできたら、そろそろ交換

シングルハングのチルトラッチの交換

先日、守山区でスパイラル・バランサーの交換作業を行った際に一緒に交換したチルトラッチがこちらです。

シングルハングのチルトラッチは、種類も豊富で少しでも取付け穴の位置が違うと、樹脂サッシでは取付けが難しくなってしまいますから、調達時には正確な寸法や形状のチェックは欠かせません。

そうやって調達した部品が見事に装着出来ると、本当に嬉しいものです。

ただ、今回は完全に破損してしまったチルトラッチしか交換せず、それ以外のものは破損が少しひどくなってから交換したいというご希望で、何もしないでそのままお使い頂くことになりました。

でも、ご覧の通り、すでに黄色く変色してきていますから、素材の劣化は相当進んでいると考えるべきでしょう。それ程高価な部品ではありませんから、出来れば一度にたくさん調達して送料などの経費を出来るだけ安く抑えることがいいように思います。

まあ、お客様の考えもあるでしょうから無理にお勧めはしませんが、直す必要が出そうな場所は早めに対処しておく方が、得な気がしますね。

<関連記事>: 20年前のものでも新品が手に入ります (2019年1月24日)

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値上げの春です

輸入資材カタログ

2月の終わり頃から、輸入資材を扱う輸入商社さんから相次いで輸入資材の値上げの案内が入り始めました。

輸入サッシのマーヴィンやシエラパシフィック(旧ハード)といったメジャーな窓メーカーだけでなく、シンプソンのドアやクイックセットのドアノブ等の金物も4月以降大幅に上がる見込みです。

これは、北米の海外メーカー自体が値上げするということもありますが、国内の販売コストの増加や宅配などの物流コストのアップも大きいかも知れません。

また、中国で生産して米国産として販売していたものが、トランプによる輸入関税の見直しなどで製品原価が上がってしまったという可能性も否めません。(アップルのiPhoneも中国製ですからね・・・)

恐らく今回の値上げは、数パーセントといった軽微なものではなく、何十パーセントものアップとなる可能性が高いですから、輸入商社を経由して購入していた住宅メーカーは、住宅価格やリフォーム費用に上乗せする以外に方法はありません。勿論、私たち ホームメイドでもその影響は少なからず受けるはずです。

このトレンドは、輸入住宅だけでなく、国産住宅でも同じように考えた方がよさそうです。それは、建材の多くを国外で製造して調達している為です。

何れにしても、家について新築・リフォーム、修理・メンテナンスを近々計画している皆さんは、出来るだけ早めに注文をしておいた方がいいかも知れませんよ。因みに、値上げ前に注文を受けた分については、納期が4月以降でもメーカーは提示した見積価格で販売してくれるのが一般的です。

今年の秋には消費税の10%へのアップも予定しているようですから、庶民にとっては辛い2019年になりそうです。

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デッドロックもドライブイン

ドライブイン・デッドボルト

ドアノブ(ドアレバー)用のラッチ(鍵爪)で、フェースプレートが頭に付いていないドライブイン・ラッチを以前ご紹介しました。

ただ、玄関ドアにはラッチだけでなく、鍵を掛ける為のデッドロック用デッドボルト(ラッチバー、かんぬき)も存在します。

つまり、デッドボルトにもドライブイン・タイプの金物があってもおかしくないと考える方もいらっしゃるでしょう。実際にアメリカのクイックセット(Kwikset)社では、写真のようなドライブイン・デッドボルトが作られています。

今の新築住宅でこのロック金物が使われることはないと思いますが、20年以上前の輸入住宅に取り付けられているケースは、結構多いかも知れません。

ドアノブのラッチが消耗品であるように、デッドロックのラッチバーもいつかは交換が必要になるものです。

私たちはこうした部品を北米から調達していますが、国内で普通に流通しているものではありませんから、付着したゴミや汚れを掃除したり潤滑剤を塗布したり、ドアの建て起こしを調整したりして、デッドボルトが破損しないようなケアを日頃からしておくことが大切です。

そうすれば、こうした金物は壊れることなく、長くお使い頂ける耐久消費財となってくれるように思います。勿論、壊れてしまった時は仕方ありませんから、防犯対策として早めに交換するようにして下さい。

<関連記事>: 古い輸入住宅のドア・ラッチ (2019年2月23日)

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窓のフレームよりも大きなピボットシュー

ピボットシューの交換

昨日、守山区でスパイラル・バランサーの交換作業を行ったと記事に書きましたが、その際に一緒に交換したピボットシューを取り外す様子がこちらです。

輸入樹脂サッシのフレームの中に、新しいピボットシューが装着されていますね。

また、取り外した古いピボットシューも一緒に写っています。

ご覧頂いたように、ピボットシューはフレームに明いたレール溝より幅が少々大きいのです。ですから、レール溝の幅を広げない限り、ピボットシューはその中へ入れることが出来ません。

特別に道具を用意していない修理業者さんにお願いすると、窓のフレームをカッターナイフのようなもので切って、溝の幅を広げます。一度切ったものは元には戻りませんから、窓の見た目はあまりよくありませんね。

ですから、私たちは以前も記事に書いたように、フレームを広げるフレーム・エキスパンダーという特殊工具を用いて、樹脂のフレームを一時的に広げます。塩化ビニールの樹脂は通常は硬いものですが、ゆっくり力を掛けると徐々に曲げられるだけの柔軟性があるのです。

勿論、広げ過ぎると割れたりしてしまいますから、そこは慎重に作業を行わなければなりません。窓フレームの中に新しいピボットシューを入れることが出来たら、後はゆっくりとフレームの幅を元に戻せば、交換完了です。

<関連記事>: スパイラルバランサーとピボットシュー、入荷 (2019年1月21日)

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交換前のスパイラル・バランサー

交換前のスパイラル・バランサー

こちらは、昨日修理作業を実施したメーカー不明の輸入樹脂サッシ。

下窓だけが可動するシングルハングという上げ下げ窓が、重くて窓が開けられなくなったということで、開閉を手助けするバランサー等の金物類を交換する作業でした。

写真は、下窓の建具を外して、バランサーやピボットシューを露出させた状態です。

こちらのバランサーは、スパイラル・バランサーと呼ばれるもので、金属製のチューブの中に螺旋状の長い棒が仕込まれていて、それが回転しながら上下することで窓の開閉を支えています。

この螺旋状の棒に錆やゴミなどが付着したり、内蔵されたバネが弱くなったりして、バランサーの動きが悪くなったのが、窓が開けづらくなった原因です。また、建具とバランサーとをつなぐピボットシューにも毛玉や油汚れなどが付いていましたから、こちらも交換することになりました。

ただ、このスパイラル・バランサーやピボットシューを交換する為には、特殊な工具が必要となります。ですから、こうしたバランサーを交換したいとお考えでしたら、専門知識や道具を備えたプロに相談すべきだと思います。

輸入住宅で15年近く経ったおうちは、あちこちメンテナンスが必要となりますから、家全体の点検・メンテナンスを行うことをお勧めします。

<関連記事>: 最近多いスパイラル・バランサーの相談 (2019年1月14日)
<関連記事>: 窓のフレームよりも大きなピボットシュー (2019年3月5日)

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ロックが壊れたまま放置してはいけませんよ

ミルガード製オーニング・サッシ用ロックレバーハンドル

こちらは、ミルガード(Milgard)社製オーニング・サッシのロック・レバーハンドルです。

このタイプのロック金物をオーニングやケースメントにお使いの古い輸入住宅ユーザーの方は結構多いようで、年に数回部品調達のお問い合わせを頂きます。

この部品は、硬い鋳物で出来ているのですが、窓がうまく閉まらなくなると、このレバーを無理に回そうとして、割れたり折れたりするトラブルが発生します。

勿論、経年劣化で金属疲労を起こしているということもあるでしょうが、輸入サッシの金物類は力を入れなくても簡単に操作出来なくてはいけないのです。力を入れて操作をしなければならない状態は、どこかに不具合が隠れていると考えるべきですから、その時は専門家に相談して見てもらうようにして下さい。

あと、このロックレバーは、右勝手と左勝手の2種類が存在します。オーダーする際は、どちらの勝手のものをいくつ欲しいかということを希望の色と一緒にご案内下さいね。

また、将来のメンテナンスの為に、予備として少し余分めに購入すると、いざ壊れたという時でも安心ですよ。だって、ロック部品が壊れたら、防犯上はちょっと困りものですから・・・。

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