お知らせ : ページ 40

ゴールデンウイーク、休業日のお知らせ

ホームメイド イラスト

5月1日(水)~5日(日)の間、手づくり輸入住宅のホームメイドは休業日となります。

ゴールデンウイーク前に建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方は、お早めに!

お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ。(お休みの期間中は留守電になりますので、上記ご相談・お問い合わせリンクよりご連絡下さい。業務再開後にお返事させて頂きます。)

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インシュレート製グライダーのガラス割れ

インシュレート製グライダーのガラス割れ

輸入住宅ブームの際に、お値打ちな割に性能がいいということで多くのおうちに採用されたインシュレート(Insulate)社の輸入サッシ。

今回、東京都八王子市のお客様から、どこの建築屋さんやサッシ屋さんに頼んでも修理を請け負ってくれないということで、私たち ホームメイドにご依頼を頂きました。

お客様では建具を外したり、ガラスのサイズを測ったりすることが難しいとのことで、私が現地に調査へ伺うことになりました。

2階にあるこの窓のペアガラスは外側のガラスが割れていて、一部三角形に割れた部分だけが外れてなくなっていました。この状態ではそのうち他のガラス片も外れて、1階の庭に落ちるとも限りませんから危険な状況です。

そこで今回私たちは粘着フィルムに少し柄が入ったものを名古屋から持って行って、ガラスのサイズを計測した際に外側のガラス全体に張ってきました。

こうしておけば、下に誰かがいても危なくないですし、新しいガラスを調達するまでの目隠しにもなります。勿論、窓を開け閉めしても、これ以上ガラスが外れて脱落することもありません。

ちょっとした気遣いですが、修理メンテナンスの際にはこうした仕事が大切だと思います。名古屋からは遠い場所での施工でしたが、私たちにしか出来ない仕事ですから、どこでも頑張って伺いますよぉ。

<関連記事>: 今回もきれいに納めました (2019年5月19日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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どんな仕事も準備が8割

マスキングしたアンダーセン社製パティオドア

昨日、アンダーセン(Andersen)社のパティオドアの交換をしたという記事を書かせて頂きましたが、取付け作業をする前に行った防水処理の様子をお見せします。

事務所前の駐車スペースに並べられた幅80cm 高さ2mのドア4枚。ドアを並べただけで、駐車スペースの半分は埋まってしまいました。

ドアが傷付かないように大きな段ボールのシートを敷いて、そこに寝かせたのですが、本当に重くて大きな輸入ドアです。まあ、強化ガラスのペアですから、そりゃ重いはずです。

さて、肝心の防水処理ですが、建具(障子)の枠とガラスとが接する部分にマスキングテープを張っているのが分かりますか。そして、建具枠と建具枠とのつなぎ目部分にも紫色のテーピングを張ってあります。

マスキングテープも安いものだとコーキングなどの防水剤や塗料がテープの下に入り込んでしまい、きれいに仕上げることが出来ません。また、テープを張っただけだと接着が弱いですから、後からちゃんと指で押さえてあげないといけません。

勿論、防水剤がしっかり載るように適度な隙間を明けなければいけないのですが、あまり幅広にすると見た目が悪くなりますから、張り方も気を遣うところです。こうした前準備に時間を掛けないと、せっかくの防水処理はうまく施工することが出来ません。

また、防水処理剤も屋外でも使えるタイプで、尚且つ防カビ性能があるものでないと雨風に長く耐えられないですから、やはり安ものは使えません。

もうした手間・暇を掛けた仕事は、施工が完了してしまえば、どこをどうしたか全く分からないくらいになってしまいますが、必ず性能や将来のトラブルに対して効いてくるはずですよ。

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外装の化粧板が剥がれました

アンダーセン4枚引き戸サッシ修理前後

昨日、アンダーセン(Andersen)社の4枚引き分けドア(掃出しサッシ)の交換修理を行いました。

両サイドの2枚がハメ殺しになっていて、中央の2枚のドアがそれぞれ左右に開けられるというタイプで、3.5m以上の開口幅となりますから、建物のドア開口に対する荷重は相当なものです。

ですから、開口の中央付近ではドア枠が下がってしまい、十分な高さが取れなくなっていて、ドアが開けにくい・閉めにくいという状態でした。

また、去年風が強かった台風によって、外装の白い化粧パネルが剥がれてしまい、建具(障子)の木がむき出しになってしまいました。恐らく、化粧板のつなぎ目といった場所から雨が侵入して、長い時間を掛けて接着剤を劣化させたのが原因ではないかと思います。

今回、これらの4枚の大きなドアを新しく調達し、内装の木の防水塗装やガラスの周囲を含めた外装の防水処理た上で、取付け工事を行いました。

メーカーではドアの高さを変えて出荷してくれるなんてことはしてくれませんから、現場でドア枠の高さに合わせてドアの上端をカットして高さを調整して取付けしましたが、ドアの重さが60㎏以上あったので結構大変な作業となりました。

でも、苦労の甲斐があって、ドアはスムースに動くようになりましたし、ご覧のように美しい白いパティオドアの姿が蘇りました。

最後にドア枠の歪みによって生じた隙間をコーキング剤等で埋めて、雨が隙間から入らないようにして完了しました。他にも鍵の調整などいろいろ工夫をしながら施工をしましたが、ここでは書き切れませんので、ご了承下さいませ。

<関連記事>: 只今、防水塗装中 (2019年3月31日)
<関連記事>: アンダーセン社フレンチドア・パネルの剥がれ (2019年7月11日)

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春になったら、窓を開けたい!

輸入網戸の張り替え作業

3月の終わり頃から、輸入サッシの網戸に関するご依頼がどんどん増えています。

網戸の網の張り替えや取っ手(持ち手)の交換も一度に十枚単位でお願いされることも多いですから、会社の倉庫は張り替えを待つ網戸で一杯。

また、網戸を窓から落としてしまったり、変形させてしまったりしたお客様や、樹脂製のコーナー材が劣化してフレームが外れてしまったという方もいらっしゃいます。

輸入サッシの網戸は、フレームの大きさや形状がいろいろあります。ですから、新しい網戸を作ると言っても、その前にどんなフレームが使われているか、どんな取っ手や固定金具が使われているかといったことを事前にチェックして、海外へ発注しなければなりません。

ですから、日本のサッシ屋さんに輸入の網戸の張り替えや製作をお願いしても、出来ませんと断られることがしばしばです。

皆さんのおうちも梅雨の時期になる前に、網戸のメンテナンスをしてみては如何でしょうか。勿論、ご自身で出来るという方は、必要な部材のみを調達して差し上げることも可能ですし、道具や技術がないという方なら最初からこちらで全部製作することも出来ますよ。

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半円ガラスも交換しました

大きな半円ガラスの交換風景

昨日、サミットのサッシにシエラ・パシフィックの建具を入れたという記事を書いた輸入住宅ですが、その窓の上にある半円窓(ハーフ・サークル・ウィンドウ)のペアガラスも交換しました。

このサッシのぺアガラスは、熱割れしたのか、外側のガラスに亀裂があり、ガラス内に雨水が入り込んで結露を起こす状態でした。

また、周囲のアルミ枠とガラスとの間に隙間があったのか、そこから雨が侵入しサッシの木枠を腐らせるというトラブルがありました。

以前にも雨漏れがあったようで、外側のガラスの周囲にはコーキングが施工されていましたが、十分でなかったか、コーキングが痩せてきたのか、雨の侵入は長い間続いていた感じです。

その影響もあったと思いますが、下にあった2連のダブルハングも建具の木腐れを起していたのかも知れません。今回、飾り格子入りの大きな半円ガラスをアメリカで作ってもらい、現場で差し替えるという作業を行いました。

こちらのおうちを造った住宅会社は既に廃業してしまい、メンテナンスをしてくれる業者さんがいない状況が長く続いたようですが、問題を認識した段階でどこかケアしてくれるパートナーを探す努力が必要です。

まあいいかと不具合に目を瞑ることだけは、絶対に避けるべきことですから、その点は皆さんも気を付けて頂きたいと思います。

<関連記事>: 半円ガラスの曇りは、ここが原因? (2019年4月25日)

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これは、画期的なニュースですよ

交換用のシエラ・パシフィック社ダブルハング建具

輸入住宅のおうちに取り付けられたサミット(Summit)社製のアルミクラッド木製サッシですが、雨仕舞が悪く建具(障子)の木枠が腐ってしまいました。

サミットという会社は、他社に吸収合併されて古いサッシのアフターサービスはありません。

通常であれば、新しい交換用の建具をメーカーに製作してもらい、それを窓枠に入れれば修理は完了しますが、メーカーがない以上窓枠ごとゴッソリ外して他社のサッシに交換するしか方法がありませんでした。

でも、シエラ・パシフィック(旧ハード)社では、一定の条件が合えば、既存の窓枠はそのままに建具とそれを支えるサイドジャムを新しいものに交換して元通りに戻すというリプレース・プログラムが最近提供されるようになりました。

今回、その第一号として、サミットの窓枠にシエラ・パシフィックの建具を挿入するという離れ業を行いました。私自身、これ程きれいに納まるとは思いませんでした。

塗装が剥げた既存の窓枠の中に、新しい建具が並んで装着されているのが分かりますでしょうか。今までは、窓枠と建具は同じ窓メーカーのものでなければ、建具を付けることは出来なかったのです。

雨漏れを起こす木製サッシは、日本全国の輸入住宅で見受けられます。また、サッシメーカーが分からなかったり、なくなってしまったりしたというお客様も多いでしょうから、これは画期的な朗報だと思います。

但し、このプログラムは、ダブルハングのサッシであること、サイドジャムの詳細寸法やサイドジャムを外した状態での窓枠の詳細寸法を確認出来ること、そしてそれがプログラムで提供される部材の寸法と合致することが要求されます。(意外と条件に合致する古いアルミクラッドサッシは、多いように感じています)

ですから、私たちも慎重に窓の各部の寸法を計測し、プログラムが適用出来ることを確信してから、部材の調達を行いました。

本当に出来るかどうか、多少不安にも思いましたが、実際に新しい交換用部材が到着し、それらに防水塗装や防水処理を施してから、今日このように取付けを完了出来ました。

勿論、外から見ても新築した時の様子と全く変わらぬデザインになっているはずです。この交換プログラムにはノウハウがありますから、今は私たちホームメイドででしか行う人はいませんが、今後こうした施工が普及していくようにしていきたいと考えています。

<関連記事>: 違うサッシメーカーの建具で窓を直す (2018年6月13日)
<関連記事>: 建具だけを他社製に! (2019年3月22日)

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バタフライクリップで網戸を固定

Almetco製網戸固定用バラフライクリップ

アルメトコ(Almetco)という窓メーカーは、もう既に存在していませんが、このサッシを使っている輸入住宅はまだまだ国内にたくさんあるようです。

そんな輸入住宅にお住まいのお客様から、網戸を固定する為の部品が欲しいとの相談を頂きました。

バタフライクリップと呼ばれる固定用部品ですが、丁度蝶々が羽根を広げたようなデザインをしている為、このような名前が付いています。

網戸を固定する方法はいくつもありますが、このパーツで固体するサッシはあまり多くありません。でも、このパーツで固定しなければならない網戸は、他の部品で固定することが出来ませんから、何とかして調達したいというのは人情です。

サッシ・メーカーはなくなりましたが、窓部品は部品メーカーから入手することが出来ますから、諦める必要はありません。ただ、窓部品の種類は膨大にありますから、ちゃんと部品を特定することが非常に重要になるのです。

寸法やデザインの他に、どこの窓メーカーのものかや製造時期を特定することも部品を見付ける術ですから、どうぞ出来るだけの情報提供をお願いします。

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お風呂場の木製サッシ

お風呂場のアンダーセン社ダブルハング

こちらの輸入住宅では、アンダーセン(Andersen)社のダブルハングを浴室の窓として長年使っていらっしゃいました。

お風呂を使った後、ちゃんと換気をして頂いていたのか、建具(障子)の木枠が腐ってしまうというトラブルはありませんが、ご覧のように塗装は剥げてカビや染みが全体的に見受けられます。

温かく湿気った空気や水分が多い浴室に木製サッシを使うということがよくないことは、誰の目からしても明らかなはずですが、古い輸入住宅ではこうした施工はよくあったようです。

木部の塗装も内装用のニスを塗ったり、シッケンズのような防腐塗料を塗ったりしたようですが、基本的にどれも防水性が長く持つものではありませんから、すぐに悪くなってしまいます。

今回は、劣化したバランサーを交換すると共に、建具の木枠の表面をサンドペーパーである程度きれいにしてから、パラペイントの白いティンバーケアで防水塗装をしてあげようと考えています。

ティンバーケアは、ナチュラルクリアのものもありますが、ここまで黒くなった木を元通りにするということは出来ませんから、敢えて白く塗装することで、清潔で爽やかな雰囲気を出そうと思います。

網戸も新しいものに交換する予定ですから、メンテナンス後は相当気持ちよくなるはずですよ。家づくりは、新築時の計画や施工も大切ですが、その後のケアはもっと大切です。

それを担うのはお客様自身であり、それをサポートしてくれる専門業者との二人三脚がなければ、長く快適に暮らしていくことが難しいですから、その覚悟と将来計画が必要とされます。

<関連記事>: 浴室の木製サッシを防水塗装 (2019年10月4日)

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ここにもロックがありますよ

輸入掃出しサッシのダブルロック

輸入住宅のサッシは、比較的セキュリティが高いと言われていますが、それを利用しなければ防犯性は発揮されません。

こちらの輸入樹脂サッシは、インシュレート(Insulate)社製と思われるスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)です。

輸入の掃出しサッシの場合、ロックはハンドルの中に内蔵されたものとなりますが、写真のように可動ドアのボトムエンドに隠すように付いているものがございます。

勿論、ハンドルにもロックレバーが付いていますから、これを利用すれば、ダブルロックとなる訳です。ただ、この機能を新築時に建築会社から説明を受けていないケースもあって、全然利用したことがないという人も少なからずいます。

上に飛び出している部分を下に押し下げてやれば、鍵が掛かります。鍵を解除する時は横の小さなボタンを押せばバーが上から飛び出します。

もし何の部品だろうと思いながら使っていないお客様がいたら、是非試してみて下さい。また、これとは形状が違うロック・パーツが付いていることもありますから、試しに触ってみることもいいかも知れません。

あと、このダブルロックの部品の奥には、ドアの高さを調整出来る部品も隠されています。変に触ってドアの建て起こしがおかしくなるといけませんから、素人があまり触らない方がいいかも知れませんが、高さ調整をすることで、ドアの開閉がスムースになることもあります。

最初は私共のような専門家に相談して、どのように調整するかやどこで正しい位置かを判断するのかといったことを教えてもらいながら、家のメンテナンスを覚えていくといいかも知れません。

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