お知らせ : ページ 39

ここまで教えてもらえると助かります

網戸フレームのサイズ確認

最近、輸入サッシの網戸を作り直したいという相談をいくつか頂いています。

網戸の張替えは、グラスファイバーのスクリーンと網押えのゴムがあれば、比較的簡単に取り換えることが出来ますが、網戸のフレームが曲がってしまったり、樹脂製のコーナー部品が劣化して欠損してしまったりした場合は、お客様ご自身で直すことは至難の業です。

また、輸入網戸のフレームはデザインや寸法が様々で、それに合致するものでなければ、サッシに取り付けることは出来ません。

そんな時、お客様から写真のようにフレームの詳細情報を教えて頂けると、調達すべきフレームやコーナー材を特定することが可能です。勿論、網戸全体の大きさや網戸をサッシに固定する為の部品や取っ手(把手)部品もお知らせ頂くことも必要です。

通常は、窓メーカーにお願いしてサッシに合った網戸を供給してもらうのですが、メーカーが不明だったり、既にメーカーがなく国内で手に入らないという場合でも、部品メーカーから全く同じ部材を調達して網戸を作ることが出来ますから、安心して下さい。

普通のサッシ屋さんでは輸入網戸を作ってもらうことは不可能ですから、まずは輸入住宅のプロに相談するようにしたいものです。

そして、網戸1枚分を輸入するのも十枚分を輸入するのも、輸入に掛かる費用は然程変わりません。そういう場合、出来るだけ一度にご注文頂く方が経費をお値打ちに出来ますよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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バネは、国産ガレージドアにも使われます

トーションスプリングが切れたパイプガレージシャッター

こちらは、とあるお客様から修理のご相談を頂いたガレージドア。

通常の輸入ドアのようなパネル・タイプではなく、細いパイプをすだれのように降して使う国産のパイプ・ガレージシャッターです。

今回の相談は、シャッターを引き上げるのに使うトーションスプリングと呼ばれる大きなバネが、断裂してしまったというものでした。

車を横並びに2台止められる幅の大きなガレージですから、それに使うトーションスプリングも2本必要となります。こういうトラブルの場合、2本のうち1本が切れた状態と思いますが、切れた1本だけを交換すればいいというものではありません。

切れていないもう1本も長い間酷使された状況ですから、金属疲労も切れたバネと同じように進んでいると考えるべきです。

金額を安くする為に1本だけを交換するという見積で提案してくる業者がいるかも知れませんが、それを有難がって依頼するような人は安物買いの銭失いです。

新しいバネと古いバネが混在すると、古いバネは伸びて弱っていますから、自ずと新しいバネへの負担が大きくなります。

古いバネは近いうちに断裂する可能性があるのは当然ですが、交換した新しいトーションスプリングも負担が大きかった分その寿命も短くなってしまいます。

交換するサイクルを長くしたいのであれば、2本あるスプリングを2本共一度に交換してこそ適切なガレージドアの修理と言えるのです。

ただ、トーションスプリングだけでなく、ドラムワイヤーや電動オープナーも定期的に交換・メンテナンスが必要ですから、点検でその時期が来ていると思われる場合は、同時に交換した方が費用を抑えることが出来るはずです。

急がば回れのことわざの如く、そこはプロと一緒に状況を確認しながら判断していくようにしたいものです。

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サッシによってマスキングも変わります

ペラ ウィンドウ製フレンチドアの防水工事

輸入サッシ、特にアルミクラッド等の木製サッシは、定期的な防水メンテナンスを行うことがサッシの寿命を長くする為には非常に重要な作業となります。

ただ、そういうことを認識している住宅メーカーやリフォーム業者、塗装業者は殆どおらず、足場を組む外壁塗装の際にサッシ自体への防水工事がなされないのは、致命的と言っても過言ではありません。

(サッシと外壁とが接するサッシの周囲をコーキング等で防水することは当たり前ですが、輸入サッシそのものを触ることは、知識がない為出来ないというのが実情です)

写真は先日四日市市で行ったアルミクラッド・サッシの防水処理ですが、ご覧の通り非常に細かくマスキング・テープを入雨がサッシの内部に侵入しないように下準備を行いました。

こちらは、ペラ(Pella)ウィンドウのフレンチドア(観音開きの2枚ドア)ですが、アルミの外装板がいくつもに分かれて装着されている為、弱点となるつなぎ目が多数存在します。

また、長年風雨に曝されてきた為、既に雨水がサッシ内に侵入しているらしく、木が膨張してつなぎ目が開いてきている状況です。

ですから、通常は水抜き箇所として敢えて防水処理しない場所も今回は雨水が逆に侵入する可能性があると判断し、防水工事を行うこととしました。

ここにカビ防止の特殊なコーキング剤を注入し、そこを指やヘラで押えることで、しっかり定着する状況を作ります。

特に指で押さえると、防水剤の入り具合が分かるので、ちょっと不足していると感じれば、そこに追加で防水剤を注入することが出来るという点で最適な気もしますが、防水剤が手に付くことを嫌がる職人も少なくありません。

どこまで真摯に作業を進めるかは、施工業者の責任感やその輸入サッシに対する経験や知識にも左右されます。そういう点では、誰でも出来る仕事ではないかも知れません。

それは、今回のサッシの防水工事で通常の輸入サッシと同じ作業では十分ではないと判断し、倍以上の手間や時間を掛けて施工を行ったという状況を見れば、お分かり頂けると思います。

(勿論、私たちの勝手な判断ですから、工事の金額の増額をお客様に追加でお願いすることはしませんでした)

高いか安いか、施工が丁寧かいい加減か、あなたは何で判断するでしょうか?私なら、経験や知識の豊富さが判断基準と考えます。

いくら丁寧でも間違った手順や場所を施工していれば意味はありませんし、安くてもちゃんとやってくれるだろうという過信は禁物です。

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新しいデザインの掃出しサッシ用ハンドル

アルメトコ製掃出しサッシ用ハンドルセット

アルメトコ(Almetco)の掃出しサッシに付いているハンドルロックを交換したいというご依頼を頂き、今回その交換パーツが入荷しました。

既に既存のハンドルは廃番となっているらしく、全く同じデザインのものは存在しないようですが、取り付け位置やロック金物の形状が同じタイプのものを見付けました。

お客様に新しいハンドルの寸法等を確認して頂き、取付けに問題がないかを見てもらいました。その後お客様からOKの返事を頂きましたので、取り寄せを行ったのがこの写真のハンドルセット。

少しデザインが異なりますが、あまり雰囲気を変えることなく、ハンドルの位置やロックの機能を適切に確保出来ていると思います。

モデルチェンジが多く、寸法もコロコロ変わる国産サッシに比べ、輸入サッシは代替可能な部材が多く使われています。ですから、今回のような10年以上前に施工された掃出しサッシでも、交換部品を入手することは不可能ではありません。

全く同じか、それに準ずる部品・部材を探すのは、少々手間が掛かり面倒な作業ではありますが、私たちがそういうことをやらなければ輸入住宅の文化を支えていくことは出来ません。

勿論、今回のようにうまくいかないケースもあるのですが、チャレンジこそ仕事に於いては大切なことではないでしょうか。

<関連記事>: 全く同じものはないですが、代替出来ます (2019年4月3日)

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ちゃんと話を聞いてくれればなぁ~

傷んだローウェンのケースメント建具

昨年の年末にローウェン(Loewen)のサッシをチェックする為に伺った三重県鈴鹿市の輸入住宅。

その時の写真がこちらですが、窓枠には雨染みがあるものの、建具(障子)自体は多少の木腐れや黒ずみだけという状態でした。

お客様やご依頼を頂いた施工会社の方には、このままだと木が腐って近い将来建具の交換が必要となるから、12月に足場を架けて外壁の塗り替えをする時には窓の外側の防水処理をして下さいとご案内しました。

それから5ヶ月後の昨日、ケースメント・サッシのオペレーターの交換や掃出しサッシの網戸の修理を行う為に再度現場へ伺いました。そして、作業を開始しようと窓を開けた瞬間、建具の下枠がボロボロと崩れて、たくさんの破片が1階へと落ちていきました。

いや~、これはオペレーターどころの騒ぎではないと思い、お客様や担当者の方をお呼びして、以前はこんな状態ではなかったのですが、こうなってしまったら建具を新しいものに交換する以外直す方法はありませんと申し上げました。

私は先回の調査の際にももし窓の防水処理をやる技術やノウハウがなければ、出張費は掛かりますが私たち施工することも出来ますよという話をしてありました。そういう私の忠告をきっと軽く思っていらしたのでしょうね。

こういう状況で、何故そうしなかったのかと問い質すようなことは致しませんでしたが、年末に私が話したことを今回十分理解して頂けたように思います。

アルミとガラスとの隙間から侵入した雨水は、木枠の中からじわじわ木を腐らせますから、それが木の表面に見えるようになった時には木枠の中は空洞化してしまい、金物類を留めたビスも浮いてきて固定出来ない状態になっています。

半年でここまでになってしまったということは、ある程度不具合が進んでいたとは思いますが、防水工事さえしてあれば、窓自体が外れそうになる程ひどいことにはならなかったかも知れません。

アルミクラッド等の輸入木製サッシをお使いの皆さんは、まだ大丈夫と根拠のない過信をせずに、どうぞ早めにプロへ修理を依頼して下さい。でないと、余分な費用がたくさん必要となりますから・・・。

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国産ゴムにはないサイズです

輸入網戸用ゴム

輸入住宅に使われている輸入サッシの網戸は、グラスファイバーで出来ているスクリーンが使われていますから、その寿命は15年程度と長く持ちます。

でも、何れ交換するタイミングが来ますから、いつも状況を確認しておくようにしたいものです。

網の交換をする際は、輸入のグラスファイバー製スクリーンの他にその網を網戸フレームに固定する為の網押さえのゴムや、それを装着する為のローラー工具やカッターナイフ、マイナスドライバーや先の尖ったキリなども必要です。

多くのものは、ホームセンターや金物屋さんなどで手に入るのですが、網戸によっては新しい網押さえのゴムがフレームにフィットしないことがあります。

通常、ホームセンターで売られているゴムは、中心が空洞になったものが並んでいますが、その直径は3.5mm、4.5mm、5.5mm一般的。輸入網戸で多く使うのは3.5mmなんですが、これだとフレームに明いている溝が大きくて網を十分押えられないように感じる場合があります。

そういう場合、その上の太さの4.5mmを使うことになりますが、これだと逆に溝が細すぎてなかなかうまく入らないなんてことも・・・。やっぱり、国産の網押さえと輸入のものは若干違うということですね。

そこで登場するのが、芯に空洞がなくウレタンが詰まった輸入のゴム。その直径は、約4mmということで、3.5mmと4.5mmの中間の太さになっています。

これを使うと輸入網戸にスクリーンがしっかり食い込んで、外れる心配がありません。ちょっとしたことですが、網戸の施工にはこうした気遣いが大切なんですねぇ。網押さえや取っ手も劣化する消耗品ですから、出来れば網と一緒に交換しましょう。

<関連記事>: 輸入サッシ、網戸の網の交換は10~15年 (2012年11月18日)

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Panasonic 「LPガス向け家庭用燃料電池 エネファーム」 点検&修理

2017/03~2019/02に製造したLPガス向け家庭用燃料電池エネファームの一部製品で、CO2削減量の計算に用いるCO2排出係数の単位に間違いがあったことから、リモコンのCO2削減量(木の本数、葉の枚数などに換算された値)が正しく表示されるよう無償で修理する。

この訂正はリモコンの表示、カタログなどのCO2削減量(所定の条件下で1.4トン/年ではなく、1.0トン/年)に関するものであり、製品の機能及び安全性、電気/ガス使用量、光熱費などに影響はない。(リコールプラス編集部 記事抜粋)

対象機種:FC-70GR1PZ、FC-70GR1PZ-M、FC-70GR1PJ-M、FC-70GR1PH、FC-70GR1PH-M

パナソニック社広報資料:お客様へお詫びとお知らせ (2019年4月22日)

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いよいよ羽根アリが飛び始めますよ

平成最後のサツキ

雨が降ったせいか、昨日うちの庭のサツキが開花しました。

爽やかで美しいお花ですが、この花とは関係なく毎年あることを思い出してしまいます。

そう、それがシロアリの活動(繁殖期)です。

毎年書かせて頂きますが、サツキが開花する時期にシロアリはコロニー(巣)を広げる為に無数の羽根アリがコロニーから飛び立っていきます。ですから、この時期はシロアリのコロニーを確認する絶好のチャンスでもあります。

その数は数千という膨大な量ですから、羽根アリを一匹や二匹見付けたと言って大騒ぎする必要はありません。数匹程度であれば、たまたま離れた場所からやってきた羽根アリであって、家の周囲に巣があると考える必要はないからです。

勿論、注意するに越したことはありませんから、家の基礎の周りや庭の朽ち木などにシロアリがいないか見て回るくらいやってみる価値はあります。

ただ、建物への侵入を試みているという気配がない場合、たとえそれが庭にあったとしても無暗に駆除する必要はありません。逆に、シロアリは土壌改良の一翼を担っている生物ですから、生態系の維持の為にうまく活用することが望まれます。

(まあ、それでも無数の羽根アリが庭を飛ぶのは気持ちのいいものではないでしょうから、巣を見付けたらその上に細かな網などを被せておくくらいのことはやるといいように思います)

何れにしても、基礎などの周辺から建物へシロアリが侵入してきているという場合は、局所的にそれを駆除する必要がありますから、シロアリや建築のプロに相談するようにして下さいね。

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半円ガラスの曇りは、ここが原因?

ハーフサークル窓の木枠の腐り

先日、半円窓(ハーフ・サークル・ウィンドウ)のペアガラスを交換したという記事を書かせて頂きました。

そのペアガラスを交換する前に、ガラス押えの木製ビードを外した様子がこちらです。

木製ビードも半分腐っていましたが、その下にある木の窓枠自体も全体的に雨水が入って損傷しているのが分かります。

私たちが修理をする前に、既にコーキングを使って補修した跡がありましたが、それが十分でなかったのか、屋外側のアルミ枠のカバーとペアガラスとの間に出来た隙間から雨が侵入して、それがガラスの下に溜まって徐々に窓枠を腐らせたという感じですね。

そうした水分が蒸発して上にあったペアガラス内に入り込んで、内部結露を起し、ガラスの中を曇らせたという訳です。損傷した窓枠は、半円窓の下にあったダブルハングの窓枠とも兼用していましたから、窓枠を新しいものに交換しないとちゃんとした修理は出来ません。

ですから、大工さんに木材を加工してもらい、窓枠とガラス押えを作ってもらいました。うちの大工さん曰く、「ここは、匠の技が必要」だったそうな。

ガラスを交換して表面的に直すというだけでなく、下地から修理した上で外側の窓周囲も防水処理をしましたから、これで将来雨漏れするリスクは相当減ったように思います。

見えない下地に不具合がある場合、それが顕在化した時には相当酷い状態になっているはずですから、木製サッシは常にチェックしておきたいものです。

<関連記事>: 半円ガラスも交換しました (2019年4月17日)

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こんなウェザーストリップもありますよ

ミルガードのウェザーストリップ

お客様からよく問い合わせを頂く輸入サッシ用のウェザーストリップ。

サッシの気密や防水性・防風性を上げる為の消耗部材ですが、自動車のドアの周囲にも気密パッキン材として付いていますよね。

今回ご相談頂いたものは写真右のものですが、少し古くなって潰れた形状になっているので分かりづらいかも知れませんが、芯材が入ったウレタンフォームの表面を塩化ビニールで覆ったような形をしています。

芯材の部分を窓枠や建具に付けられた溝に差し込んで固定させるというタイプのもので、厚みや柔軟性があるので隙間が空きにくい特徴があります。

こちらのものは、ミルガード(Milgard)のサッシに使われているということですが、同じミルガードでもサッシのタイプによって違うものが使われていますから、ご自宅の窓に付いているものを確認してから、何を調達すべきかを見極める必要があります。

こうしたウェザーストリップは、どの輸入サッシにも使われていますし、デザインも様々です。勿論、違うサッシメーカーの窓でも同じ部材が使われていることだってあるのです。

輸入の窓やドアに使われているウェザーストリップは柔軟性を確保する為に塩ビやウレタンが使われていることが多いですから、10~15年が耐用年数と考える必要があります。

家の気密や防水性を保つ為には必修のパーツですから、まあいいかと放置しないで、こまめにチェックして都度交換するようにしたいものです。

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