お知らせ : ページ 28

傷んだフレームも防水塗装します

アンダーセン社ダブルハング 建具防水塗装風景

昨日に引き続き、アンダーセン(Andersen)のダブルハングのメンテナンスの様子をご案内します。

不具合のあるバランサーを交換する際、建具(障子)を窓から外します。

お住まいの皆さんでは、まず建具を外すなんてことは殆どやったことがないと思いますが、長年風雨に曝され輸入サッシの建具の多くは傷んだり防水処理が劣化したりしています。

この機会を利用して、ペアガラスの周囲の防水や建具の塗装の劣化についてもメンテナンスを行います。

アンダーセンのダブルハングの外部は、木製の建具フレームの上に塗装をして仕上げるという仕様になっています。(ですから、アンダーセンのダブルハングはアルミクラッド・サッシではありません)

また、木製の建具枠にペアガラスを装着していますが、装着する為の樹脂製のガラス押えの隙間から雨が木部へ侵入するといったトラブルも多く発生しています。

ですから、木枠同士のつなぎ目やガラス押えの隙間、ペアガラスの周囲をコーキング等で全て防水処理します。勿論、その前に建具の外装木部をパラペイントのティンバーケアを使って、念入りに防水塗装を施します。(以前キシラデコールやノンロット、シッケンズなどの防水塗料も使いましたが、すぐに効果が薄れ役目を果たしてくれませんでした)

こうしてやることで、15~20年以上経ったアンダーセンのサッシももう15年は雨による腐食や劣化に耐えることが出来るようになります。

こうやってバランサーを交換出来る人も少ないですが、窓の防水施工を一緒に出来るという人は、国内では殆どいないかも知れませんね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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家中のバランサーを交換しました

アンダーセンのダブルハングのメンテナンス

こちらの写真は、アンダーセン(Andersen)のダブルハングに装着されているバランサーを交換している途中です。

どこの輸入サッシ・メーカーのダブルハングも同じですが、建具(障子)を窓から外さない限りバランサーを外すことは出来ません。

アンダーセンもご多分に漏れず、バランサーを外すまでに建具だけでなくサイドジャムやヘッドジャムも外さなければならないので、作業はなかなか大変です。

それでも、ルーティーンな作業であれば、慣れれば然程時間を掛けずに交換が出来るようになるのですが、いつもイレギュラーな問題が発生してそれを解決するのに更に時間を要します。

今回は、和室の窓上に鴨居が被っていて、それが邪魔してヘッドジャムが簡単に外れないという問題がありました。

また、バランサーに窓枠を組み上げた際の大きな釘が差さっていて、バランサーが外れないばかりか、釘が邪魔して新しいバランサーが装着出来ないという問題もありました。

そういうことに備えて特殊な工具をいろいろ用意していましたから、時間は掛かりましたが、問題をクリアして無事交換することが出来ました。いや~、世の中いろいろありますねぇ。

バランサーの交換を結構簡単に考えているお客様もいるようですが、適切な手順と道具を伴わないで作業をすると、薄い樹脂で出来たジャムを割ってしまったり、取付けビスを破損してしまったり、余分な費用と時間が掛かることもありますから、注意が必要です。

今回は、20個以上のバランサーを交換し、ペアガラスや建具枠の防水処理をするのに延べ3日を要しました。早い方だとは思いますが、人海戦術ですから本当に疲れます。

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ウェインダルトンの問い合わせも増えてますねぇ

ウェインダルトン製ガレージドア・モーター iDrive

こちらの写真は、ウェインダルトン(Wayne Dalton)社製ガレージドア・モーターのiDrive Pro。

通常のガレージ・オープナーの場合は、トーション・バーから離れた位置に設置するものなんですが、このiDrive Proはバーに直接セットする形で取り付けられています。

そういう点では、見た目もすっきりしていてスマートなんですが、内蔵されたギアに不具合があるのかモーターが空回りしてドアが上がりません。

このオープナーは、トルクマスター(Torque Master)と呼ばれるシリーズのものに取り付けられているのですが、重いドアを引き上げる為のバネ(トーションスプリング)がチューブの中に内蔵されている為見えません。

オープナー同様トーションスプリングもすっきりした見た目でスマートなんですが、バネが劣化して切れても分かりづらい為に不具合に気付かないケースも多いのです。(最近、ちょっと変だなとは思っているはずですが・・・)

そうなると、本来ドアを前後に移動させるだけの簡単な役目しかないオープナーに、重いドアを上げたり下げたりする役目を要求することになりますから、モーターやギアの部分に大きな負荷が掛かります。

恐らくそういったことで、このオープナーも不具合を起してしまったのだろうと思います。

不具合のあるオープナーを交換しなければなりませんが、この製品は現在国内では手に入りませんし、チューブスプリングも特殊です。(尚、ウェインダルトンを国内で販売している業者はありません)

ですから、私たちはこういうケースでは、通常のトーションスプリングとドライブ・レールの付いた電動オープナーへ変更・交換することをお勧めしています。

そうすれば、将来何かあった時でも調達がしやすくなりますし、時間や費用もセーブ出来るはずです。まあ、見た目のすっきりさはなくなるかも知れませんが、オーソドックスなものの方が長く使う上では安心感があるのではないでしょうか。

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ちゃんと開くようになりましたよ

バランサーを交換した輸入シングルハング・サッシ

こちらは、輸入のコンテナハウスに取り付けられたメーカー不明の樹脂製シングルハング・サッシ。

15年以上経っているおうちのようですが、窓を開閉する為のバランサーと呼ばれる金物が不具合を起してしまいました。

通常は吊っている糸が切れるという不具合が多いのですが、今回は内蔵されたバネが切れてしまいました。

恐らく室内の湿気が抜けにくい構造の家なんでしょうね。錆びが出なければ、バネは結構長持ちします。不思議なものでバランサーの調子が悪くなると、窓の開け閉めが極端に悪くなります。

だから、皆さん窓を開けなくなるんですけどね。今日、窓枠の左右に取り付けられた2本のバランサーを交換したんですが、ご覧の通りきれいに窓が開いています。

交換すると新築の時くらい軽く窓が開けられるようになりますから、多くのお客様がこんなに軽かったかしらとビックリされます。

この家には、他にもシングルハングがあるようですが、寿命は同じようにきていますから、早めに全部交換しておく方が無難です。

特にこちらのような賃貸物件だと、壊れた都度お邪魔していたら、お金も掛かるし入居者の方に迷惑がられますからね。

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気密パッキンは、消耗品

アンダーセン社グライダー副開閉側のウェザーストリップ

こちらは、アンダーセン(Andersen)社製グライダー(引き違いサッシ)副開閉側のウェザーストリップ。

コーナー部分にウレタンで出来た連結部材が入っているのですが、それが劣化して外れています。

また、建具(障子)の溝に差し込まれている部分が千切れて、ウェザーストリップが外れて浮いています。

こういう状態では、ウェザーストリップは気密材の役割を果たせなくなっていますから、交換しないといけません。こういう部材の多くは、塩化ビニール等の柔らかな樹脂で出来ていますから、10~15年程度で定期交換するのが普通です。

でも、日本のサッシではこうした気密材が使われていることが少ない為、交換するという習慣が日本人にはありません。ですから、古い輸入住宅ではこうした不具合がそのまま放置されて窓からぶら下がっているといった光景も見受けられます。

普通に暮らしている分には、気密や断熱性能が下がって省エネ性能が落ちるくらいのことですが、台風などの強い雨風の時は、少しの隙間から雨が室内に入ってくることがあるかも知れません。

家を長く使っていく為には、常に正常な状態に保っていくことが大切ですから、定期的にサッシのウェザーストリップも交換しておきたいものですね。

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外れてしまうアイアン門扉のレバーハンドル

外れてしまうアイアン門扉のレバーハンドル

こちらは、先日鍵の交換・修理を行った名古屋の輸入住宅のアイアン製門扉。

手づくりの門扉で重厚感もあり、なかなか美しいデザインです。

工場で修理した後、元の場所に取付けしたのですが、お客様からレバーハンドルの調子が悪いので見て欲しいと言われました。

確認してみると、ハンドルを鍵の心棒に固定する為のめくらネジがなくなっているではありませんか。小さなネジですから外れてなくなってしまったのかも知れません。

きっと長年使って錆びてくれば、ネジも穴から抜けなくなるのでしょうが、新しいうちは仕方ないのかも知れませんね。門扉の加工・修理をしてもらった私の知り合いにお願いして、めくらネジを再度入れて頂きました。

めくらネジは、門扉に限らず輸入住宅のドアノブ・ドアレバーにもよく使われますので、ドアレバーがガタついて緩いと感じたら六角レンチで締め直したり、めくらネジを新しいものと交換したりしたいものです。

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このロック金物は、販売されていません

破損した掃出しサッシ用ロック金物

こちらは、福岡のお客様からお問い合わせを頂いた掃出しサッシのロック金物です。

インデュアホームさんというビルダーさんが15年前に建てた輸入住宅だそうですが、今は輸入住宅をやっていない為対応出来ないとのこと。

そこで、何故か私たちをご紹介頂き、お客様から直接ご相談頂きました。この輸入サッシは、建てた際の記録がなく、サッシ・メーカーも分からないということで、部品メーカーに該当部品を当たるしか方法はありません。

写真を見た限りでは、以前ヴァイスロイ(Viceroy)社のスライディング・パティオドアのロック金物の不具合でご相談頂いたものに近い気もします。

ただ、これが例えヴァイスロイのものだとしても、ヴァイスロイ自体は既に会社はありませんから、そこから個々の部品を手に入れることは出来ません。

こちらのロック金物は、モーティスロックと呼ばれる防犯対策が強化されたタイプで、鍵爪のフック(ラッチ)が金属で覆われて奥まった場所にありますから、外からこの部分を壊してこじ開けることは不可能です。

また、フックの上にはカンヌキ(デッドロック・バー)が出てきますから、ドアをドア枠から外すことも出来ません。

逆に言えば、ロックしたままでこの鍵が壊れてしまえば、お客様自身でこの金物のロックを解除することはまず不可能となりますから、破損する前に新しいものに交換しておかなければなりません。

ただ、この四角い金属製フェースプレートが付いたロック金物は、現在北米のどこにも売っていません。ですから、この金物を更に分解して、内蔵された破損したパーツのみを取り出して、交換する必要があります。

勿論、新しく調達するロック金物にも外装パーツが装着されていますから、そちらも分解して必要な部分だけを入れ替えるという作業が余分に必要です。(似た部品ですが、全く同じではありませんから・・・)

ただ、私たちがヴァイスロイ用に調達したロック金物が、このサッシに適合するかどうかは、現物を照らし合わせなければはっきりしません。

そういうリスクを承知の上で、私たちから部材の調達をしてそれをご自身で加工・装着するというやり方を選ぶのか、遠く福岡まで私たちが出向いていって装着まで作業するのかは、お客様次第です。

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日頃の掃除は大切です

ベランダにあるアンダーセン社掃出しサッシの敷居

こちらは、2階のバルコニーに出る為のアンダーセン(Andersen)製のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)。

写真は、その敷居(ボトムレール)部分を撮ったものですが、室内側の木部に雨が入り込んだ時に出来た雨染みが写っています。

台風のような雨風が強い時に、レール部分に水が溜まってそれが敷居部分を越えて入り込んでくるということがありますが、それで出来たものだと思います。

一時的に雨が入っただけで、木部自体が腐ってきた訳ではありませんが、こういうことが何度も起きると木が腐食してきますから注意が必要です。

気密性が国産サッシに比べて高い輸入サッシでは、隙間が少ない分注射器の針先のように水が小さな隙間目掛けて勢いよく入り込んできます。

ですから、そうした雨を外に逃がすような排水口がサッシ枠に設けられているものもあるのですが、雨が逃げていく部分が砂やゴミや油汚れで塞がれてしまっていると、水は室内側へ向かうしか方法はありません。

写真をご覧頂くと、枠内のレールにそうした汚れがあるのが分かります。こうなる前に、普段からサッシの下端をハケで掃いたり掃除機で吸ったりしてきれいにしておくことは重要です。

また、排水口の中にもゴミが溜まっていないか確認して、必要あればブロワーか高圧洗浄機で穴を明けてやることもいいでしょう。

それでも雨風が強い場合は、排水口では処理しきれない状況になるかも知れません。その時は、レールの外側に雑巾や長細い布を敷いて雨風の勢いを弱めてあげましょう。

建物は自然の摂理に基づいて造られています。それを常に意識して不具合を未然に防ぐ方法を常に考えるようにしたいものです。その第一歩が、掃除や家の整理であることは忘れるべきでありません。

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雨漏れは、ここからかも・・・

屋根の軒や鼻隠しの割れ

台風10号は名古屋を直撃した訳ではありませんが、結構強い風や局所的な大雨は降ったようです。

そんな中、いくつかのお客様から部屋に雨漏れがしたという連絡を頂きました。

原因は、外壁や屋根の割れであったり、ベランダや雨樋からのオーバーフローであったり、サッシの周囲やサッシそのものからの雨漏れであったりと様々です。

強い雨風の際には、上からではなく下から吹き上げるような場合もありますから、今の建築技術では防ぐことが出来ない雨漏れも生じます。

(家は、基本上から降る雨に対して漏水してはクレームになりますが、下から入るような場合は雨漏れを想定していません)

写真は、屋根の軒付近ですが、屋根の鼻隠しにクラックが入っているのと、軒裏サイディングのつなぎ目の塗装や防水が切れてきているのが分かります。

鼻隠しは、軒樋や屋根材が少し被ってきているので、上からの雨や少々横から降る雨では雨漏れはしません。

当然、通気穴のある軒裏(軒下)も通常は雨が掛からないのですが、周囲に高い建物で囲まれているといった状況で、風が舞うような場所だと下から雨が入ってきます。

つなぎ目のコーキングや塗装は、10年程度で劣化してきますし、軒裏の外部通気の穴も大切な機能がありますから、塞ぐことは適当ではありません。

外装のメンテナンスは、放置せずに定期的に塗り直し等を行うことと、雨が入りそうな通気穴があれば一時的にビニール等でカバーすることを適宜考える必要があります。

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盆明け早々、ご苦労様です

シングルアームのケースメント・オペレーター

台風10号は、東海地方を直撃はしませんでしたが、雨漏れ等皆さんのおうちは大丈夫でしたでしょうか?

さて、こちらは、ミルガード(Milgard)製ボウウィンドウに取付けされる新品のケースメント・サッシ用のオペレーター。

今日から盆明けの仕事始めなんですが、出社早々こちらを宅配屋さんに配送頂きました。配送業者の皆さんは、きっとお盆休みもなくずっと稼働していらしたんでしょうね。頭が下がります。

まあ、そういう私も、5日あった休みのうち4日は猛暑の中の外仕事でしたから、ちょっとお疲れ気味なんですが・・・。

さて、写真のオペレーター本体は、シングルアーム・オペレーターと呼ばれるもので、長い腕パーツは1つしかありません。因みに、デュアルアーム・オペレーターという腕が2つあるタイプもありますよ。

シングルアームかデュアルアームかは、窓の大きさや重量、輸入サッシ・メーカーの考え方によって選択が違いますが、今回の樹脂製ケースメントは比較的小さくて軽い為、簡易なシングルアームを採用したんだと思います。

このオペレーターに限らず、サッシが左開きか右開きかによって、金物の左右の形状が逆になります。シングルアーム・オペレーターにも種類がたくさんありますが、種類が合っていても左右が違うと使い物になりませんから、注意が必要です。

細かな確認事項をチェックした上で、部品の調達をしていきますが、このチェックの時間や手間がバカになりません。これを怠れば、取付け時にパーツの交換が出来ないなんてことにもなりますから、私たちも気を遣います。

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