お知らせ : ページ 22

パティオドアの下枠は、雨漏れ注意

ウェンコ社ハメ殺しパティオドアの雨漏れ

こちらの写真は、ウェンコ(Wenco)社のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)に追加されたハメ殺しのサイドライト。

外から見ると3枚ドアの掃出しサッシに見えますが、南側に面した日当たりのいいバルコニーに設置されています。

日当たりがいいということは、逆に言えば台風の雨風が最も強く当たる場所と言っても過言ではありません。

そんな場所に雨仕舞があまりよくないウェンコの窓が取り付けられている訳ですから、何も対策を取らなければ雨漏れするのは必至です。

案の定、窓ガラスとアルミの下枠との間から雨が木製フレームに侵入し、中から木を腐らせていきました。中から腐っていきますから、それが人の目に触れるような状態になるまでにはその腐り方は相当なものになっています。

お客様ご自身も何とかしなければと考えて、養生用のビニールテープを外側や室内側に張って防水や枠補強をしたようですが、不十分な仕事では中に入った水が外に出にくくなるだけで、反って腐るのを助長させるだけでした。

どうにか腐った下枠だけを交換する方法はないかとも考えましたが、構造的に雨仕舞が悪い状況を変えることは出来ませんし、建具部分の枠だけでなく本体側の枠にも損傷がある状況ではサッシ自体を交換する以外に抜本的な対策はありません。

バルコニーは、雨や風が滞留しやすい場所ですから、防水がしっかりしたサッシを取り付けることが大切ですが、定期的に防水メンテナンスを実施することはもっと大事だと思います。

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外してみると、よく分かります

ウェンコ社ダブルハングサッシの修理

昨日・一昨日と横浜の輸入住宅でサミット(Summit)のサッシのメンテナンス及び調査に行っておりましたので、記事の投稿をサボっておりましたが、本日また再開致します。

こちらの写真は、ウェンコ(Wenco)社ダブルハング・サッシの建具(障子)が雨漏れで劣化した為、他社製建具に交換する際の調査のひとコマ。

建具を窓枠から外すと共に、窓枠の両サイドにあった樹脂製のジャムライナーを一旦撤去した状態です。こうすることで、木で出来た窓枠本体が露出しますから、その寸法を測定することで、そこに入る新しい建具やジャムライナーの寸法が決まるのです。

この状態の時に正確にサイズを計測しないと、せっかくオーダーメイドした建具類が窓枠に装着出来ないということになりますから、念には念を入れて何度もチェックします。

既存の木枠のコーナーには、雨で出来た染みが見受けられます。また、その部分は数日前に降った雨のせいか乾いておらず、雨が侵入していることも確認出来ました。

本来ここのコーナー部分には、薄いウレタンで出来た防水部材が装着されていなければならないのですが、劣化した為か既に存在していませんでした。それに取って代わるように、細かな砂やホコリがジャムの中に入り込んで、更に水が溜まってしまう環境を作っていました。

折角全部外して採寸調査を行うのですから、そうしたものを掃除して更にこの状態で少し放置して木を乾かすようにしました。

よくジャムライナーの下端であるコーナー部分に防水コーキングを塗っているおうちがあるのですが、そうしてしまうと上からジャムライナーの中に雨が入り込んでしまうと、下に落ちてきた雨が外へ出られなくなって中で木を腐らせることになります。

私たちが装着する防水ガスケットは、下端から侵入する雨をシャットアウトすると共に、上からの雨は外へと抜けるようにしますから、将来木が腐るリスクは少なくなります。

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神戸へ行ったついでにちょっと観光

メタセコイアの断面

神戸市にあるスウェーデン系輸入住宅へドアの修理調査及び調整に伺ったついでに、六甲山の森林植物園へ立ち寄らせて頂きました。

森林という名の通り、木ばっかりで花は殆どなく、杉や松の大木が散歩コースの両側に広がっているだけという場所でした。

でも、輸入の木造住宅を造っている私としては、いろいろな木を見るのは楽しみでもありますから、結構堪能させて頂きました。

そんな中、施設の展示スペースにあったセコイアオスギの切株を見付けましたので、ご覧下さい。セコイアオスギは、セコイアの一種で直径は5m以上、樹齢は何と2000年。

杉の仲間だそうですが、生きた化石と言われ、柔らかな杉とは違いメチャ堅い木なんです。で、この木が育ち始めた頃は、何とあのキリストさんが生まれた時だったそうで、人間の小ささを感じざるを得ませんでした。

これだけ大きな切株を見られるのは、きっと日本ではここだけでしょうから、是非お好きな方は見に行ってみて下さいな。神戸から有馬温泉へと続く有馬道を北進した途中にありますよ。

明日はまた、横浜へ窓のメンテナンス調査及び防水工事に出張します。それにしても、全国各地からお呼びが掛かりますねぇ(笑)

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やはり、サミットとウェンコは同じバランサーですね

サミット社のサッシ・バランサー

先日、建具枠が腐ったウェンコ(Wenco)のダブルハングについて、詳細寸法を測りに行ったという記事を書かせて頂きましたが、今回はサミット(Summit)社のダブルハングサッシです。

建具の下に僅かに部品の一部が覗いている感じでバランサーは見えなければならないのですが、ご覧のように窓枠の溝の中にバランサー・シューが完全に見えてしまっています。

こういう場合、バランサー・シューに何らかの不具合があって、うまく溝の中を走らなくなってしまっている状態です。

ですから、建具は重くて上げられなくなりますし、無理に上げても建具が下へ落ちてきてしまうといった状況となります。先日寸法チェックへ伺ったおうちでも、そういう状況がいくつか見受けられました。

また、サミットのサッシに入っているバランサー・シューとウェンコのサッシのバランサー・シューは形状からして同じものが入っているようです。

サミットとウェンコは、兄弟会社とでも言うべき窓メーカーでしたから、仕様部材も共通のものが多いという気がします。バランサー・シューは、何とか調達ルートを見付けたのですが、これに接続するスプリング部品がなかなか見付かりません。

現状、スプリングはまだ使える状態だと思うので、交換する必要はないかも知れませんが、将来的には交換が必要となる時期が来るでしょうから、バネ部品も調達ルートを見付けておきたい処です。

特に網入りガラスで重くなった建具が装着されている場合などは、バネが弱ってくるのも早いでしょうから、その点では早々に交換すべきかも知れません。それにしても、こんな小さな部品まで調達しようというのですから、ほんとマニアックな私です。

<関連記事>: ウェンコ(Wenco)のダブルハングも交換出来る (2019年10月20日)

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カギの解除をしてきました

Haboのロック金物

今日は、神戸のお客様からのご依頼で、スウェーデンのミュレシェフェンスター(Myresjö Fönster)社製テラスドアのロック金物のカギを解除してきました。

Haboという金物メーカーのマルチロックが使われているのですが、このメーカーは既になく、類似の製品を作っているスウェーデンのメーカーのものを調達することになるのですが、鍵爪のラッチが出たままになってドアが閉められないという状態でした。

そこで、ドアから金物類を外した処の写真がこちらです。ラッチ部分の金物については正常に機能していましたが、肝心のロックケース部分に不具合があることを確認しました。

ロックケースは分解出来ない構造になっている為、原因を探るのはなかなか難しかったのですが、鍵とラッチが連動しない不具合を見付けることが出来ました。

また、鍵爪が出たままになる状況についても、部品の操作によって何とか解除することも出来ました。この仕事に伺う前は、金物を破壊することも覚悟をしていましたが、そうすることなく目的を達成出来たのは、嬉しい限りです。

これから、不具合のある金物を交換すべく、互換性のある部材を調達する訳ですが、ここまでやれる業者さんが日本にいないのは寂しいですねぇ。

<関連記事>: スウェーデンの金物は、しっかりしている分厄介です (2019年10月14日)
<関連記事>: ミスしてまじで凹みました (2020年4月6日)

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特殊工具がないと外せない

モエン社製洗い場水栓の不具合パーツ

こちらの写真は、モエン(Moen)社のシャワー付き洗い場水栓に付いていたカートリッジバルブとその付属部品。

長年使っていた水栓金具のバルブの経年劣化によって、吐水口からお湯がポタポタ落ちるようになりました。

今回、不具合が想定される部品を調達して、交換工事に伺ってきたのですが、無事修理することが出来ました。

でも、ご覧のようにバルブだけでなく、周辺パーツも割れていたりしてバルブだけを調達していたら、修理は出来なかったと思います。また、このバルブを取り外す為には、特殊な専用工具も必要でした。

幸い長年の経験から、バルブ本体以外の部品や推奨されていた関連工具も必要かも知れないと思い、それらの材料も一緒に注文をしていました。

水栓金具は、様々なメーカーが様々な仕様の製品を作っていますから、いつも同じような部品や手順が通用するとは限りません。今回もそういった点では、普通の水道屋さんやリフォーム屋さん、住宅メーカーでは太刀打ち出来ない製品であったと思います。

キッチンや洗面、お風呂に付いている輸入の水栓金具をメンテナンスしたいけど、出来なくて困っていらっしゃる人はたくさんいると思います。全てが全て修理可能とは言えませんが、お困りの方は修理のお手伝いをさせて頂きますよ。

<関連記事>: ハンドルの調子が、少し変 (2019年3月16日)

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相当閉めづらかったでしょうね

ウェンコ社ダブルハングのクレセント・ロック

こちらの写真は、昨日に引き続きウェンコ(Wenco)社ダブルハングに装着されたロック金物(クレセント)です。

ご覧の通り、ガラスに金属の網が入ったサッシになっています。

これは、20年くらい前によくやったやり方で、建築基準法をクリアする為に防火地域用として網入りガラスをわざわざ北米の窓メーカーに頼んで入れて頂いたのです。(以前、ローウェンの窓でも同じトラブルを見たことがあります)

でも、網入りのペアガラスは、通常のガラスの倍近い重さがあって、1枚の木製建具(障子)は10kg近くになってしまいます。

こういう状況ですから、建具を開け閉めする際に重さを支えるバランサーの強度をアップさせなければならないのですが、アメリカではやらない特殊なオーダーだった為、ガラスを網入りにしただけでバランサーの強度はそのままというのが殆どです。

こちらのおうちの場合も、建具の重量があり過ぎて、窓を開けても徐々に下がってくるという状況が新築当時からあったようです。そんな状態で20年近く使っていたせいか、ロックする為の受け金物もご覧のように中央部が盛り上がるように曲がっています。

通常、こうした金物は堅い鉄の鋳物で出来ていますから、強い力が掛かると割れて破損するのが一般的ですが、上窓が徐々に下がってきてゆっくりと金物に力が掛かったせいで、曲がってしまったということだと思います。

防火地域の都市部で施工された輸入住宅では、こうした網入りのペアガラスを採用したおうちが多いでしょうから、同じような不具合を抱えている人は多いと思います。

強度の強いバランサーに交換したり、ロック金物を新しくしたりして正しい状態に戻してあげることで長く住み続けられるおうちにして頂けるはずですから、メンテナンスを計画してみては如何でしょうか?

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ウェンコ(Wenco)のダブルハングも交換出来る

ウェンコ社ダブルハングのバランサー

今日、建具(障子)の木部が腐ってしまったアルミクラッド・サッシを確認調査してきました。

雨仕舞があまりよくないウェンコのサッシですが、やはり東向きや南向きのサッシに損傷がありました。

ガラスとアルミの境目から雨が侵入して、建具の奥で木を腐らせたというよくあるパターンの原因でした。

ガラスの周囲には、ゴム製のウェザーストリップが付いているのですが、完璧なシールが出来ていないので、水が入ってしまうのは当然です。

ただ、ダブルハングのサッシだけは、シエラパシッフィックのアップグレードキットを流用して、建具を新しいものに交換することが可能です。

通常は、既存の窓枠にサッシ・メーカーが違う建具を入れるなんてことは問題外なんですが、アップグレードキットだけはそういう離れ業が可能です。

今回もそういう施工を行うことで、5ヶ所程の窓を修復する予定ですが、バランサーだけが劣化しているサッシについては、その周辺部品を交換することで修理をしたいと考えています。

写真は、樹脂製のサイドジャムに内蔵されていたバランサーの各部品を外してみた所です。こうした部品は、日本では手に入らないものですから、米国の部品メーカーに相談しながら、何とか調達をしていきたいと思います。

ウェンコのバランサーは、あまりアメリカでも一般的なものではない為、劣化した部品を調達するのは結構大変です。

<関連記事>: やはり、サミットとウェンコは同じバランサーですね (2019年10月25日)
<関連記事>: サミット社ダブルハングのバランサー (2019年10月31日)

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サミット(Summit)社製上げ下げ窓のバランサー

外れてしまった上げ下げ窓のバランサー

こちらの写真は、大手住宅メーカーのMホームさんが施工した輸入住宅の樹脂製シングルハング・サッシ。

ご覧の通り、窓枠の両サイドに付いていたバランサーの片方が、外れて下に落ちています。

これは、建具(障子)を持ち上げる為の糸が切れて、バランサーと建具との連携が取れなくなったことで起こります。

恐らくもう片方のバランサーはまだ生きていますから、建具を持ち上げようとしてもバランスが取れず、引っ掛かって窓が開けられない状態ではないでしょうか。

こうなってしまうと、必然的に開かずの窓となってしまい、修理が出来る業者が見付からないと長く放置されることもしばしばです。今回ご相談頂いたお客様は、他にも不具合のある窓があるとのことで、一度見に来て欲しいというご依頼でした。

遠距離であれば、メール等で写真をお送り頂きながら、調査を進めることが多いですが、比較的近い場所でしたら調査費等は掛かりますが現場にお邪魔させて頂く方が、お客様の手間や時間も少なくて済みます。

私たちにとっては簡単なことでも、修理に慣れていないお客様にとっては、ご自身でチェック頂くのは大変なことも多いですよね。

でも、そういうことを自分でやると、不具合の状況もよく分かりますし、原因や対策についての私の説明も理解が早くなると思います。これって、家づくりという点ではすごくいいことだと思いませんか?。

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なんか、やるせないよなぁ~

マーヴィンの木製飾り格子

以前、輸入住宅の中古物件について、売り出す前にメンテナンスをして欲しいという相談を頂いたことがありました。

その不動産屋さんから、別の物件で再度修理・メンテナンスをして欲しいというご依頼を頂き、岐阜まで行ってきました。

実はこのおうち、以前私たちが建築を手掛けさせて頂いた建物で、訳あってお客様が手放されたということが分かりました。

半年以上の歳月を掛けて、相当念入りに造らさせて頂いた気持ちのこもったおうちでしたから、それを知った時はショックでした。

手直しをすべき箇所がたくさんあるとのことでしたので、詳細を調査しに伺った訳ですが、外観的には昔と変わらない佇まいでした。室内は相当ものがあったようですが、私が伺った時にはきれいに片付けられて何もない状態でしたが、室内の破損や不具合は結構ありました。

まあ、それでも私たちが造ったおうちですから、全ての記録は残っていますから、メンテナンスに問題はありません。

でも、私たちは何世代にも亘って幸せに暮らしていけるようにと、思い入れを持って仕事をしましたから、そういう状況を作ってあげられなかったことは寂しい限りです。

きっといつかまた、お客様に幸せな日が訪れて素敵な家にまた住まわれることを祈っていますが、このおうちも次の持ち主に長く愛して頂けるようにしっかりと修理をしてあげたいと思います。縁あったこの家に、私が出来ることはそのくらいしかありませんから・・・。

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