お知らせ : ページ 20

古いですが、新しいメンテナンスカーです

新しい作業車

7月くらいに材料の運搬兼作業車として使っていたワンボックスのバンが、オーバーヒートして廃車になってしまいました。

トラックが1台あったものの、雨の時に材料や道具を載せて現場へ行くことが出来なかった為、昔親父が乗っていたライトバンを使っておりました。

燃費もよくて使い勝手もよかったのですが、掃出しサッシのドアのように長さが2mを超えるものを積載するには少々無理があったので、今までいい中古車がないかとずっと思っておりました。(新車で買えれば越したことはないのですが、そんな余裕もありません)

そんな時、オークションで近場の方が、このバンを出しているのを見てなかなかいいなと思い入札をしましたら、私共の処に来ることになりました。

実は、この型のバンは、以前廃車になったものと同一車種なんですが、道具や材料を荷台の下に整理する為の床下収納スペースを作る仕切り材を古いバンに設置してあったんです。

それを再度利用する為には、同じ型の車が必要ということで、まさに渡りに船といった状況でした。人ともそうですが、やはり物にもご縁というものがあるんですねぇ。

ETCやナビも付いていますし、取り外しが可能な後部座席もあります。また、冬用のスタッドレスタイヤもありますから、山奥のおうちや雪国、そして峠道でも修理メンテナンスにお伺いすることが可能です。

今度は壊さないように十分気を付けて、長く乗りたいと思います。(名義変更の手続きがありますから、実戦投入は少し先ですが・・・)

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割れたら、交換

ケースメントサッシ用クランクハンドルカバー

こちらの写真は、サミット(Summit)社製ケースメントサッシに取り付ける為に調達したクランクハンドルのカバーです。

このハンドルカバーは、20年近く前のケースメントサッシでよく使われた古いタイプのものですが、サミットだけでなく様々な窓メーカーで同じものが使われていました。

こちらは新品ですからきれいな状態ですが、薄いプラスチックで作られていますから、サッシを長く使っていると何某かの拍子でこれを割ってしまうこともしばしばあります。

割れたからと言って、窓を開閉出来なくなる訳ではありませんが、やはり見栄えがよくありません。ただ、こうした古いタイプのカバーは、一般のお客様が国内で手に入れることがなかなか難しいのが現状です。

色は白やブラウンといったものが標準的ではありますが、中にはゴールドのものなどが取り付けられているサッシがあったりして、そうした特別色であれば尚更探すのが厄介です。

私たちは、こうしたデザインのサッシ部品も手に入れられるように、調達ルートを確保していますから、長く困っていらした方は予備を含めていくつか手配をご依頼頂きたいと思います。

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塗装が剥げたグラスファイバー製サーマツルー玄関ドア

塗装が剥げたグラスファイバー製サーマツルー玄関ドア

こちらの写真は、サーマツルー(Therma-Tru)社の古いファイバグラス製輸入玄関ドア。

あまり定着がよくない塗料を使ったのか、塗装がべロベロ剥がれてきて、ベージュ色の無塗装の下地が見えています。

この表面には、型押しされた木目の模様が付けられていたと思いますが、そういった模様が薄っすらとしか見えませんから、もしかしたら以前塗装した時に、サンドペーパー等で表面を削ってしまっているかも知れません。

確かに塗装をする前には、古い塗料を落としてから新しい塗装を塗りますから、ある程度そうした作業は容認されるのですが、まずは塗料剥がしの液体を使って古い塗料が剥がれるかどうか、それが下地を傷めないかどうかをチェックする必要があります。

何れにしても、既に削れているようなら、それはそれで仕方ありません。木目を出すのが薄くなるかも知れませんが、グラスファイバー専用の塗料を使って丁寧に塗装をすれば、ある程度元には戻ってくれるような気がします。(木製の雰囲気が不要なら、真っ白な塗料等で塗り潰してしまえば簡単です)

ただ、こうした作業は慣れ(経験)が必要ですし、塗り方にもセンスが必要です。ですから、お客様自身で塗装する場合には、倍以上の時間と手間が掛かることを忘れてはいけません。

ただ、誰しも最初は素人です。根気や絵的なセンスのある人は、一度挑戦してみるのもいいかも知れません。もしうまく出来なければ、私たちのような専門家にやり直してもらえばいいのですから・・・。

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ハードのダブルハングを修理してきました

ハード製ダブルハングのバランサー・シュー

こちらの写真は、ハード(Hurd)製ダブルハングに取付けられていたバランサー・シューです。

窓の両袖に内蔵されているバランサーのバネをこの部品に引っ掛けて、建具(障子)に付けられたピボット・バーをこの部品の穴に差し込んで建具とバランサーを連結します。

つまり、これがなければ、バランサー・スプリングの力で建具を吊り上げることが出来ないという大切なパーツです。

ただ、この部品はご覧の通り、樹脂で出来ています。非常に丈夫に作られてはいますが、それでも15年も経つと厚みが薄い部分が劣化して割れるということがあります。

そうした不具合が、窓の両袖の片側であったとしても、片方のバネだけでは重い建具を持ち上げるような力はありません。

ですから、そこのサッシは開かずの窓と化してしまう訳ですが、通常不具合があるのはこのバランサー・シューだけで、バネに問題がないのが殆どです。(バネについては、既に窓メーカーからの供給がありませんから、代替えパーツを探しています)

今回も窓の両袖に付いている樹脂製のサイド・ジャムを取り外した後、そこに内蔵されたバランサーを引っ張り出してバランサー・シューを交換しました。(でも、この交換作業が結構大変なんですが・・・)

勿論、これで元通り窓の開閉がスムースに出来るようになりました。

ハードのダブルハングをお使いの皆さん、サッシが開けられなくなったとお困りでしたら、ちゃんと直りますから一度ご相談下さい。(他社のダブルハングでも基本的な構造は同じですから、不具合部品さえ交換すれば直せると思いますよ)

<関連記事>: 木製サッシにもバランサーは存在する (2019年6月24日)

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雨漏れでなく、屋根裏結露かも知れませんよ

下屋の換気

こちらの写真は、下屋の部分の屋根の一番高い場所です。

下屋とは、家の一部が平屋(1階建て)になっている屋根の部分を指します。

ここの下はキッチン空間になっていますが、随分前に雨が降った時、天井から水がポタポタ落ちてきたそうです。

それが数年前のことで、それ以来漏れるようなことは起きていないそうですが、今回屋根や外壁を塗り直しする際に家に不具合がないかチェックすることになりました。

雨漏れということなら、屋根に取り付けられたトップライト(天窓)や屋根材の割れや欠け、鈑金材の隙間といった場所から起きるものですが、屋根に上ってみた限りそういう不具合はないようです。

こういう場合考えられるのは、キッチンで炊事をした際に出る熱い水蒸気が屋根裏まで上がってそこで結露する状況です。

屋根は、冬場の夜には外気によって冷やされます。そこに温められた水蒸気が接すれば、そこで水に変化して天井の上に落ちてきます。

特にこちらは北側にある屋根ですから、強い風雨で雨が吹き上がってくるということはあまり考えられません。20年前の住宅の多くは、換気口を設けて屋根裏を換気(通気)させるということを考えていない施工がされています。

そういったおうちでは、天井が黒くなったり、照明の縁から水が落ちてきたりということが起きますから、雨漏れを疑うこととなります。

でも、よくチェックするとそれは小屋裏の結露の問題であることが多いですから、すぐに屋根の改修を検討することは必要ないかも知れませんよ。

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冬の北海道は、寒さが厳しい!

内部結露したミルガード社製樹脂サッシ

北海道のお客様からミルガード(Milgard)社製樹脂サッシについていくつかご相談を頂きました。

その一つが、ペアガラスの中に水分が入り込んで結露を起してしまっているということでした。

23年前に新築されたおうちですが、いくつかの輸入サッシでこうした現象が起きているようで、冬場に内外の温度差が大きくなると
それが顕著に現れます。

(本州でも冬場の内部結露は発生しますが、夏場にクーラーを使う時でも逆の方向で温度差が出ますので、同様の結露が起きるのです)

温度差がない状況になると結露がなくなるのですが、結露した際にカビや細菌、藻類が発生するとガラスが曇ってしまい、結露をしない状況になってもそれが取れることはありません。

こうした現象は、気密が完璧に維持されるように作られたペアガラスというものの構造的な宿命ですから、国産のサッシであってもそれを解決することは出来ません。

ペアガラスの中に空気を密閉して、それで断熱性を上げようという考え方を変えない限り、その不具合は起きてしまうのです。

勿論、それに代わるベターな方法は、現在考え出されていませんから、如何に雨が侵入しないように手入れをしていくかで対処する以外にはありません。

アルミクラッドの木製サッシは木枠が腐るから、腐らない素材の樹脂やアルミのサッシを使うという人が多いですが、ペアガラスのトラブルはどんなサッシでも起るのです。

普通サッシは何もしなくても大丈夫なんて考えている皆さん、今のサッシは定期的に防水メンテナンスを実施しないとダメだということを忘れないで下さいね。

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年に一度は、網戸の掃除

ローウェン・サッシの網戸

こちらの写真は、ローウェン(Loewen)社製サッシの網戸です。

スクリーンもコーナー部分で破れがあるようですし、そこそこ劣化も進んでいます。

それ以上に問題なのは、プラスチックで出来たコーナー材。

黄ばんでいることからも分かる通り、素材そのものが経年劣化して、割れによってアルミフレームを支えることが出来なくなっています。また、網戸をサッシに固定する為の網戸ピンも、アルミに錆びが出ているのか、鉛色に変色しています。

こうなっているとピンの頭がフレームに引っ掛かるようになりますから、網戸ピンの動きが悪くなったり、全く動かなくなったりします。

全体的に劣化が進んだこの網戸は、劣化した部品を交換するしかありませんが、交換修理をすれば元の状態に戻ってくれます。

ただ、ここまで劣化していない網戸であれば、年に1回窓から外して網戸を丁寧に拭き掃除してやるだけで、その寿命を延ばすことは可能です。

夏場は虫が家の中に入ると嫌でしょうから、虫がいなくなる冬の時期に網戸を外して掃除をしてみては如何でしょうか。風雨に曝されて汚れた網戸を掃除すれば、今まで頑張ってくれた網戸に感謝する気持ちになると思いますよ。

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最近、サミット・サッシの問い合わせが多いですね

サミット社のスライディング・パティオドア

こちらの写真は、サミット(Summit)社のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のハンドル・ロックと網戸です。

古くなった為、グラスファイバー製の網戸のスクリーンも破れ、黒い取っ手のタブも外れ掛かっています。

また、お客様曰く、建具に内蔵されているロックケースの調子も悪いそうで、いくつか調達して万一に備えたいとのことでした。

サミットのサッシについては、名古屋市や横浜市、豊明市にお住まいのお客様から修理のご相談を最近立て続けに受けております。

丁度、サミットのサッシが日本にたくさん入ってきた時期に建てたお客様が、一斉にメンテナンスの時期を迎えたということかも知れません。

サミットは、写真のような樹脂製のサッシだけでなく、アルミクラッドの木製サッシも製造していましたので、部材のバリエーションも他社よりたくさんですから、代替品を探すのも少々大変です。

今回ご相談頂いたロックケースや網戸のスクリーン、取っ手、網押さえのゴムといった部材は、全て調達が可能でした。今はなくなってしまった窓メーカーではありますが、部材さえ手に入れることが出来れば、まだまだ長く輸入住宅で暮らして頂けるものと思います。

その為にも出来るだけ長くそしてしっかりと、私たちは会社を続けていかなければなりません。

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網だけでなく、取っ手も交換

輸入網戸の取っ手

輸入サッシのグラスファイバー製スクリーンは、丈夫で長持ち。

とは言え、15年くらい経ったものは、白く劣化してきて指先で押すと破れてきます。

グラスファイバーの網を交換する際、網だけを交換すれば元通りということはありません。

特に20年近く何もメンテナンスをしていない網戸は、網を装着する為の網押さえのゴムもそろそろ交換時期かも知れません。それと共に私共が気になるのは、網戸を脱着する時に持つ取っ手です。

亜鉛メッキでコーティングしてある金属製のものであれば、表面が少し白くなっている程度で交換の必要がないかも知れませんが、手を切りそうなくらいの薄板で出来ているので、あまり手触りはよくありません。

写真のようにプラスチックで出来ているものは、柔らかくて手触りもいいのですが、どうしても陽に当たって劣化して千切れてしまいます。

まあ、それでも15年以上使える訳ですから、それ程耐久性がない訳ではありませんが、その頃には修理をしてくれる建築会社がなくなっているなんてことはしばしばです。

小さくて然程高くない部品ですから、グラスファイバーの網や網押さえのゴムと一緒に、予備として少し多めに手に入れておきたいものですね。あと、網戸の四隅にある樹脂製のコーナー材も必要なら、調達して下さい。

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16年間、よく頑張りました

アメリカンスタンダードのセラミック・カートリッジ

こちらの写真は、昨日水栓金具から取り外したアメリカンスタンダードのセラミック・カートリッジ(止水バルブ)。

輸入のキッチンや洗面の水栓金具の中に内蔵されているものですが、ご覧のように、銅の金属は錆び付き、部品の下の取り付けられていた柔らかい樹脂で出来た緑色のリング・パッキンも劣化してなくなっています。

水漏れしたとは言え、蛇口からポタポタと落ちる程度ですから、開閉バルブのどこが悪くて不具合を起したのかは、はっきりとは分かりません。

新築から16年の長きに亘り、水道の水圧やお湯の熱にも耐えながら機能し続けてきたのですから、大したものです。こうしたバルブ部品は、半永久的とメーカーも言っていますが、やはり部品の劣化は必ず起こるものだと思います。

ですから、15~20年くらいして水漏れを起すようなら、こうした部品を交換するようにしたいものです。勿論、バルブ部品だけでなく、全体的に劣化が進んだような水栓金具であれば、水栓ごと交換して気分を一新するのもいいかも知れません。

北米製の輸入の水栓金具であれば、水漏れはこのカートリッジバルブを交換すれば、殆どの場合直るはずです。メーカー名、製品名や品番、施工時期を記録して、将来の交換に備えておくことも忘れないで下さいませ。

<関連記事>: 今朝も直してきましたよ (2019年11月9日)

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