お知らせ : ページ 16

外壁と一緒に玄関ドアも塗り直し

輸入玄関ドアの塗り直し

先日、屋根や外壁等の外装の塗替えをやったという記事を書かせて頂きましたが、その際に輸入の玄関ドアも塗り直しをしました。

カナダの輸入住宅ですので、トリムライト(Trimlite)のドアだと思いますが、真っ白に塗装をし直すと金縁のステンドグラスとの相性もバッチリです。

長年の使用で傷や欠けなどもありましたが、パテなどできれいに整形した後、プライマーや上塗り塗料などで何度も塗り重ねましたから随分とよくなりました。

塗装は手間の掛かる仕事ですが、液だれの殆どないカナダのパラペイントでしたら、作業性も効率的です。新年を迎えて輸入の玄関ドアの塗装が気になるという方は、ご自身でパラペイントを塗ってみては如何でしょうか。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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ドア側に付けるウェザーストリップ

ローウェン製スライディング・パティオドアのハンドル側ウェザーストリップ

通常、スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のウェザーストリップ(気密パッキン)は、窓枠側に装着されるのが一般的です。

でも、ローウェン(Loewen)のものには、ドア側にも装着されています。

ウェザーストリップは、付ければ付けるだけ気密性・防水性・防風性が高まりますから、高級サッシのローウェンならではと言えるかも知れません。

ただ、塩ビ等の樹脂で出来たウェザーストリップは、10~15年程度で千切れたり破れたりする消耗品ですから、定期的に交換しないとその性能が十分に発揮出来なくなってしまいます。

つまり、至る処にウェザーストリップが付いていると、交換するにはその分手間も費用も掛かります。また、このおうちのように猫や犬などのペットがいると、どうしても爪で引っ掻いたりかじったりしますから、その寿命も自ずと短くなります。

そして、この写真に写っているロックセットも15年程度で交換すべき消耗品です。ロック・ラッチ(鍵爪)の出し入れがうまく出来なくなると、ロックが掛かり放しになったり、逆に鍵が全く掛からなくなったりします。

そうなると、ベランダへ出られず物を干せなくなったり、防犯性が怪しくなったりと、生活に支障をきたすこともありますから、ウェザーストリップと一緒にロックケースも交換するといいですね。

勿論、そうした部材を交換する際は、ドアの調整を一緒にお願いすることも忘れないで下さい。

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年末までに完了しました

パラペイントで塗装した外装

こちらの写真は、愛知県一宮市で外装の塗り替えを行った輸入住宅。

以前は、赤茶色の外壁だったのですが、今回はブルーグレーのすっきりしたデザインに変身しました。

ブルーグレーは、軒やサッシの白い色にもよく合いますねぇ。

屋根は分かりにくいと思いますが、黒っぽい感じのブラウン色。

下から見上げると殆ど屋根は見えませんし、日差しの反射もあってグレーっぽく見えるもの。ですから、あまり薄い色を選択するとどっしり感はなくなります。

逆に言えば、マリンハウスのような軽やかさが欲しいなら、白っぽい色の屋根もいいかも知れません。

欧米では屋根材を塗装するという習慣はありませんから、カラーベストの屋根を塗装するのは国産の屋根用塗料ですが、壁や軒はパラペイントで塗装しました。

高耐久で色彩の美しい100%アクリルの外装用パラペイントですから、欧米の輸入住宅らしさを演出するには持って来いですね。勿論、輸入サッシのペアガラスの防水工事も一緒にやりましたよ。

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特殊なミルガードのロックレバー

ミルガード製掃出しサッシ用ロックレバーの欠損

ミルガード(Milgard)の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)に使われているロックは、他社のロックに比べても非常に強固な防犯性を発揮します。

それは、鍵爪(ロックラッチ)が2ヶ所同時に動く為、ラッチを破壊してロックを解除するのがほぼ不可能だからです。

ただ、防犯性の高いロックでも、弱点は必ずあるものです。その1つが、このロックレバー。写真は、その先の部分が折れて欠損してしまっている様子です。

折れてなくなってしまった部分が、ロックケースに接続している所の為、なくなってしまうとロックの開閉が出来なくなります。また、レバーの部分が少し細い為に、レバーが途中で折れてしまうということもあるようです。

これは、この部品が鋳物で出来ている為、想定以上の強い力が掛かると曲がるのではなく折れてしまうのが原因です。

強い力でしかロックが出来ないというのは、普通の状態ではありません。長年の使用でサッシのロック位置が変化しているか、ドアの建て起こしが狂っているかによって、ロックが正常に引っ掛からなくなったのです。

それを理解した専門家が調整すれば、見違えるように軽く操作出来るようになりますが、それをしないで使い続けると金属疲労を起こして不具合が発生します。

輸入サッシは、出来れば10年に一度調整・メンテナンスをすると、何十年も調子よく使えることを覚えておいて下さいね。

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年末に間に合いました

千葉に出荷した樹脂サッシ

こちらの写真は、私たち ホームメイドからお送りした大きな樹脂サッシを千葉のお客様の家に取り付けて頂いている様子です。

この大きな半円窓が付いたコンビネーション・ウィンドウは、台風15号の際にガラスが割れて私共にご相談頂いたというサッシです。

既存のものは、インシュレート(Insulate)社の輸入サッシであったようですが、当初はどのメーカーのものかも分からず、大きさや納まりの問題からお客様は途方に暮れていらっしゃったようです。

半円窓のペアガラスを交換することで対処しようと考えていましたが、樹脂のフレームまで損傷していた為、これを諦め全交換を選択しました。

施工頂くのは地元の建築業者さんだったので、担当の方に既存の窓の詳細寸法を計測頂いて、それにピッタリのサイズでサッシを調達。

以前記事に書いた通り、12月の頭にガラスの防水処理を行った上で千葉に向けて出荷したものが、ようやく先日無事施工を完了したとのご案内を頂きました。

サッシを交換する場合は、構造や内外の仕上げ面を出来るだけ傷付けないようにする為に、既存の大きさと同じか僅かに小さめのサイズで新しいものを用意するのが鉄則です。

ただ、私が実際に現場を確認した訳ではない、遠隔操作の仕事ですから、うまく行くかどうかは現場の施工業者さん次第です。でも、こうやって年末までに完了したとのご案内を頂き、本当によかったと思います。

台風による被害は不幸な出来事ではありますが、こうしてご縁をつなげることが出来たのは、本当に素晴らしいことだと思います。今後も自然災害は多くなるとは思いますが、それに負けない気持ちがあれば、きっと明日へとつながるはずです。

<関連記事>: ようやくお届け出来ます (2019年12月5日)

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ベランダは、雨漏れ注意

ベランダ手摺からの雨漏れ

ベランダの下にリビングの天井がある家のデザインを、セットバックというふうに言います。

バルコニーの床に下が、すぐ室内の天井という形になりますから、雨漏れのリスクが高くなる可能性がある構造です。

一宮で外装の塗装工事をしている現場ですが、やはり天井が黒くなって雨水がポタポタ落ちてくるということがありました。

台風のような強い雨風の時だけなんですが、外壁やサッシの周囲などから雨が入った形跡もありません。どうしても入る場所が分からなかったのですが、ペンキ屋さんがとうとう見付けてくれました。

そこは、ベランダ手摺の柱材の付け根。柱材がビズ留めしてある部分をプラスチックのカバーで覆ってあったのですが、新築から20年近く経ってボロボロに外れてきていました。

もう劣化が酷くて使い物にならないだろうとカバーを外して、そこを防水材で埋めてから塗装をしたのがこの写真。

カバーを外した時に、その中には何も防水処理がされていない状態でしたので、雨が降った翌日に外壁のサイディングと基礎の立ち上がりとの境目から雨水が垂れてきていました。

恐らく外壁の中に通気層が作ってるのですが、そこを雨水が通って下へ落ちてきたのだと思いますが、風が強い時には水の道が違う方向に走って室内へと入ってきたというのが実情でしょう。

何れにしても、バルコニー付近は、雨漏れや内部結露を起す危険な場所ですから、構造や施工方法に注意が必要です。雨漏れは、塗装すれば直るというものではありませんよ。

<関連記事>: バルコニー笠木・手摺の防水処理 (2020年2月2日)

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本当は、こうなる前にやりたかった

ヴァイスロイ社ダブルハングサッシの防水工事

こちらの写真は、ヴァイスロイ(Viceroy)社のダブルハングサッシを外部側から防水処理を準備している様子です。

窓のペアガラスは、ガラス内の気密を保つ為に周囲をスペーサーで密閉しているのですが、経年劣化等で外の空気や湿気・雨が中に入り込むことがしばしばあります。

そうなると、金属やゴムで出来たスペーサーが劣化を起し、最悪ガラスが脱落するという場合が出てきますから、ガラスの交換が必要となります。

そうならないように、ガラスの外側を防水処理してメンテナンスを行うのですが、こちらのサッシはそれが間に合わなかったようです。既にペアガラス内には水滴が付着しており、こうなるとそれを外へ出す方法はありません。

スペーサーの錆びは、まだそれ程ではないようですが、何れ交換すべき状態となっています。幸いその他のサッシには、そういったトラブルは見つかりませんでしたので、今回の防水工事で対策は完了したと思います。

こうした防水処理は、基本ガラスの外側を施工しますから、2階の窓などは外部足場がないと作業が出来ません。勿論、サッシの建具(障子)が外せるタイプであれば、中から外して工事を行うことは可能ですが、取付け等の手間が結構掛かります。

また、ハメ殺しの窓やシングルハングの上窓(アッパーサッシュ)などは、建具部分を外すことは出来ませんから、外壁塗装の際などに外側から防水工事を行う以外方法はありません。

国産サッシのペアガラスには10年保証が付いていますが、それ以降は自己責任となりますから、新築から10年が経ったら窓ガラスの防水はやっておきたいものですね。

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古いタイプのドライブインラッチ

丸い頭のドライブインラッチ

こちらの写真は、20年以上前に施工されたと思われるクイックセット(Kwikset)のドアノブ用ドライブインラッチです。

鍵爪の部分が丸くなった形状で、そこには四角いフェースプレートは付いていません。

お客様からサイズ等の詳しい状況を記載した写真を頂きましたので、私共も非常に分かりやすく調達もスムースになります。

こちらのドアラッチは、クイックセットで現在入手可能な製品には付いてきませんから、国内で手に入れるのが難しい状況です。

でも、このタイプのラッチをお使いの輸入住宅は、日本に山ほどあるはずですから、欲しいという要望にお応え出来るように、入手ルートを確保しています。

多くの北米製品は、何十年経っても同じものか、互換出来るものを長く製造・供給するのが一般的です。調達先がなくてお困りの方は、諦めないで一度私たち ホームメイドに相談して下さいね。

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1軒分の網戸交換は、数日掛かります

ミルガード社製掃出しサッシの網戸

こちらの写真は、ミルガード(Milgard)社のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の網戸を張り替えている様子です。

これ以外に、掃出し用が3枚、腰窓用が13枚。これで家1軒分の網戸の量です。

お客様にはある程度余裕を見てお時間を頂いていたのですが、他の現場仕事をこなしながらとなりますから、全然時間が足りません。

そういう訳で、現場仕事をしない日を何日か決めて、その日に集中して網戸の張替えを行いました。それでも狭い事務所ですから、なかなか効率的に仕事が進まず、お客様のおうちに伺う前々日に仕事が完了した状況でした。

今日、他の作業をするついでにこれらの網戸も装着していったのですが、サッシの下がりや歪みもあって、現場でもそこそこ時間が掛かりました。

網戸が必要ない冬の時期に交換出来たことは幸いですが、いろいろなお客様から一度にご相談を頂くとなると、人海戦術の手作業ではハードなスケジュールとなってしまいますね。

輸入の網戸に装着するグラスファイバー製のスクリーンや網押さえの在庫もなくなってきましたから、そろそろ調達しなければいけません。年末の最後まで忙しいということは、本当に有難いことですね。

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ストレス・クラック

ガラスが割れたマーヴィン社ダブルハング

サッシのペアガラス(又はトリプルガラス)は、様々なストレスによって自然に割れてしまうことがあります。

これは、輸入サッシだから起きるとか、国産サッシなら起きないということではなく、どんなサッシであろうとも起きる可能性があるのです。

以前にも記事に書きましたが、その原因の一つは、熱割れです。室内と屋外との急激な温度変化、太陽光によるガラスの熱膨張、時にはガラスに微細な傷があることやガラスフィルムでもそういった熱割れを助長することがあるようです。

次に、建物そのものの重量がサッシの窓ガラスに与える影響です。建物は、常に重力によって下方向に力が掛かります。また、外壁に重いコンクリート・サイディングやタイルを張ることによって、更に荷重が建物に掛かってしまいます。

通常サッシと構造体との間には、僅かな遊びスペースが設けられているのですが、そのスペースが十分でなかったり、何かの影響で強い荷重がサッシに掛かるようになってしまうと、ガラスに強いストレスが掛かり割れてしまうというケースがあります。(最近窓が固くて開けられないというのは、要注意かも・・・?)

勿論、地震によって家やサッシに歪みが生じたり、石や鳥が当たってガラスに直接強い力が加わることも割れる原因ではありますが、外的要因ですから自然に起きることとは区別すべきかも知れません。

3番目は、ペアガラス内に封入されているアルゴンガスです。アルゴンガスは、ペアガラスの断熱性能をアップする効果を期待出来ますが、ガラスの分子よりも小さい為に徐々にガラスを透過して外へ抜けてしまいます。

そうなると、ペアガラスの中は気体がなくなっていきますから、気圧が徐々に下がっていきます。その圧力によって、ペアガラスが割れるということがあるのです。(輸入サッシ・メーカーによっては、アルゴンガスを入れなくなっている窓もあるようです)

最後に、断熱ガラスを間違った地域に設置するケースです。北米では、冬場の暖かい室内の熱を外に逃がさないようにする断熱ガラスを採用すべき地域と夏場の暑い外気を室内へ入れないようにする遮熱ガラスを採用すべき地域が分けられています。

そうしたことを無視して、間違った地域に間違ったガラスを採用した場合、ガラスにストレスが掛かって割れてしまうことがあります。(日本でも、北海道と沖縄では違う効果のペアガラスを採用すべきです)

こうしたことの多くは、住み手である皆さんでは対処の仕様がないことですが、ヒサシを設けて日差しを遮ったり、外壁などにレンガタイルなどの余分な負荷を掛けないように家づくりすることは可能です。

知って何もしないのは、知らないことと同じですから、皆さんのおうちでもチェックしてみては如何でしょうか。

ただ、家というものはいろいろな素材やデザインのメリット・デメリットが組み合わさって出来ています。一つの問題に対処したら別の問題が出てくるかも知れません。

何を優先すれば、どういうことが起るかも考えながら、専門家と一緒に大局的な家づくりを考えることを忘れてはいけません。

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