お知らせ : ページ 14

バネの劣化だけが原因か?

ガレージドア トーションスプリングの破損

こちらの写真は、スチール製ガレージドアに設置されたトーションスプリングが断裂した様子です。

ガレージドアの幅が4mもありますので、トーションスプリングは2本使われていますが、そのうちの1本が切れてしまいました。

ただ、切れていないもう1本も金属疲労を起こしていますから、こうした時は2本共交換する必要があります。

でないと、ドアを持ち上げるだけの十分な力を発揮出来ませんし、もう1本も近い将来切れる恐れがありますから、修理の手間代がもったいないです。

ガレージドアのバネ切れはよくあるトラブルですが、こういう時にバネだけを交換すれば直るということではないかも知れません。単純に劣化しただけというならいいのですが、バネに無理な力が掛かっていたり、ドアの左右のバランスが崩れていて、左右で力の掛かり方が異なっていたりということも考えられます。

ですから、私たちはバネを交換する際には、必ず事前調査を行ってドアの重量やシステム全体の状況をチェックするのが普通です。そこで発見された不具合については、部材を調達した上で、バネを交換する際に一緒に交換・修理を実施します。

そうすれば、ガレージドアの不具合による修理の頻度を下げることが出来ますから、長く正常にお使い頂けるようになると思います。

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これでまた、10~15年は使えます

輸入掃出しサッシの鍵のメンテナンス

昨日のブログ記事で、不具合のあった掃出しサッシのロックケース(ロックセット)等を交換したと書かせて頂きましたが、こちらが交換後の写真です。

樹脂製のドアフレームの中にロックケースを入れ込むタイプですが、金物類はピカピカになりました。

ただ、このロックケースは、交換しただけでちゃんと鍵が掛かるかどうかは、やってみないと分かりません。

ラッチの掛かりが甘くてドアが少しガタついたり、逆にラッチがタイト過ぎて、ストライクにうまく掛からなかったりすることもあります。そういう場合は、ラッチの出方を調整したり、ドア自体の水平・垂直を見直したり、ストライクの位置を変えてみたりする必要があります。

変にいろいろと触ってしまうと、鍵は掛からない、ドアが重い、ストライク自体がドアに干渉する、といったことが複数発生するなんてことにもなりますから、サッシ全体の状態を最初にチェックしてから、優先順位を付けて直していくことが大切です。

ただ、建物の構造的な問題によって、サッシが歪んでしまっているなどの原因の場合は、完璧な調整は難しいかも知れません。そんな時は、どこまでベターな状況に持っていけるかが、施工者の腕の見せどころとなります。ここで必要なのは、知識と経験、場数なのかも知れませんね。

<関連記事>: 鍵爪に異常が出たら、すぐに交換! (2020年1月25日)

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鍵爪に異常が出たら、すぐに交換!

取り外したロックケースとロックレバー

こちらの写真は、インシュレート(Insulate)社製と思われる掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)に付いていたロック部品。

お客様から「ロックレバーを上下に動かしても、ロックケースの鍵爪(ラッチ)が出たり出てこなかったりする」という相談があり、外してきたパーツです。

ロックレバーは白い塗装は剥げているものの不具合はまだ起きていませんが、ロックケースの方は内蔵されていた小さなバネ部品の一部が脱落して、鍵爪がバネの力で自動に戻らないといった状態でした。

ご覧のように、ロックケースは長年の使用で錆が酷くなっており、中にある細かな部品も相応の劣化をしているはずですから、寿命と言っても過言ではありません。

ラッチのアクションがおかしい程度であれば、交換しなくても何とか使えると考え、そのまま使い続ける人もいるようですが、単にそれは壊れるまでの猶予期間に過ぎません。

更に破損が進めば、ラッチがレバーと全く連動しなくなり、鍵が全く外れなくなったり、逆にロックが出来なくなったりしますから、防犯上や生活面で非常に厄介な状況となります。

インシュレートに限らず、輸入の掃出しサッシのロックパーツは、なかなか国内では手に入りにくい部品ですし、海外からの調達にも1~2週間程度は掛かってしまいますから、まだ大丈夫と高をくくらないで出来るだけ早急に交換手配をするようにしたいものです。

<関連記事>: スライディング・パティオドアのロックの破損 (2019年12月13日)
<関連記事>: これでまた、10~15年は使えます (2020年1月26日)

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気密スペーサーが機能していない

ウェンコ社のハーフサークル・ウィンドウ

こちらの写真は、ウェンコ(Wenco)社製サッシのハーフサークル・ウィンドウ。

飾り格子が入った半円の窓は、如何にも輸入住宅らしい外観をデザインするには持ってこいですよね。

ただ、ウェンコのサッシのいくつかには、防水不良やペアガラスの内部結露の問題が発生するといったものもあるようです。

今回のケースは、ペアガラスの気密・断熱を確保する為にガラスの周囲に取り付けられた気密スペーサーが外れてきているというトラブルです。

スペーサーは、ガラスとガラスの間に接着してペアガラスの中を密閉するという働きをするもので、それによって高い断熱性が保たれます。

スペーサーは、金属で出来たものや写真のようにゴム状になったものが存在しますが、このスペーサーは熱によって変形したのか、ペアガラス内の空気が負圧になってスペーサーを縮まられたのか、目に見える場所まで飛び出してきています。

こうなってしまうと、ペアガラスの中の気密は失われてしまいますから、ガラスの交換が必要です。

調査の必要はありますが、ウェンコのハーフサークルについてはペアガラス単体の交換が可能なように思います。(通常、アルミクラッドの多くのサッシは、建具ごとの交換が必要です)

ただ、サッシの木枠(押し縁)を外したり、交換後の防水処理をしっかりしなければなりませんから、慎重に作業を進める必要がありますね。

ペアガラスのサッシについては、必ずガラスの防水の問題が生じますから、10年に一度は家全体のサッシの防水処理を行いたいものです。

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ガラスが割れたハード社ハメ殺しサッシ

ガラスが割れたハード社ハメ殺しサッシ

こちらの写真は、ハード(Hurd)社のハメ殺し(ピクチャーユニット)サッシですが、ガラスの中央部から上下に放射線状に割れが入っています。

奈良県にあるお宅のようですが、外壁塗装の工事の最中に何かをガラスに当ててしまって割れたものだと思います。

こういう場合、ハードではガラスだけの交換は出来ませんから、建具ごと交換することとなります。

既存のサッシ寸法から、こちらのサッシの詳細は特定出来ると思いますので、メーカーに依頼して新しい建具を作ってもらうことは可能だと思います。

ただ、製作には注文から数ヶ月掛かってしまいますし、その間塗装用の足場をそのままにもしておけないでしょうから、建具を交換する際に再度足場を立ててもらわなければなりません。

また、この窓は吹き抜けの高い場所に設置されている為、内部足場も立てる必要があります。まあ、それでも交換が可能という状況であれば、不幸中の幸いだとは思いますが、出費としては大変かも知れません。

工事の際の破損ですから、塗装屋さんの保険で何とかなるでしょうが、奈良まで伺って防水を含めた施工を行わなければなりませんから、私たちとしては結構大変な仕事です。

それでもこんな仕事は、近くの工務店やサッシ屋さんではやってくれないでしょうから、頑張るしかないですね。

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こんなことって、普通ではあり得ない

ヴァイスロイ社ダブル・ケースメントサッシの左右オペレーター

こちらの写真は、ヴァイスロイ(Viceroy)社のダブル・ケースメント(2連の左右開き)に装着されていたオペレーター(開閉金物)を拡大した様子です。

普通隣り合っているケースメントサッシであれば、開き勝手の違いこそあれ、同じ仕様のオペレーターが装着されているはずです。

でも、先日外装のリフォーム工事をさせて頂いたお客様の窓では、ご覧のようにアームの大きさや形状が微妙に違うものが付いていました。

何故これが分かったかというと、サッシの片方が閉め切る直前で固くなって止まってしまい、ハンドルをそれ以上回せない状態になっていたからでした。

当初、私は建具や窓枠が歪んだりして、窓枠内にうまく建具が入り込まない状況になっている為、そこで引っ掛かってサッシを閉められないのだろうと考えました。

ところが、お客様曰く窓枠に建具は全く当たっていないとのメールがあり、そこでオペレーターのアームを建具から外してどこまでオペレーターが可動するかなどをチェックしてもらいました。

そうしたら、お客様からご覧のように微妙にアームの形状が違うものが装着されていたという写真を頂きました。新築からこの状態で使い続けていたということにも驚きましたが、出荷前検査もしないでこれでよくメーカーは出してきたものだとビックリしました。

取り敢えず、お客様はオペレーターの取付けビスを左右で違うものを使うなどして、建具の引き込み具合を調整して頂き、閉まるようになったそうです。最悪オペレーターの交換も考えましたが、それはこのオペレーターが将来破損した際にでも行うこととしました。

こんな変なこともあるんですね。でも、気付いてよかったです。因みに、このサッシのメーカーはありませんから、部品メーカーからの調達となります。

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Therma-Truの玄関ドア補修

木目塗装が剥げたサーマツルー製ファイバグラス玄関ドア

こちらの写真は、東京にある輸入住宅に取り付けられたサーマツルー(Therma-Tru)社製玄関ドア。

木製ドアのように見えますが、木目が浮き出るように作られた輸入のファイバーグラス製ドアなんです。

ファイバーグラスを樹脂で固めて作った上に、専用塗料を塗ることで木目を再現しているのですが、塗装が剥がれていなければ一般の方なら木製ドアと勘違いしてしまうでしょう。

そんなファイバーグラス製のドアですが、ステンドグラス周囲のモールの塗装が剥げて、所々下地の白い樹脂が見えてきています。こうなってくると、下地の樹脂が太陽の紫外線に曝されて劣化してしまいますから、早めに塗り直しをする必要があります。

もっと近くで見ないとはっきりしませんが、モール部分はベタ塗りの塗料を使っているようにも見えますから、そういう場合は木目の専用塗料を塗る前にベタ塗りした塗装を除去しないと、うまく塗装が載りません。

何れにしても、塗装をする前に状況をチェックした上で、正しい塗装計画を立てることが大切です。くれぐれもぶっつけ本番でいい加減に事を進めるのだけは、避けて頂きたいと思います。

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珍しいタイプのロックケース

ダブルラッチのロック金物

こちらの写真は、どこのものか分からない輸入サッシに付いている掃出しサッシ用のロックケース(ロックセット)。

鍵爪が2個飛び出すダブルラッチ・タイプのロックケースは、ミルガード(Milgard)のスライディング・パティオドアでも見受けられるのですが、それとはデザインが違っているようです。

ダブルラッチは、2ヶ所でガッチリロックを掛けてしまいますから、防犯性は非常に高いのですが、破損などして鍵が開かなくなると逆に解除するのが厄介になります。

輸入サッシの中でもこのロックケースを使用しているメーカーは、あまりないかも知れませんが、こうした珍しい部品の調達の可能性を探るのも私たち ホームメイドの役目です。

幸いにも適合する新しいロックケースを見付けることが出来ましたので、お客様にも適合するドアハンドルと一緒にその旨案内をさせて頂きました。

それにしても、輸入サッシには多様な種類の部材が使われていますねぇ。でも、古いサッシの部品が北米で今でも手に入るなんて、日本では考えられませんし、本当に素敵なことだと思います。

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何でこうなる?

Insulate?掃出しサッシのハンドル破損

お客様からインシュレート(Insulate)製と思われる掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のハンドルが破損したという相談がありました。

金属が引き千切られたような感じで、台座とハンドルとが別々になっています。また、取付けビスの辺りにもクラックが見受けられます。

以前にも記事に書きましたが、しっかりハンドルが固定された状態なら、そう簡単に破損することはありません。

このようになる為には、取付けビスが長年の使用で緩んできていて、そのまま使い続けたことや、思いっきり閉めないとドアに鍵が掛けられないといったことが原因かも知れません。

取付けビスであれば、プラスドライバーで締め直してやればいいですし、ロックの問題であれば、ロック・ラッチやストライクの調整で対処出来ると思います。

金物の調整については、専門家のアドバイスが必要かも知れませんが、ビスは誰でも回せるはずですから、その点はDIYで対処出来ます。

家のことは専門家に依頼すべきという場合も多いですが、簡単なメンテであれば、自分たちでもやってみるという姿勢を忘れないで頂きたい。勿論、一番いけないのは、壊れるまで相談も手入れもしないことです。

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ローウェン社ケースメントサッシ用ロックの不具合

ローウェン社ケースメントサッシ用ロックの不具合

こちらの写真は、ローウェン(Loewen)社ケースメントサッシに取り付けられたロック用金物。

レバーを下げるとロックが掛かるのですが、内蔵されたフック部品が割れてしまったのか、鍵が掛からない状態のようです。

サッシの建具が十分に引き込めない状態では、受け金物にフックがしっかり掛からないのですが、ロックレバーを無理に下げようとした為に樹脂で出来たフックが壊れてしまうということがよくあります。

現在製造されているものは、フックや受け金物の形状を改善して負荷が掛かりにくいようになっているようですが、建具自体の建て起こしを調整しないと将来同じトラブルが起きかねません。

ローウェンのサッシに限らず、輸入サッシの開閉やロックの掛かりはあまり力を入れなくても出来るようでなければいけません。そうでなければ、不具合部品以外に必ずその原因があるはずですから、注意深く状況を把握する必要があります。

短絡的にこの部品が悪くなったから、それを交換すれば直ると考えるのは、素人の考えです。ちゃんと修理したいのであれば、根本的な問題がどこにあるかをしっかりと追究してこそ、不具合なく長く使えるサッシとなります。

ただ、建物構造の歪みがサッシに影響している場合などは、改善は出来ても完璧な解決は難しいかも知れませんので、如何にベターな状態に調整するかが大切です。

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