お知らせ : ページ 126

ドライウォールをやる人、大歓迎です

ドライウォール用パテとテープ

今日千葉県の建築業者さんから、ドライウォール用のジョイント・テープと専用の石膏パテが欲しいんだけど、在庫があるかとの問い合わせを頂きました。

聞けばそれ程の面積を施工する訳ではないということでしたので、それくらいなら在庫はありますとお伝えしました。

そして、いきなり写真のような形で、パテとテープを出荷することとなりました。

テープは1巻500フィートですから、153m程の長さがあります。石膏パテ(オールパーパス・ジョイント・コンパウンド)は、1箱約20㎏の重さがあります。

輸入住宅の建築資材って、国産材に比べて重厚長大なんですよね。ですから、国産材に慣れた職人さんにとっては、やりにくい材料ばかりです。

でも、面倒で時間の掛かる材料だからこそ、しっかりした施工や美しい仕上がりになるのですから、お客様視点で物事を考えればこうした材料を使うべきだと思います。ドライウォールの材料調達や施工を依頼したいという方は、いつでも歓迎しますよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , |

KEVOの外径は、結構あります

KEVOの直径

以前輸入住宅のメンテナンスでご依頼を頂いた静岡のお客様から、玄関ドアのリノベーションでクイックセット(Kwikset)社のKEVOを購入したいという相談を頂きました。

KEVOは、従来のデッドロックに比べて、セキュリティ対策が更にアップした商品ですし、iPhoneなどのスマホやタブレットを持っている方なら、KEVOにタッチするだけで鍵の開閉が出来るスグレモノです。

早速見積をお出しして、お客様からは玄関ドアの現況写真をお送り頂きました。ただ、デッドロックの取付け穴の位置が、現況の場所(ドアの端からデッドロックの中心までが70mm)だと、KEVOの外径が従来よりも少し大きい為、ステンドグラスの周囲にある飾り枠に少し当たりそうな感じでした。

そこをご案内すると、お客様からは飾り枠を少し削るか、ドアの端からデッドロックの中心までを60mmにして穴を明け直すから大丈夫というお返事がありました。

実は、クイックセットのラッチは、調整ラッチと言って穴の位置が60mmでも70mmでも切り換え出来るというタイプのものなんです。私からお客様に事前にそれをお伝えしていた訳ではないのですが、よくそんなことを知っていらしたと驚きました。

昨日、お客様から無事取付けが完了して、気持ちよくお使い頂いているとメールを頂き、安心しております。そうそう追加でFOBキー(スマホを持たないご家族向けの開閉タグ部品)のご注文も頂きました。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>: 鍵を差さないスマート・玄関ロック 「Kevo」 (2013年11月10日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , , , , |

まだ部品あるかなぁ?

点火がおかしいロジェールTDS-64

名古屋市のお客様からフレンチ・デザインのロジェール社製ガス・コンロ、TS-40Bの修理が出来ないかとの問い合わせを頂きました。

トップ付けの4口コンロは、国産のものにはない使いやすさとデザイン性がありますよね。

でも、生産中止がされてから、相当の期間が経っていますから、修理用の部品の在庫があるかどうか、少々不安なところです。今回の不具合は、点火ツマミを回すと「カチカチ」火花の音はするのですが、実際のガスには火が付かないというものです。

それも、1つでなく4つ共点火しないらしいのです。バーナー付近の部品を交換すれば直るように思いますが、一度メンテナンス部品を調達出来るかどうか、確認する必要がありますね。

それにしても、ロジェールのコンロやレンジは、今でも人気がありますから、皆さん大切になさってますねぇ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>: う~ん、やっぱり点火しない (2016年12月11日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

RC造住宅の屋根

RC造住宅の屋根

10年近く前にドライウォールの内装リフォームをさせて頂いたお客様から、そろそろ外装が傷んできているので相談に乗って欲しいというご依頼を頂いた。

名古屋市の静かな住宅街にあるRC造と思われる3階建ての建物ですが、タイルの外壁や増築部分のつなぎ目のヒビ割れ、鈑金屋根の劣化など、心配な箇所は結構ありそうです。

また、2階にあるリビングの壁・天井付近には雨漏りも見受けられ、早急に対処しないと構造躯体の鉄筋強度にも影響しそうな状況です。タイルの場合、コンクリートの外壁の上に直接モルタル等の接着剤で張り付けていることが多いので、タイル目地やタイルの割れ部分から、構造のコンクリートへ雨水などの水分が侵入しやすいという問題があります。

こんな時、タイルの上からクリアの防水塗装を掛けて処理することが多いようですが、割れが動いたり、大きくなったりすれば、薄い塗膜では何ら意味はありません。

また、鈑金で覆われた屋根については、比較的単純な形状となっていることから、施工上の問題は少ないようにも思われますが、写真のように屋根と四角い構造物との取り合い部分は注意しなくてはいけません。

雨が少ない場合はいいのですが、豪雨といった時にはこの部分でオーバーフローを起してしまう危険性もあるからです。当然、四角い構造物の下地には、鈑金の立ち上げをしているだろうと思われますが、そこもしっかりチェックしなければなりません。

屋根や外壁として使われるガリバリウムの鈑金材は、20年近い耐久性があると言われますが、環境変化によって寿命が左右されることを忘れてはいけません。何れにしても、雨漏り等の原因を突き止めて対策を打つことは当たり前ですが、将来問題が発生しそうな場所についても、今回予防的措置を取っておきたいものです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , , |

Flamenco II

Flamenco II

フォルテラ(旧ハンソン)ブリック社が製造している外壁用積みレンガを使って、ここ東海地区で多くのレンガ積みの家を建ててきました。

先日お伝えしたように、以前名古屋に住んでいらしたお客様の家を大分県で建築させて頂くことになり、レンガの色やデザインをどのようにするか検討頂いているところです。

この写真のレンガは、お客様から第一希望で頂いたレンガですが、如何でしょうか。赤いソリッド感のあるレンガは、まさに王道といった外壁ですね。これを見て、横浜や小樽の赤レンガ倉庫群を思い起こされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

明治・大正期の建物のようにレトロでクラシックなデザインですから、お客様がこれを選ばれるのも分かる気がします。ただ、問題点がひとつだけあります。それは、製造している工場の立地です。

私たちは、トロントを拠点にしているカナダの友人にお願いしてレンガ等の輸入資材を日本に出荷してもらっているのですが、このレンガはトロントから遠く離れたケベック州で作られているんですね。ケベックはオンタリオの隣にあるのですが、日本で言う隣と違ってカナダの隣は相当の距離があるんですねぇ。

トロントから鉄道を使って西海岸まで運んでから船積みするのですが、ケベックからの輸送が追加となると輸送費もバカにはなりません。そう、レンガ自体のコストはそれ程でもないのですが、その重さ故に輸送費は距離によって相当違ってくるんです。

コストアップを承知の上で採用するのもOKなんですが、近郊の工場のものを採用頂いても素敵なレンガ積みの輸入住宅が出来ること請け合いですから、また一度検討し直してみるのも手ですよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: レンガ積み外壁 | タグ: |

ハード社製? ダブルハング窓用バランサー

ハード?社ダブルハング窓用バランサー

福島県のお客様からハード(Hurd)社の窓ではないかと思われる輸入サッシに不具合があるので、部品の調達が出来ないかとのお問い合わせを頂きました。

こちらが、その窓の側枠の写真です。

グレーっぽい色(実際には白だと思いますが)の方が屋外側。茶色の木部が見える方が室内側です。

通常上窓用と下窓用の2つのバネが側枠に並んで入っているのですが、室内側に近い方(下窓用)のバランサー・スプリングが断裂してしまったのか、ジャム・ライナーの上からバネが飛び出してきています。これでは、窓の開閉が出来なくなります。

こういう場合、窓メーカーの考えにも拠りますが、バランサー・スプリングだけを交換するケースと、ジャム・ライナーごと交換するケースの二通りの調達が考えられます。

また、両サイドにあるバランサーのうち、片側だけが切れてしまったようですが、古いバネは伸びてきているでしょうから、両方のバランスを考えて2つ共交換することが必要です。

ハードのサッシであれば、バランサーにしてもジャム・ライナーにしても比較的簡単に交換することは可能ですが、果たして素人のお客様がご自身で交換することはどうでしょうか?

何れにしても、まずはサッシ・メーカーを特定し、更に窓サイズから適合する部品を見付けることが大切です。それにしても、17年前のサッシでも修理可能というのは素敵ですよね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

遠く沼津市へ調査に伺いました

コイル・スプリングが内蔵されたバランサー

サッシには何ら表記はなかったのですが、施工した建築会社曰くアイエムエス(IMS)カナダ社製?のシングルハング・サッシということで、どんなバランサーが装着されているのかをチェックに行きました。

上げ下げ窓用バランサーには、いくつか種類があるのですが、こちらのバランサーはコイル・バランサーと呼ばれるもので、白いプラスチックの箱の中にゼンマイ式のバネが入っていて、その先端を窓枠に固定してあるタイプです。

構造が単純で装着しやすいという利点はあるのですが、箱の部分が大きい為窓枠に明いた溝から取り出すのに手間が掛かるのが欠点です。多くの場合、樹脂サッシに装着されているのですが、樹脂で出来た窓枠を一部切り取って、取り出せるだけの開口を開けたり、樹脂を溶かしてバランサーを外に出すといった技術が必要です。

今回は、樹脂を溶かす方法を採用したのですが、なかなかうまく取り出すことが出来ました。窓枠を切ってしまうと、それを元に戻すことは不可能ですし、見た目も少しよくありませんからね。

バランサー本体やバネには、手掛かりとなる品番が刻印されていますから、どうしてもそれを確認しない訳にはいかないのです。それは、本体の大きさやバネの強度に関係してきますから、適当なもので誤魔化すということは出来ません。

(窓メーカーは既になくなっていて、どの大きさの窓にどのコイル・スプリングが装着されているか、資料も何もありません)

写真のものは、正常な状態のコイル・バランサーですが、不具合のある窓だけでなく、全ての種類のシングルハング・サッシの部品をチェックしてきました。それは、不具合のある部品だけでなく、同じだけの時間が経った他のバランサーも近いうちに断裂するのは間違いないので、そうなる前に交換部品を一緒に海外から調達しておこうという理由からです。

交換作業は、今回のようなことを取り出し時と取り付け後の2回それぞれの窓で行わなければなりませんから、結構大変なんですが、交換してしまえばこの先10年は大丈夫です。

それにしても、交換が面倒でないやり方で、どうして窓を作ろうとしなかったのでしょうねぇ。(カナダやアメリカの樹脂サッシでもこういう構造の窓は結構あるようです)まあ、窓メーカーが既に存在していない状況では、何を言っても仕方ないんですけどね。

因みに、これに近いコイル・バランサーは、カナダの旧サーティンティード(Certainteed)社の樹脂サッシでも使われているようです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>:コイル・バランサーの断裂 (2016年10月17日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

無事取付け出来ました

建具を交換したハード社ダブルハング

ハード(Hurd、現シエラ・パシフィック)社のサッシ・メンテナンスについて、何度か書かせて頂いておりますが、実際に取り付けた状態の写真をお見せします。

建具(障子)や両側面のジャム・ライナーは、新しくなっていますから真新しいナチュラル色になっています。

これも、20年後には色が変化して、ケーシング(飾り枠)と同じような色合いになっていることでしょう。

この色の違いさえなければ、恐らくサッシを交換したなんて、分からないでしょうね。それくらいピッタリのサイズになっているのです。

アップグレード・キットは、外壁も内装も何もいじることなく、不具合のある建具を新しいものに出来るので、本当に素晴らしいと思います。こういったサービスも、国産サッシにはない輸入サッシのいいところかも知れませんね。

あと、こういうことを書くと、輸入サッシって不具合が多いように感じる人もいるかも知れませんが、不具合が起きた輸入住宅はほんの極一部です。そういう問題を相談する先がないお客様が全国からホームメイドに問い合わせ頂くので、いつも記事を書かせて頂く状況となっているだけなんです。

高級で温かみのある木製のサッシなどは、自然素材ですからそれなりのケアが必要です。革張りのソファは合成皮革(ビニール)のソファよりも値段が張りますが、手入れをしないと10年で傷んでしますのと同じです。いいものを長く使う為には、日頃のメンテナンスが大切です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>: サッシのデザイン変更があっても対応出来ます (2016年3月10日)
<関連記事>: 今なら、古いダブルハングでも交換出来ます (2016年11月3日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

廻り階段を作ろう!

フィッツの廻り階段

こちらは、アメリカ フィッツ(Fitts)社の階段材で造られた廻り階段です。

18世紀にイタリア ルネサンスに影響を受けたイギリスで興ったネオ・ジョージアン様式をモチーフにしたデザインです。

バラスター(小柱)やポスト(親柱)は、大理石のように白くペイントされ、手摺(ハンドレール)や踏板(トレッド)は、落ち着いたダーク・ブラウン色が用いられています。

廻り階段の難しい処は、木材を使っていかに優美な曲線を描くかというところと、廻り階段の豪華さを演出する為に大きな吹き抜けスペースを割かなければならないという点にあります。

階段に合わせて、当然壁も弧を描くことになりますし、材料の準備と実際の施工には多くの時間が必要となります。そして、階段室に割かれた吹き抜けスペースよりも各部屋が小さくてはバランス的にもおかしくなりますので、建物全体もより大きくしなければなりません。

だからこそ、廻り階段は豊かさの象徴であるとも言えるのです。欧米の邸宅にも引けを取らない輸入住宅を目指しているなら、是非ゴージャスな廻り階段を採用してみては如何でしょうか?

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: デザイン | タグ: , , |

Hurd社ダブルハングの交換用建具の断面構造

ハード社ダブルハングの断面構造

先日、ハード(現シエラ・パシフィック)社のサッシのガラスが割れたということで、岐阜県飛騨市の輸入住宅に、この新しい建具(障子)を持って交換作業へ行ってきました。

古いサッシの窓枠を使って、新しい建具に装換するというアップグレード・キットで施工を行ったのですが、外から見てもどの窓が新しいのか、全く区別が付きませんでした。

さて、そんな交換用の建具なんですが、普段お目に掛かれない窓の断面構造が分かる写真をお見せしましょう。写真の下の方が、アルミで被覆された屋外側。そして右が建具のボトム側。写真の上が、室内側という配置です。

屋外側のアルミは、サッシの木部にピッタリと張り付くように作られていますが、その一部に溝のようになった隙間が空いています。これは、アルミの接合部やガラスとアルミとが接している部分から雨水が木部に侵入した際に、水分がそこに溜まって外へと排出されるような構造になっているものと思われます。

新しい建具には、こうした雨漏り対策も施されているようですが、アルミと木部をもう少し離した構造になっていれば、更にいい感じになる気がします。

あと、こういう部分はサッシにはめ込んでしまうと全く見えなくなってしまいます。でも、木口(こぐち)と呼ばれる木の断面が露出した処には、水を吸い上げる導管がいくつも走っていますから、ティンバー・ケアのような防水塗料を塗ってやる必要があると思います。

ただ、新築で窓を施工する際は、どの住宅メーカーでもこんな処まで塗装をしないのが一般的です。ですから、出来れば自分たちで窓を外して塗装をしてやることをお勧めします。勿論、私たちは、この建具を取り付ける前にこの部分まで塗料を塗ってあげたことは言うまでもありません。

何れにしても、アルミクラッドの輸入木製サッシは、常に窓を開けるなどして乾燥させておくことが大切ですよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , , , , , |