お知らせ : ページ 124

ボチボチこちらもスタートしますか?

知立市の建築予定地

愛知県知立市にお住まいのお客様からお電話を頂きました。

もう何年も前からホームメイドのことを気に掛けて頂いていて、気に入った土地が見つかったら一緒に家づくりをしたいと仰って頂いた方でした。

いろいろな土地を見ては何度も相談を頂いていましたが、価格と希望の両方でなかなかお気に召すようなものが見つからず、ずるずるとここまできてしまいました。

そんな状況の中、ようやくご希望と金額とで折り合いが付きそうな土地が手に入りそうということで、連絡を頂きました。実際には、地主の方と売買を合意したという状況ではありませんし、これから細かな点を詰めていこうということらしいのですが、あともう一歩のところまで漕ぎ着けたという感じです。

年明け後には大分県の新築案件も始まってきますし、その他にも新築のご相談を頂いているお客様もいらっしゃいますから、さてさてどうなるかという具合ですが、それぞれ時期がずれてくるでしょうから、何とかなると思います。

でもまあ、有り難いお話ですよね。そんなに景気が上向きでない状況ですし、名古屋の住宅業界もパッとしないですから、捕らぬ狸の皮算用にならないように、ここは一番頑張らないといけません。やっぱり、仕事は忙しい処に回ってくるんでしょうかねぇ?

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う~ん、やっぱり点火しない

ロジェールのドロップインコンロ

ロジェール社製の古いドロップインコンロ TS-40Bのメンテナンスに行ってきました。

修理部品の供給先にも既に部品はないと言われ、掃除や研磨などで何とか復旧しないかダメ元で作業をしてみました。

クレンザーや重曹はアルカリ、クエン酸は酸性といくつもの洗浄剤と一緒に金属ブラシやタオル、ドライヤー、歯ブラシを準備。

実際に現場のお宅に着いて作業を開始したのですが、多少の錆びやスス汚れはあるものの奥様の手入れが行き届いているせいか、すこぶるきれいな状態でした。

とは言っても、何らかの汚れによる不具合があるかも知れないということで、バーナーヘッドやその受け台、点火プラグ等の汚れ落としを行いました。

4つあるバーナーのうち、1つのバーナーは1回だけ奇跡的にガスに点火して着火出来ましたが、その後はまた元の状態に・・・。そして、他の3つはツマミを回すと「カチカチ」音はするのですが、ガスが出るだけで全く反応なし。

スパークさせる為の部品か、途中の結線の不具合だと思いますが、しっかりした分解手順や交換部品の調達が出来ていない状況では、これ以上手を入れることは控えるべきでしょう。

再度、修理部品を供給出来る会社に問い合わせをしてみて、何らかの対処方法がないか探ってみることになりました。だって、そこ以外は全く問題がないコンロですからね。

もしどうしてもダメなら、新しいドロップインコンロを調達する方向となるかも知れませんが、ロジェールのデザインはほんと可愛らしいですから何とかしてあげたいものです。

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<関連記事>: まだ部品あるかなぁ? (2016年11月20日)

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窓枠そのものを構造にする輸入サッシ

窓そのものを構造にする輸入サッシ

ハード社を買収して一部門にしてしまったシエラ・パシフィック社。

ハード(Hurd)の名前はなくなってしまいましたが、今までと同じものをこれからも供給してくれるという点では、ひと安心です。

そんなシエラ・パシフィック社の輸入サッシですが、新たなラインナップとして写真のような製品をアメリカ国内向けに作っているようです。

写真をよく見ると分かりますが、屋外側のアルミフレームの内側にいくつも木を重ね合わせた太い木製(集成材)フレームが形成されています。

通常のアルミクラッドの木製サッシであれば、窓枠程度の厚みしかない木が使われていますが、こちらは窓枠そのものを構造材として活用しようという試みのようです。

地震国の日本にとって、窓が建物の柱構造の一部として機能するということは願ってもないことのように思えますが、横揺れに強い筋交いや構造壁の機能をこの窓枠が果たしてくれることはないでしょうから、あくまで開口部の更なる補強と考えた方がいいと思います。

国産のアルミサッシやアルミ複合サッシのフレームは、全く強度の役には立たない柔いものですから、こうしたサッシを輸入住宅に取り入れるのは面白いですね。

近い将来、この製品も国内で手に入るようになるかも知れませんよ。勿論、私たち ホームメイドなら、輸入することは可能です。

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下枠が腐ったダブルハングの建具

下枠が腐ったハード社ダブルハング

とあるお客様から、ハード(Hurd)社製ダブルハングの建具(障子)の木枠が腐ってきているので、メンテナンスがしたいというご相談を頂きました。

今はなくなってしまったモアハウジングという輸入住宅メーカーが施工したおうちですが、やはり修理メンテナンスをしてくれるビルダーがなく、NET等で私共に辿り着いたご様子です。

写真の木製窓以外にも同様のトラブルが生じたサッシがあるようで、いくつか同時に直さなければいけません。

まだ、写真をメールでお送り頂いただけですから、現場を見てから判断しなければいけないと思っていますが、最近の事例からすればガラスと外装アルミカバーとの接点やアルミカバーのつなぎ目から雨水が侵入して、本体の木が腐った可能性が高いように思います。

写真からすると、窓の近くに傾斜の強い屋根が見えますから、この屋根に強い雨風が当たって、その跳ね返りがこの窓へ横殴りに吹き付けてきたのかも知れません。また、もしかしたら、この窓は南側や東側の壁面に取り付けられたもので、東南方向から吹く台風の直撃を受ける状況であったということも考えられます。

何れにしても、サッシの防水機能が劣化するなどしてうまく作動しなかったのでしょうから、新しい建具に交換する際はその点の対策強化をする必要がありますね。

あと、ハードの古いダブルハング・サッシは、既に古い建具の製作を中止している可能性がありますから、窓枠の両サイドに付いているジャム・ライナーごと交換する必要があるかも知れません。その際は、下窓(ボトム・サッシュ)だけでなく上窓(アッパー・サッシュ)も同時に交換することとなります。

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<関連記事>: 今なら、古いダブルハングでも交換出来ます (2016年11月3日)

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糸が戻らなくなったバランサー

糸が戻らなくなったバランサー

アンダーセン(Andersen)の古いダブルハング・サッシに取付けられていた破損したバランサー(カウンター・バランス)です。

この弁当箱のような本体から2本の糸が延びていて、それらがそれぞれ上窓(アッパー・サッシュ)と下窓(ボトム・サッシュ)とつながって窓を引っ張り上げる仕組みになっています。

バランサーの箱の中には、巻き上げ式のバネが仕込まれていて糸を常に引っ張っているのですが、そのバネが機能しなくなって糸がダラ~ンと出てきてしまっています。

こうなってしまうと、バランサーは窓を持ち上げることが出来ませんからサッシュ(建具)が重くて上がりませんし、上げたにしても手を離すと下に落ちてきてしまいます。また、糸が延びた状態の他に、糸が切れてしまっても同様に窓は持ち上がりません。

どの輸入サッシでもそうですが、バランサーの寿命は10年程度。こちらは、25年もお使い頂いていたということですから、相当優秀な部品だったかも知れません。

部品はアメリカからの取り寄せとなりますから、納期は3ヶ月程度となりますし、交換が必要な窓が複数あれば、作業にも時間が掛かります。そういった点で、そろそろ変だなと感じ始めたら、交換のご相談を早めにして下さいね。

また、今は大丈夫だと思っていても、他のサッシに異常が出たらそのサッシのバランサーもそろそろ寿命です。ですから、作業経費を省く為にも家の窓全てで交換作業をした方がいいかも知れませんね。

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<関連記事>: これを交換するのは、結構大変なんです (2016年11月27日)

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下窓を交換したアンダーセン社ダブルハング・サッシ

下窓を交換したアンダーセン社ダブルハング

リフォームをされる建築会社さんからのご依頼でアンダーセン社のサッシ建具(障子)の交換に昨日行ってきました。

玄関吹き抜けの高い位置にあるダブルハングの窓でしたから、高所恐怖症の私としては足場を組んで頂いても結構怖かったのですが、仕事ですからポーカーフェイスで頑張りました。

以前にもお話ししたと思いますが、アンダーセン(Andersen)のダブルハングの建具交換には力も時間も必要ですから、大変なんです。ましてや、不安定な足場の上ですから、更に精神的なプレッシャーが加わります。

でも、写真のように美しく下窓(ボトム・サッシュ)の交換を完了することが出来ました。やっぱり、白い木製サッシは格好いいですよね。

ただ、少し気掛かりなのは、上窓の建具(アッパー・サッシュ)。こちらについては、前出の建築会社さんから特に不具合の報告を頂いておりませんでしたから、交換用の建具は準備していません。

下窓を外す過程で、上窓の下枠の木や塗装が劣化してきていてグラグラする感じがありました。あまり触り過ぎると枠が脱落して、ガラスのエッジが露出する恐れもありましたから、出来るだけ優しく施工をするように心掛けました。

お客様には状況を説明の上、早めに交換をご依頼頂くようにお願いしてその場を離れましたが、やっぱり私たちのような専門家がちゃんと現地調査を行った上で修理を進めた方が確実かも知れませんね。

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<関連記事>: 建具の下枠も脱落するの? (2016年4月26日)

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これは、結構ひどかったですねぇ

木部が劣化したマーヴィンのダブルハング

一昨日、玄関ドアの調整とマーヴィン(Marvin)のサッシの建具(障子)交換をしてきたという記事を書きましたが、そこから引き揚げてきたダブルハングの建具(上窓)が、この写真。

上になっている部分が建具の側面で、下に向けてアルミの板が延びている処が建具の下端になります。(正常な状態から、右に90度倒したような感じです)

通常建具の側面に付いているピボット(建具をバランサーに連動させる為の金属部品)が脱落しているだけでなく、木が腐って大きな穴が明いた状態になっています。白いウェザーストリップが差し込まれている木も下枠から外れてしまっているのが分かりますでしょうか。

通常、こうした状態になるのは、雨水が屋外側のアルミやガラスのつなぎ目から侵入して内部の木を腐らせることが考えられます。恐らくこのサッシも同様の原因でこうなったと思われますが、不思議なのはペアガラスの室内側のガラスだけが割れているということです。

普通なら外側のガラスが割れて、その割れ目に水が侵入するというストーリーなのですが、外側は全く無傷なんです。もしかしたら、室内側のガラスに何か強い力で衝突したものがあって、その衝撃で外側のアルミやガラスに小さな隙間が空いてしまったのかも知れません。

何れにしても、屋外側のガラスの周囲やアルミ枠のつなぎ目には、定期的に防水処理をすることが長持ちさせる秘訣だと思います。外壁の塗り替えで足場を組む時は、絶好のメンテナンスのタイミングですから、その際は是非輸入サッシの防水や塗装をして下さいね。

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白色で塗装するとクラシックです

白で塗装した木製サッシ

パラペイントの屋外用木部塗料、ティンバー・ケアは、ナチュラル・クリアの他に白い色のタイプもあるのですが、今回アンダーセン(Andersen)の建具(障子)を白で塗装してみました。

木製サッシの多くは、木目を活かす為に透明色やブラウン色のステインで塗装するケースが多いのですが、アメリカでは半数程度のおうちで窓を白く塗ってしまいます。

白は汚れても塗り重ねが容易ですし、部屋を明るくしてくれます。また、何度も重ね塗りをしていくと、塗料が表面に何重にも層を作りますから、塗装強度のアップと時代が付いてくるのです。そういった点で、白く塗られた木製サッシは、エレガントでありながらクラシックなデザインを演出してくれるはずです。

今回交換するサッシは、たまたま白い木製サッシだったので、私共で白く防水塗装をしましたが、木目のある既存の輸入サッシでも白く塗ることは可能です。(ただ、最初はちょっと勇気が要りますが・・・)

まずは、トイレや洗面の小さな部屋の窓やドアで試しに塗ってみては、如何でしょうか。きっと、世界が変わりますよ。特にカナダのパラペイントは、素人の方でも簡単に塗れるように作られた塗料ですから、塗りやすさや仕上がりは抜群です。

新築やリフォームで、是非一度お試しあれ!

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玄関ドアの点検・調整

輸入玄関ドアの点検・調整

今日は朝から愛知県大府市の輸入住宅 T邸に伺って、玄関ドアのメンテナンスとマーヴィン(Marvin)のダブルハングのアッパー・サッシュ(上窓建具)の交換をしてきました。

玄関ドアを含めた外装(屋根・外壁)の塗り替え等は、パラペイントで既に完了していましたから、今日が最後の仕上げでした。

マーヴィンの新しい建具(障子)を会社で十分に防水処理して、交換に臨んだのですが、上窓だけでなくボトム・サッシュの一部に木部の腐れがあることを発見し、そちらも応急処置してきましたから、結構時間が掛かりました。

どちらも雨水の侵入による不具合と思いますから、お客様にはどんな防水コーキングを使ったらいいかや、どこを防水処理するかをお伝えして、ご自身でDIYして頂くようにお願いしてきました。でも、傷みは結構ひどかったですから、数年のうちには交換するようにお話ししてきましたよ。

さて、肝心の玄関ドアのメンテナンスですが、重いドアの建て起こし(垂直・水平、下がり具合)を調整します。その際、メインに調整するのは3枚の大きなヒンジです。多くの場合、ヒンジの金属が摩耗することによってドアの下がりが発生しますから、新しいものに交換することは必修です。

その上で、ヒンジの下地に薄い板状の調整板を状況に応じて噛ませることで、垂直・水平を出していきます。ただ、これは建具屋さんでも結構難しい作業です。だって、木製の輸入玄関ドアは長年雨風に当たっていますから、曲がりや反りが三次元(3D)で出ています。

それをベターなポジションにまで持っていこうというのですから、何度も何度もやり直しながら作業を進めなければなりません。当然、それには慣れや経験が必要となる訳です。

それがうまくいったら、次はデッドボルト(カンヌキ・ロック)やドア・ラッチが、スムースにストライクの穴に入るかどうかをチェックした上で、必要あればここも調整が必要です。

多くの場合、穴の位置もあまりよくない場所になっていますから、金属のストライク自体を削ったり、ストライクの位置をずらしたりしなければなりませんから、これも道具と経験が必要です。

最後に、ドア枠の周囲のウェザーストリップを交換して、気密の加減を確認すれば、ほぼ完了と言ってもいいでしょう。ただ、状況によってはボトム・ウェザーストリップも交換した方がいい場合もありますから、そういう時はヒンジを調整する前に交換作業を行わないと、再度ヒンジ調整が必要となりますから、注意して下さいね。

これら全ては、基本DIYでやれるものではありますが、道具や材料、経験、自然の摂理といったものの知識がないと、全く歯が立ちません。そんな時は、私たちのような輸入住宅の専門家にご依頼下さいね。

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<関連記事>: ピラスターとクロスヘッド (2016年10月27日)

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ウェザーストリップも定期交換

劣化した掃出しサッシのウェザーストリップ

こちらの写真は、マーヴィン社製掃出しサッシ用のウェザーストリップ。

随分劣化が進んでいる為、応急処置としてテープで千切れるのを抑えています。

ウェザーストリップは、気密や防水性能を高める役割がありますから、ビードと呼ばれる樹脂製の羽根が付いているものが多いのですが、その羽根が取れてきてしまうんですね。

Marvinに限らず、AndersenでもHurdでも然程違いがないものが取り付けられていますから、どのメーカーのものでも10年くらいしたら劣化の具合をちゃんとチェックして頂く方がいいかも知れません。

屋外と接する開口部にこうしたものが取り付けられる訳ですから、窓だけでなく玄関ドアや勝手口といった処にも、同様に気密材が取り付けられているはずです。ですから、そちらも一緒に点検するようにして下さいね。

こうしたウェザーストリップは、どの輸入サッシ(ドア)・メーカーでも消耗品として何らかの在庫を持っていますから、製造時期や品番などを特定すれば、必ず代替のものを調達することが可能です。

ただ、国内に在庫がないものや形状が昔と違うものになっていたりしますから、オーダーの際には納期や取付け方法に注意して下さいね。早めに交換すれば、それだけ気持ちよく過ごして頂けるはずです。

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