お知らせ : ページ 113

中央部分が損傷したガレージドア

損傷したガレージドア

サンバースト・デザインの明かり取り窓が付いたガレージドア。

朝日とも夕陽とも取れるデザインですが、ここのガレージは、東向きなので朝日としておきましょう。

こちらのガレージドア中央の窓の上あたりを見ると、スチールのパネルの表面がデコボコしたり割れたりしているのが分かります。何故かドア・パネル自体の裏側には損傷は見られないのですが、パネルとパネルとをつなげる為に取り付けられた金属ヒンジが断裂していました。

ヒンジの取付け位置がおかしくて、ヒンジやパネルに無理が掛かったのかも知れませんが、そこはもう少し詳しくチェックする必要がありますね。

因みに、スチールドアの中身は、断熱材の発泡ウレタン。この素材だけでは強度が出ないのですが、周囲をスチールの薄板で覆うことで強度と断熱性の2つをガレージドアは同時に発揮します。ですから、スチールに割れといった損傷があると、その強度も自ずと落ちてしまいます。

今回、このガレージドアは交換することになりますが、ドアのバランスを含めてしっかり調整していきたいと思います。

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20年前の本格輸入住宅

四日市にある輸入住宅

是非おうちの状態を見て欲しいということで、土曜日に四日市市のお客様のところにお邪魔してきました。

総床面積が150坪を超える大きな輸入住宅ですが、当時のビルダーの想いが伝わってくるような力のこもった建築でした。

こちらのおうちは、ノースウェスト・ホームズさんという会社が建てたのですが、この会社は輸入住宅ブームの創成期を作り上げた立役者の一社だったと思います。(英語表記では「North West Home」)

ブームによって売上げを伸ばし、勢いに任せて身の丈以上のことをしてしまったのか、輸入住宅ブームの終わり頃には倒産してしまいました。それからというもの、このおうちは専門的な知識を持ったビルダーのサポートがなかったようで、手直ししなければいけないところはいくつかあるようです。

でも、いくら家が古くなっても、その根本的なデザインは古びてしまうことはありません。このデザインという大切な要素を蔑ろにしている住宅は、30年もしないうちに人々に飽きられ解体される憂き目を見てしまうかも知れません。

確かに設備や建築資材は、新しいものが登場しています。ただ、そうしたものはいつでも更新出来るものでもあります。デザインだけは、どうしたって入れ替えすることは出来ませんから、これから新築をされる方はここを大切にお考え頂きたいと思います。

勿論、メンテナンスを任せられるビルダーさんに建てて頂くことも、重要な条件です。

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ガレージドアのヒンジ・ボルトの抜け

外れてきたガレージドアのヒンジ

幅4.8mもあるダブルサイズのガレージドアの不具合調査に愛知県弥富市へ伺ってきました。

ドアを持ち上げる為のトーション・スプリングが、2本付けられているのですが、そのうちの1本が断裂したというので、新しいバネを調達する為にドアの大きさや重さをチェックしなければなりません。

その際、ドラム・ワイヤーや電動オープナーといった箇所に不具合がないかも調べるのですが、10年以上経った状態ですから、ワイヤーも錆び付いていますし、それを巻き取るドラムもそろそろ交換どきになっていました。

更に、今回新たに発見した不具合がありました。それは、通常4枚~6枚つながっているドア・パネルを連結するドア・ヒンジ。

恐らく何度かお客様自身が修理したのでしょう。通常少々太めのボルトで留められているヒンジに、形状の違うビスが使われていました。お客様にお伺いしてみると、ボルトが緩くなって抜けてきたので、径が大きめのビスを打ち込んだとのこと。

このガレージドアは、パネルの表面がスチールで出来ていますから、一旦ボルトを留める穴が大きくなってしまうと、そこの強度も徐々に落ちてしまいます。

ガレージドアは非常に重いですし、その開閉にはドアのバランスとそれなりの力が掛かってきますから、それを定期的に調整しないで運用すると、その歪みや負担がオープナーやヒンジ、スプリングの寿命に影響します。

こうなったら、形状が少し違うヒンジを用意して、別の位置にボルト留めをする以外ガレージドアを存続させる方法はありません。もしガレージドアのヒンジが脱落するようなことがあれば、それこそ人や車にドアが落ちてくるなんてことになりかねませんから、ヒンジ如きと甘く見ないで下さいね。

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ドアが下がると鍵が壊れる

ロックが破損した玄関ハンドル

ダーク・ブラウンの美しい木製玄関ドアに金色のドア・ハンドル。

アンティーク感があって、輸入住宅らしいデザインですよね。

上部にロック・シリンダーが一体となったハンドルは、現在生産が終了しているクイックセット(Kwikset)社のウェリントン(Wellington)という製品です。

ロックの部分にテープが貼ってあるのが分かると思いますが、今回ここのロック・シリンダーが壊れてしまいました。現物を見た訳ではありませんから、何故破損したかは推測でしかありませんが、その原因となる要素はいくつか考えられます。

まず考えられる原因は、重量のある木製ドア。ベイツガなどの無垢の木で出来ていますから、アルミのような軽薄さはありません。ですから、長く開閉していると、ヒンジ(蝶番)が支え切れずにドアがハンドル側に垂れてきます。

次は、ヒンジそのものがすり減ってくるというもの。ヒンジは、ステンレスなどの金属で出来ていますが、ドアが開閉することによって、ヒンジの合わせ目が徐々に減ってしまい、結果ドアが下がってくるという訳です。

垂れたり、下がったりすれば、ドア枠に明けられた穴に取りつけられたストライク・プレートの金属にロック・バーが擦ったり、当たってきたりします。

そうなってしまうと、うまくロックが掛からなくなったり、室内側のサムターンを強引に回そうとしたりしますから、輸入のシリンダーが泥棒が無理に開けようとしていると認識して、自ら損壊するように作動します。そう、自己崩壊して開けられなくするんです。

鍵が壊れるのは、泥棒が侵入する時だけではありません。皆さんが手入れやメンテナンスを怠っていることが原因かも知れませんよ。

<関連記事>: せっかく塗り直すなら、ここまでやろう! (2017年6月25日)

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ビスが折れたバイフォールド・ドア

ビスが折れたバイフォールドドア

今回、岐阜のお客様から収納用折れ戸のバイフォールド・ドアに不具合があるので見て欲しいというご依頼がありました。

2枚折れ戸のようですが、ご覧のようにビスが折れてしまっているようです。

実際の現場を見てみないとはっきりしたことは言えませんが、ドア枠に付いているトップ・レールにピボットを固定する金物が付けられているのですが、その金物を適正な位置に留める為のビスのような気がします。

ビスの打ち直しだけで直るようならいいのですが、ドアが外れそうになったことで、他の金物部品がどこかに行ってしまっている可能性もあります。それ程高額な部品ではありませんが、それでも一式を交換するとなると結構面倒な作業が必要です。

何れにしても、来週あたり現場に伺って状況確認してから必要な部品の調達をしてみます。

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上げ下げ窓が重なる場所にも入ってますよ

上げ下げ窓のチェックレール

こちらは、ペラ ウィンドウ(Pella) デザイナー・シリーズのDual Glazed Panel(DGP)付ダブルハング窓。

デュアル・グレーズドゥ・パネルというのは、取り外しが可能なシングル(1枚)ガラスのパネルが、1枚ガラスのサッシの内側に装着された構造になったタイプです。(最近は3枚ガラスもあるようです)

2重サッシという構造は、ペアガラスとは違った特徴がありますから国産サッシにはない面白さがありますね。

さて、そんなペラの上げ下げ窓ですが、型ガラスの向こうに何かぶら下がったものが見えますでしょうか。これは、上窓(アッパー・サッシュ)に取り付けられたチェックレールと呼ばれる気密パッキン材(ウェザーストリップ)が劣化して脱落してきたところです。

上窓と下窓(ボトム・サッシュ)とが重なり合う場所にこれを取り付けると、窓と窓との間から風や雨が入らなくなります。こうした気密パッキン材は、上窓の上部や下窓の下部にも取付けられていて、サッシュと窓枠との間の隙間を埋める役目を果たしています。

ケースメントやオーニング、パティオ・ドアといったサッシにもそれぞれ違うタイプのウェザーストリップが取り付けられていますからそれぞれの場所に合ったものを定期的に交換することが必要です。

それらは、柔軟性も要求されますから、塩化ビニールのような素材で出来ています。その耐久性はおおよそ10年。太陽光の強い紫外線にも当たりますから、経年劣化は仕方ありません。たまにはサッシを開けてみて、こうした気密材が傷んでいないかチェックすることをお忘れなく。

ペラを始めとした輸入サッシ、特にアルミクラッドの木製サッシなどは、これが劣化すると雨水が木部に浸透して黒く腐らせることもありますから、用心が大切です。

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スチール・ドアの錆びは、完全には直せない

内側から錆びたスチール製ドア

ピーチツリー(Peach Tree)社のものと思われる勝手口ドア。

既にピーチツリーというメーカーはなくなってしまいましたが、20年くらい前の輸入住宅では勝手口だけでなく、玄関ドアにもこの会社のものが多く採用されました。

ここのドアは、表面にスチールの薄板を張った中に、断熱材を入れる形で作られていました。

スチールですから定期的に油性の塗料などで塗装をしなければなりませんが、そういうメンテナンスをやっていても、表面が錆びてくることがあるようです。それは、どこかに明いた隙間からドアの中に湿気や雨水が入り込むことで起こります。

隙間と言っても大きな穴という訳ではなく、ドアの上端や下端にピンホールのようなほんの少しの穴だと思います。小さな隙間から湿気等が入り込むと、中の断熱材や下地の木材等に付着します。そうした水分は、ドアの中で滞留して外に放出されることはありませんから、内側からスチールを錆びさせるという訳です。

こういう不具合は、ドアの外側の錆びを落として塗装をしても一時的な補修でしかなく、完全に直すことは不可能です。隙間を埋めて防水処理をしても、一旦中に入った水分は抜けないですから、錆びの進行を若干遅らせることしか出来ません。

こうなったら、こまめに塗装をしてやって、錆びでドアに穴が明くようなひどい状況になったら、ファーバーグラスのドアなどに交換するようにして下さい。

錆びのあるドアは、アメリカの田舎の雰囲気にはピッタリですが、見た目にも限界がありますから、その時は思い切ってリフォームしましょう。

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ファイバーグラス製玄関ドアの塗り替え

ファイバーグラス製玄関ドアの塗り替え

豊田市で輸入玄関ドアの塗り替えを行いました。

何度か記事で紹介させて頂いた現場ですが、外側の塗装面だけでなく下地のグラスファイバーの表面もザラついた感じでした。

まずは、既存の塗料を少し剥がして、比較的塗装が良好な室内側から塗装を行いました。今回使った下塗りの着色塗料は、乾きが早くボヤボヤしているとすぐに固まってしまいます。

木目を出すには、着色された塗料が乾き切らないうちにハケや柔らかい布で表面を拭いてやる必要があります。そうすることで、塗装の厚みが変化して陰影が生まれるのです。

本物の木というものは、木肌の具合によって塗料の吸い込みが違います。ですから、ステイン系のもので塗装すると場所によって色が濃くなる部分と比較的薄い部分が生じます。ですから、均一な色でない方が、より実物の木に近い感じが出るのです。

そこの加減が難しいのですが、お客様によっては均一な美しさを求める方もいらっしゃるようですから、なかなか大変です。まあ、感覚的なものですから、仕方ないことなんですけどね。

そこがうまくいけば、着色塗装が乾くのを待ってトップコートのクリア塗装を掛けるだけ。昨日は最高気温が18度にもなりましたから、乾くのも早くメインドアの屋外側の面以外はクリア塗装まで掛けることが出来ました。

冬と違って、ほんと春の陽気は有り難いですね。

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これだけ表面に出ていると、中は相当なもの?

スラブ床の家のサッシ周辺

先日、洗面スペースのクッション・フロアがカビなどで黒くなっていると書かせて頂いた現場ですが、こちらは同じ1階にある和室。

Pellaの掃出しサッシは、雨漏れからか木部に水染みが生じています。

また、床下のないスラブ床(全面コンクリートの上に床を張った工法)であるが故なのか、窓まわりの木製造作材にも水染みが見受けられます。こういう状況では、木部は常に水分が含まれた状況になりますし、床下は通気をしない暗い地面の中のようになっています。

シロアリは、湿気があって暗く空気が流通しない場所を好みますから、生活するにはまさに絶好の場所なのかも知れません。和室の造作材は、ベイツガで出来ていますから、比較的柔らかく食べやすいのでしょう。いくつも虫食いの小さな穴が明いています。

前にもお話しした通り、全面コンクリートで地面を覆っているスラブ床の基礎では、シロアリの巣を叩く手立てはないと言ってもいいでしょう。もし完全に叩くというなら、床を全て剥がしてコンクリートの下の土をも掘り返さないといけません。でも、それは事実上不可能です。

こうなったら、シロアリの痕跡を見付けたら、そこに防虫剤を吹き付けるといった対処療法をする以外方法はありません。

<関連記事>: クッションフロアを張り替えただけでは直りません (2017年3月13日)

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ファイバーグラス製玄関ドアのリフォーム

ファイバーグラス製玄関ドアのリフォーム

木目やステンドグラスが美しいメソナイト(Masonite)社製玄関ドア。

普通に見ただけでは、本物の木製なのかファイバーグラス製のドアなのか見分けは付きませんが、このように木目の塗装が剥げてくるとその美しさは半減してしまいます。

また、ステンドグラスの周囲を覆う木目のモール材も樹脂で出来ていますから、塗装が剥げてくると紫外線によって割れが入ってしまいます。

木製でもファイバーグラス製のドアでも10年程度で塗り直しなどのメンテナンスをしないといけませんが、放っておけばいろいろな不具合が生じるのは仕方ありませんね。

そういうメンテナンスや補修サービスをやってくれる住宅会社や工務店が近くにいればいいのですが、輸入資材について専門知識のないリフォーム屋さんでは、太刀打ち出来ないこともいろいろです。

今回は、ファイバーグラスの木目塗装を行う前に、無塗装の新しいモール材に付け替えて、Kwikset(クイックセット)の玄関ハンドルやヒンジ、ロックセット、ウェザーストリップも新品に交換しました。

今私たちが調達している玄関ハンドルは、ライフタイム仕上げと言って風雨に曝されても錆び付かないというタイプのものになっています。今までお使い頂いていたハンドルセットは、錆や汚れが目立ってきましたから、ほぼ新築時の美しさを取り戻すことが出来たと思います。

あとは、専用の木目塗装を施すのみとなりましたが、さてどんな感じに仕上がるでしょうか。

<関連記事>: 樹脂なので、割れることも (2017年2月22日)
<関連記事>: 白く変色したファイバーグラス製輸入玄関ドア (2017年2月21日)

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