お知らせ : ページ 108

どんな色なのか?それはあなたが決めること

パラペイントの色見本

今日、とあるお客様から「P2075-4は、どんな色でしょうか」というご質問を頂きました。

その方に、先日色見本帳であるカラーチャートをお送りしたので、見本を見てご連絡を頂いたようです。

P2075-4は、ヘリテージ・コレクションのカラーチャートに記載がありますが、単独で見た場合はほぼ白にしか見えないでしょう。但し、その周囲に何らかの色がある場合、その色に目が影響されて少しクラシックな白に見えたり、ミルク色に見えたりするかも知れません。

つまり、色というものは絶対色で見えるものではなく、相対色で常に変化して見えると考えるべきです。

皆さんが、この色のドライウォールの壁の隣にどんなカーテンを持ってくるのか、またはソファーなどの家具をどんな色のものにするのか、壁を朝見るか夜見るか、この色をどんな目を持った人が見るのか、によって、P2075-4は変化すると言っても過言ではありません。

(実際には、人間が絶対色を認識出来ない為にこうしたことが起こるのですが・・・)

ですから、どのような色なのかということを考えるより、どのような色にしたいのかをプランすべきと考えていいかと思います。その辺りのことは、下記サイト記事を参考にインテリアを考えて下さいね。

<関連記事>: 色彩と光の選び方 by PARA PAINTS (2012年11月18日)

きっと、この色見本の写真も、人によって、又は見ている環境によって違って見えていると思いますよ。

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ジェルドウェンの掃出しサッシのロックレバー

ジェルドウェンの掃出しサッシ用ロックレバー

以前、ミルガード(Milgard)のスライディング・パティオドアのロックレバー部品を紹介させて頂いたことがありますが、今回はジェルドウェン(Jeld-Wen)社のレバーです。

こうしたロックレバーは、鍵を開閉する為の爪が、鋳物などの金属で出来ていますが、それ故折れたり欠損したりするリスクが大きくなります。

勿論、部品が折れる程強い力で操作しなければ大丈夫なんですが、ロック・ラッチの位置がずれたりして鍵が掛けづらくなると、無理に鍵を操作してしまうようです。

ただ、こうした部品が壊れてしまっても、輸入サッシ・メーカーが日本から撤退していたり、家を建てた住宅メーカーがアフターサービスを提供しなかったりすることが多くなって、部品を調達出来ないでいる人もいらっしゃるかも知れません。

私たち ホームメイドでは、ジェルドウェンの樹脂製掃出しサッシに用いられるロックレバーを調達することが可能です。掃出しサッシは、ロックが掛からなければ最も侵入しやすい場所となりますから、防犯上早めに修理しておきたいですよね。

<関連記事>: 破損したドア・ロック用レバー (2014年7月21日)

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これは、古いですねぇ

クイックセットのレバーとラッチ

20年近く前に施工されたクイックセット(Kwikset)社の内鍵付きのドアレバーとドライブイン・ラッチ。

こちらは、日進市の輸入住宅にお住まいのお客様のトイレ用に設置されていたものですが、バネが弱くなってレバーが戻らなくなったので交換しました。

このデザインのレバーは、10年以上前に廃番になっているもので、同じ形の新品は存在しません。ですから、現行デザインの少し優雅なコモンウェルスというレバーに交換しました。

フェースプレートの付いていないドライブイン・ラッチについては、国内には殆ど出回っていないのですが、私たち ホームメイドでは在庫を持っています。ですから、今回も問題なくスムースに取り付けることが出来ました。

デザインが変わったり、国内に流通していなかったりするものも輸入資材は多いですが、アメリカやカナダで販売されているものであれば、私たちは調達することが可能です。

また、ドアノブやレバーの構造は、各社昔と変わっていませんから、デザインが多少違ってきても部品の取付けには問題ないというケースが殆どです。そういった点でも、輸入住宅はメンテナンスさえすれば長くお使い頂けると思います。

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窓枠をそのままに、新しいサッシュに交換します

ハード社ダブルハングの交換風景

一昨日、ハード(Hurd)社製ダブルハング・サッシを新しいものに入れ替える為のリプレースメント・キット(アップグレード・キット)について、ご紹介しましたが、こちらはそれを使って実際に入れ替えを行っている様子です。

手前側には木部の腐りが発生して取り外したサッシュ(建具)が置かれています。

奥にある2つの窓ですが、左側の窓はサイド・ジャム(バランサーが内蔵されたスライド・レール)を取り外した状態で、窓枠の木製下地が露出していますね。右側の窓は、そこに新しいサイド・ジャムを入れた状態です。

新しいサッシュの形状に合わせたサイド・ジャムになっていますから、交換用のサッシュをそのまま挿入出来、スムースに窓を開閉することが可能となります。

ご覧の通り、窓の周囲の外壁や内装を壊して窓を外す必要はありませんし、窓枠をそのまま利用するので、窓の大きさや見た目もそのままです。

ハードのダブルハングは、昔と形状が異なっている為このような手法を取りますが、ダブルハング以外のハードのサッシや、マーヴィン、アンダーセン、ペラなどの窓は、まだ同じデザインの交換用サッシュを供給していますから、サッシュだけを入れ替えるだけで、美しい窓が蘇ります。

不具合が起こっても、こうしたサービスを長く享受出来るのが本物の輸入住宅です。私たちのようなプロと一緒に長くメンテナンスをしていって下さいね

<関連記事>: 今日は、5ヵ所も入れ換えました (2017年5月15日)
<関連記事>: アップグレード・キットで交換します (2017年1月19日)

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こういう所が要注意!

アルミ枠の隙間

昨日取付け作業を行ったハード(Hurd)社のアルミクラッド・ダブルハング・サッシ。

取付け前に外装のアルミ枠を防水処理しようとした際の写真がこちらです。

マスキング・テープを張って、防水コーキングが周囲に付かないようにしてありますが、矢印の場所をご覧下さい。アルミ枠同士がぶつかるつなぎ目に、少し隙間が空いているのが分かりますでしょうか。

こちらは屋外に面する側ですから、この小さな隙間から雨が風と一緒に吹き込めば、中の木部にまで水が付いてしまいます。多少のことでしたらそれ程気にすることはないでしょうが、いつもその状況に曝される環境だと、水がここから抜けずに木を腐らせてしまいます。

だから私たちは、海外から入荷してきた交換用建具(障子)について、このように取り付け前の防水処理を行うのです。今回は、アルミクラッド・サッシですが、全くの木製窓でもつなぎ目の木口などは同様の処理が大切です。

こういう気遣いは、恐らくお客様も気付かないでしょうし、見積にも反映されませんが、やるとやらないとでは10年後に大きな違いが生じるはずです。輸入住宅にお住まいの皆さん、或いはこれから輸入住宅を新築される皆さんは、是非こういう所に注意して家を長持ちさせて下さいね。

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今日は、5ヵ所も入れ換えました

ハード社ダブルハング入れ換え用キット

アメリカ ハード(Hurd、現シエラ・パシフィック)社のダブルハング窓を交換する際に使うリプレースメント(Replacement)キット。

建具(障子)の他に、窓のサイド・ジャム(側枠)も付属しています。

実は、古いハードのダブルハングは既に生産がされておらず、ガラスが割れたり、木製建具が腐ってきたりして、建具を交換しなければいけない場合には、新しい形状の建具が挿入出来るように、側枠も新しくする必要が生じます。

この側枠の装着が結構大変で、慣れない場合は相当時間が掛かります。

私たちは、今日愛知県大府市でハードのダブルハング・サッシを5ヵ所も交換してきました。1日では作業が終わらないと思っていましたが、手際がよくなったせいか、6時過ぎまでに全て作業を終了することが出来ました。

ただ、私の腰や手の指は、もうガタガタです。この作業を行う前に、弊社の倉庫で防水塗装を行ったり、コーキングで防水処理をしたりと、相当手間暇掛けていますから、正味1日という訳ではありません。

こうした目に見えない努力は見積にも反映しませんし、何も言わなければお客様にも分かりません。気付かれない気遣いこそ、実は一番大切な仕事なんですね。

<関連記事>: 窓枠をそのままに、新しいサッシュに交換します (2017年5月17日)

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マーヴィン社製フレンチドアのハンドル&ロック

マーヴィンのフレンチドアのハンドルロック

真っ白に塗装されたアルミクラッドの木製ドアには、やっぱりゴールドが似合いますね。

両開きのフレンチドアは、輸入サッシ・メーカーの各社で販売されていますが、どこの製品も値段は非常に高いですよね。

だからこそフレンチドアは、ステータスを感じることが出来て人気があるのかも知れません。

Marvinのこのドアに付いているハンドルは、ロックセットと一体型になったタイプで、強固なデッド・ロックが採用されています。このロックだと、泥棒さんも侵入するのに時間が掛かりますから、防犯性能は高いと言えます。(欲を言えば、ガードプレートも欲しいですが、メーカーオプションにはないようです)

また、輸入のガラスドアの多くは、ペアの強化ガラスを採用していますから、ガラスを割って侵入するのに躊躇するかも知れませんね。まあ、入ろうとすればどんなドアだって侵入されますから、近隣の家と比べて侵入へのハードルが高いということが重要です。そういうことで、ここの家に入るくらいなら他に行こうという気にさせることが出来るのです。

ただ、ハンドルやロックは、長く使っていると消耗するパーツです。寿命を少しでも長くしたいのであれば、金物への潤滑剤の塗布やドアの建て起こしの調整を定期的に行って下さいね。

そうそう、気密材のウェザーストリップも劣化してきますから、こちらも10年毎くらいで交換するようにしましょう。いいものを長く使うには、それなりの手入れが必要なんですよ。

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10年経ったら、輸入サッシも防水処理を!

アルミクラッドサッシの防水処理

マーヴィンやアンダーセンといった有名メーカーのアルミクラッド木製サッシは勿論のこと、輸入住宅にたくさん施工された無数のアルミクラッド窓についても、10年経ったら窓の防水処理を実施しましょう。

ご覧の写真は、カナダ キャラドン(Caradon)社のサッシですが、アルミ同士のつなぎ目などが開いてきていました。また、アルミ枠とガラスとの間に入れてあった気密パッキン材も隙間が明いたり劣化したりしてきています。

こちらは、もうすぐ築20年になるおうちですが、サッシからの雨漏れで室内に雨漏りが発生したというトラブルがありました。結局、問題のあるサッシは、信頼性のある新しい輸入サッシに交換し、クラックは入った外壁等も柔軟性のある外装材 スタッコフレックスで仕上げました。

問題が発生しなかったこのサッシは、交換せずに窓の調整を行ったのですが、外部についてはこのようにコーキング処理をしっかりやって、将来の問題発生に備えたという訳です。

輸入住宅ブームの際に建てた多くの輸入住宅も、メンテナンス時期を迎えています。サッシが雨漏れすれば、室内へ雨水が侵入するだけでなく、サッシの木部をも腐らせてしまいます。

屋外を点検したり、いつもは隠れて見えない建具や窓枠を、窓を開けてチェックしたりしてみて下さい。意外なところに不具合が潜んでいるかも知れませんよ。これから梅雨の季節に入ります。どうぞ用心して下さいね。

あと、サッシの塗装が劣化している場合は、塗装を行ってからコーキング処理をして下さい。でないと、塗装がきれいにアルミに載りませんからご注意を。本当は、外壁の塗り替えの時に一緒にメンテナンスするのが一番ですが、普通のリフォーム屋さんじゃそんな気遣いしてくれませんよね・・・。

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雨漏れかと思ったら、湿気だった

天井のカビ

三重県四日市市にある輸入住宅のダイニングで、天井に無数に点々と汚れがあるというので、原因を探りに現地調査を実施しました。

確かに直径数ミリの黒や黄色い点が、いくつも天井に付いています。

ダイニングに面した外壁には、緑色の藻のようなものが付着していましたから、日陰になる少し湿気った場所であることは確かです。

そういう観点から、何等かの水が外壁のどこかから入り込んで、1階のダイニングの天井や壁の裏側に付いたのかもという仮説を立てました。ただ、そうなると大量の強い雨が降ったりしたら、天井や壁のどこかから水が染み出してきそうなものですが、そういうことは一度もないそうです。

また、内装はドライウォールで仕上げてありましたから、そういう場合には紙で出来たジョイント・テープなどが剥がれて浮いてくるといった現象が生じますが、そういったこともありません。

ということで、一度天井の一部を切除して中を見てみることとしました。石膏ボードを30cm四方で切って中を覗きましたが、切ったボードの裏側もきれいなものでしたし、構造体の根太材や2階の床下地として張られた構造用合板も特に異常はありません。

切り取ったボードの表の面をよく見ると、点々になった汚れが少し盛り上がっていました。横からライトを当てるとそこだけ影が映りましたから、間違いありません。どうやら、黄色い点はカビであることが分かりました。

では、それはどこから来たのか?そして何故ダイニングの天井や壁だけに付いていたのか? それが問題です。

次に目を付けたのが、天井エアコン。20年近く前に設置したきり特に何もしていなかったそうです。吹出し口を見ると、あの黄色いカビが付着しているではありませんか。また、エアコンの中の方も同様に黄色く汚れています。

どうやら、このエアコンの中にカビが繁殖して、エアコンを作動させた際にカビが飛び出してきていたようです。また、ダイニングですから、鍋物などの料理をやったりした水蒸気が部屋の上の方に溜まり、カビを点在させたのではないかという結論に達しました。

取り敢えず、付着しているカビを除菌剤で取り除きましたが、経過観察の為エアコンの清掃をやって頂いて、それから梅雨明けくらいまで状況を注意深く見て頂くことをお願いしました。それで問題が発生しないようなら、天井を塗装してドライウォールを元通りにする予定です。

ただ、壁の方は断熱材が入っていない為か、ボードの裏もカビのようなものが付いていましたから、今後内部結露を起しているかどうか、チェックして頂くこととしました。もし結露しているようなら、吸湿・放湿性のある断熱材のセルロースを壁の中に封入して対策するつもりです。

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折れ戸が開閉出来なくなったら、金物を交換しよう

金物類が破損したバイフォールドドア

輸入住宅の収納ドアとして用いられるバイフォールド・ドア。

幅が狭い処には2枚折れ戸、広めの処には4枚折れ戸が使われます。

今回の相談は、岐阜県海津市のお宅です。折れ戸が、上枠のレールから脱落してしまい、開閉が出来なくなったということでした。

バイフォールド・ドアは、通常ピボットと呼ばれる2つの支点部品によって、ドアの固定とドアの開閉の両方を実現します。通常は2つのうち1つだけが破損するというケースが多いのですが、今回は、両方共レールから外れてしまったようです。

よく見ると、直線のレールが所々曲がったり歪んだりしています。これだとピボットを固定する金物も外れてしまったりして、ピボットがうまく機能しなくなるかも知れませんね。

こういう場合、ドアの開口に合わせた幅のトップレールを調達して、ピボットを含めた金物類一式を交換すれば、元通りに戻ります。

バイフォールド・ドアは、非常に簡単な仕組みで出来ていますから、取付けも然程難しくありませんが、もしやったことがなく、自分たちではどうしていいか分からないという場合は、私たちのような輸入住宅ビルダーにご依頼頂いても結構です。

そこで施工の仕方を勉強して頂いて、次から自分でやってみるというのでもOKですよ。

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