お知らせ : ページ 107

新しく作り直した輸入サッシの網戸

新しく作り直した輸入サッシの網戸

メーカー不明の輸入サッシの網戸なんですが、お客様が取付けをする際に樹脂製のコーナー部品を壊してしまいました。

また、その際網戸のアルミ・フレームも少し曲がってしまったらしいのです。

そこで、似たようなコーナー部品と網戸フレームをアメリカから取り寄せて、私たちが新しく作った網戸がこちらです。

サイズも仕様もほぼピッタリで作ることが出来ましたから、きっとうまく既存の輸入サッシに取り付けて頂けるはずです。

少しスクリーンの張りが緩い感じに見えますが、この大きさの網戸にしてはフレームが細身で、これ以上ピンと張るとその力でフレームが歪んできてしまいます。

実際の処、最初網をピンと張って完成したのですが、写真のように網戸を立てるとフレームが捻ってしまい、再度グラスファイバーの網を交換して張り直したのです。それにしても、網戸も自作してしまう輸入住宅ビルダーって、他にもいるんでしょうかねぇ。

でも、こういうことをする為には、網戸の正確な寸法やフレームの正しい断面形状、コーナー部品の特定といった詳細が分からなければ出来ませんし、そういった部材を輸入する費用や私たちの製作手間も掛かります。

ただ、国内ではどこも同じものを製作してもくれないでしょうから、そういった意味ではお金以上の価値があるかも知れませんね。

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天井裏の雨漏り?

天井裏の雨漏り?

こちらは、愛知県日進市にある輸入住宅の和室です。

大雨が降っている夜に天井裏から雨音がポタン、ポタンと聞こえるので、点検して欲しいという相談を頂きました。

ここの屋根は、カラーベストの屋根材が使われているのですが、2年程前に太陽光発電のソーラーパネルを設置したそうです。当初、このパネルの架台設置に問題があるのではないかとのことで、設置業者さんに天井点検口を開けてもらい、中の様子を見てもらったそうです。

でも、その時業者の方は、架台には雨漏れがなく、断熱材に濡れがあり、屋根の破風からの雨漏りということをおっしゃって帰られたそうです。で、それから数日が経って、雨が降っている日に状況を見させて頂いたのですが、グラスウールの断熱材に濡れはなく、尚且つ破風や屋根の野地板合板からも漏れは確認出来ませんでした。

グラスウールも剥がして天井裏を覗いてみたのですが、架台の取付けボルトやビスの位置も目視出来ませんでしたし、音もしない。そういう状況で、設置業者はどうして架台でないと言い切れたのか、また、断熱材に濡れがないのに何故濡れていると言えたのか、全く意味不明です。

何れにしても、音が聞こえる状況を確認して、その原因をはっきりさせる必要がありますね。それにしても。太陽光パネルの設置業者って、そんないい加減な仕事しかしないんでしょうかねぇ?

あと、中に入れてあったグラスウールの断熱材ですが、袋を切った状態で施工されていました。これでは、万一雨漏りでもしたら水分や湿気を吸ってしまい、断熱性能は格段に下がってしまいます。

大きさを調整する為に袋を切ったなら、ちゃんと気密テープでそこを塞いで断熱材を水分から守るという一般的な施工手順を知らなかったのでしょうかねぇ?(結構この手の施工不良は多いと思います) でも、ここを建築したのは有名な大手ゼネコンなんですけどね・・。

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こういう玄関ドアの処は、意外と多い

寸足らずのラッチストライク

これは、輸入住宅の玄関ドアのドア・ラッチの受け金物を撮った写真です。

右端に見える黒いゴムのようなものは、気密パッキン材のウェザーストリップ。

ですから、左側が屋外側ということが分かりますね。通常、ラッチ受け(ラッチ・ストライクと呼びます)は、ドア枠よりも少し屋外側に飛び出していて、ラッチの爪がドア枠に当たらないように施工されているのが一般的。

でも、こちらのおうちのように、ドア枠の外側に付ける飾り枠のブリックモールディングが、ドア枠面と全く同じ位置に付いています。こうなると、ラッチ受けがブリックモールディングよりも内側になってしまいますから、ラッチの爪がラッチ受けよりも先にブリックモールディングに当たってきます。

いわゆるラッチ受けの寸足らず状態です。

そこで苦肉の策を考えたのか、ドア枠やブリックモールディングの木を削ってラッチ受けを何とか取り付けて、更に爪が通過するところには薄い鈑金を入れてあります。

そうすることで、ブリックモールディングの木枠を傷めることなく、ドアが閉まるように工夫したようです。ただ、こうした納まりは見た目に悪く、あまり感心出来る施工とは言えませんね。

ブリックモールディングをドア枠の面より少しずらして付けるだけで、こうした変な仕事はしないで済むのですが、輸入住宅ブームの際に初めて施工したという住宅メーカーや工務店は、マニュアルも見ず勉強もしない状況で施工したという感じだったと思います。

こんな施工を何とか修正する方法は、2つあります。一つは、位置が違うブリックモールディングを外して、正常な位置に付け直すという方法。これが、最も美しいやり方ですが、大工やペンキ屋さんの手間が掛かります。

もう1つは、ブリックモールディングの外側まであるような長いラッチ受けを取り付けるという方法です。北米ではこうしたラッチ受けも手に入れることが出来ますから、ラッチ受けを交換するだけで改善することが可能です。

ただ、現場に合わせた大きさのものを輸入しなければなりません。その調達時間と海外送料が掛かることを頭に入れる必要がありますね。

まあ、こうした施工をしている輸入住宅は、他にも通常の納まりと違った処があるはずですし、それによる不具合も発生していると思います。やはり、金額のことばかりに気を取られることなく、しっかりした輸入住宅ビルダーの処で家を建てることが、長い目で見たら一番お値打ちな家づくりなのかも知れません。

まあ、それでも懲りずに安い業者で家のメンテナンスをやるお客様がいるというのは、学べない人間の弱さと言えますね。

<関連記事>: こんなの、欲しかった? (2017年7月20日)
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まるで宝石

ガラスのモザイクタイル

薄い透明なシートに張られたガラスのモザイク・タイルを手でかざしてみました。

クリアな色のものもありますが、キャッツアイのように褐色が混ざったような色も存在しています。

形もキュービック型のチョコレートを思わせるような感じで、子供だったらキャンディと間違えて食べてしまいそうです。

こちらのモザイク・タイルは、昨日浴室のタイル床を剥がしたという記事を書かせて頂いたおうちに張る予定です。このガラス・モザイクは、普通のタイルに比べて結構な価格なんですが、浴室といった限られた空間に使う分には然程の量が要りませんから、プチ贅沢くらいはいいですよね。

あとは、このタイルを張る際の目地カラーが問題です。透明なタイルもありますから、接着剤でもあるタイル目地の色がそのまま表にも映ってきます。落ち着いた感じに仕上げるなら、薄いグレーの目地がいいかも知れませんし、少し華やかな感じにしたいなら、白い目地も素敵かも知れません。

因みに、浴室の壁などに張られたタイルの目地は、白。私なら、敢えてグレーでやってみたい気もしますが、お客様はどちらにされるでしょうか。楽しみですねぇ。

皆さんのおうちでも、こんな楽しい素材を使ってみたいと思いますよね。

<関連記事>: 浴室の防水メンテナンス (2017年5月27日)
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浴室の防水メンテナンス

浴室の防水メンテナンス

台風一過という訳ではないですが、昨日雨が降ったせいか今日の名古屋は風も涼しい快晴の空となっています。

そんないい天気ですが、今朝は日進市のお客様の浴室にお邪魔しております。

以前、シャワー水栓を開けるとボコボコという音と共に、床のタイルのところから水(お湯?)が出てくるので見て欲しいという相談を頂いていたのですが、大工さんが忙しく延び延びになっていました。

今回、仕事の合間をみて、こちらの浴室メンテナンスをすることになったのですが、床のタイルの下は何か空洞が空いているのか、少しブカブカした感じになっています。

そんなことでしたから、床は構造材で床組みがしてあって、その上にFRP防水などをして仕上げにタイルを張っているのだろうと推測していました。

でも、実際写真のように床タイルを剥がしてみたら、下地は堅いコンクリート。ハンマーで叩いてもビクともしません。(私たちは、こういう浴室を「在来のお風呂」と呼びます)

下地のコンクリートも割れなどの損傷は全くないようで、単にタイルが全体的に浮いていただけだったようです。どうして浮いたのかは分かりませんが、タイルとコンクリートとの間にどこかから水が入り込んで、接着面を徐々に剥がしていったとしか考えられません。

給排水の配管の漏水や構造下地の不具合や腐りといった問題もあるだろうと考えていましたから、タイルの浮きという軽微な問題で済んでいたことは不幸中の幸いでした。

タイルを剥がした状態で少し様子を見て頂いて、問題がないようでしたら、新しく用意したガラスのモザイク・タイルを張り直します。きっと、より美しい浴室になると思いますから、いいリフォームのチャンスだったのかも知れませんね。

<関連記事>: まるで宝石 (2017年5月28日)
<関連記事>: ガラス・モザイクは、目地で変わる (2017年6月1日)

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剥がしてみなきゃ、直らない

磁器タイルの外壁メンテナンス

RC造建物のタイル外壁を直しています。

この部分は、2Fと3Fの間くらいの高さなんですが、1Fの壁のクラックからは白い炭酸カルシウムが吹き出てきていました。

そこで、その上の方の壁タイルに割れがあるのを確認して、そこのタイルを一旦剥がして状況を確認した様子が、この写真。

窯業系のしっかりした磁器タイルですから、剥がすのにも苦労するのですが、モルタル目地だけでなく、やはりコンクリートの構造にも微小な割れが入っていました。

その割れがどこからどこまで入っているのかを確認して、そこにモルタルをしっかり入れて補修しました。あまり考えない業者さんなら、タイルの上の割れだけをコーキング等で埋めてしまうだけでしょうが、それではタイルの下にある割れは直せません。

今回は、新築した時に余っていたタイルが在庫してあったので、こうして張り直しをすることが出来たのですが、古いタイル外壁の場合、同じタイルが今でも生産されているということはまずありません。そういった意味でも、このお客様はきれいに元通りにすることが出来てラッキーだったかも知れません。

その後、張り直したタイルや目地に再度防水塗装を掛けて、漏水試験を行います。それがOKであれば、完了となる訳です。さて、皆さんの輸入住宅では、レンガ・タイルの割れはどうしていますか。もしそのまま放置しているようなら、構造にも雨漏れしているかも知れませんよ。

ちゃんと外壁の手入れもしっかりして、長く愛せる輸入住宅を目指して下さいね。特に、コンクリート製のカルチャード・ブリックは、雨の浸透性もありますから要注意です。その点、本物のレンガ積みはいいですよね。

<関連記事>: レンガ・タイルは、将来メンテナンスが必要になる (2012年9月17日)

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サッシ・メーカー不明の網戸用金物

網戸用ラッチストライク

こちらは、先日お客様が弊社に突然いらした際にお預かりした不具合部品。

丁度部品の中央付近で割れてしまっているのが分かると思います。

こちらの部品は、輸入の掃出しサッシに付いている網戸に鍵を掛けるロック用ラッチを受ける為に使用されるストライクと呼ばれる受け金物なんです。

こうした部品は輸入サッシではよく使われるのですが、形状や大きさが様々で同じものを見付けるのが結構大変です。更にこのサッシのメーカーや窓の品番も分からないという状況ですから、窓メーカーに問い合わせることも出来ません。

そうは言っても、似たようなデザインや大きさのものを見付けてあげないと、網戸のロックが出来ませんから大変です。でも、候補となる部品は既に見当が付いていますから、お客様にそれをお伝えするつもりです。

こんな小さな部品一つを手間暇掛けて調達するなんて、全く経済性を無視していますよね。

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この幅広でこの厚み

ヨーロピアンオーク

昨日、オスモ&エーデルが販売するドイツ製樹脂サッシについて記事を書かせて頂きましたが、今回は同社のフローリングをご紹介しましょう。

現在、お値打ちに販売されているオーク(楢)の床材は、ロシアなどで伐採されて中国で加工されたものが多く出回っています。

最近は加工技術も上がっており、雑な感じは少なくなりましたが、短い材料を接着剤でつないで作った「ユニ」と呼ばれる床材であったり、木が呼吸出来ないウレタン塗装のものだったりしています。

「ユニ」は端材も利用するという点でエコですし、ウレタン塗装は水を弾き汚れにくいという利点もあります。ただ、こだわる人にとっては、一枚ものの無垢材でその上に自然オイルの塗装をした安全な床材は必須という選択肢もあるでしょう。

今回見せて頂いた無垢の床材は、ヨーロッパで計画伐採されてドイツで製品化された高級品。製品精度も素敵です。

それも幅は160mmもあって、厚みは21mm。勿論、塗装はオスモです。(国産の合板フローリングでは、厚さ12mmで表面に木目印刷のシートが張ってあるだけなんてものが平気で使われています。これは大手住宅メーカーでも同じです)

これだけのオーク材を自宅のフロア一面に張ることが出来るなんて、ほんと贅沢ですよね。そんなですから、価格も相当高いと思いきや、平米単価は1万円前後(卸値ベース)ですから、意外とお値打ちな気がします。

ヨーロッパのオークは、木目が詰まっていて固くて丈夫。その強度は、伐採されてから年々上がっていき、200年後くらいがピークだそうです。つまり、一旦建てたら6世代以上使えるだけのポテンシャルがあるんですねぇ。

こういう材料って、素敵じゃないですか。少々高くてもいいものを長く使う。それが、輸入住宅の本質です。皆さんは、家は安けりゃいいとお考えでしょうか。それとも、高くても本物を使いたいとお考えでしょうか。

私たちは、安くてもニセモノを誤魔化して売るなんてことは、絶対にしたくありません。

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性能差は、一目瞭然

樹脂サッシ比較

先日、自然オイル塗料のオスモとドイツ製樹脂サッシ、エーデル・フェンスターを扱う「オスモ&エーデル」さんへ商品を見学に行きました。

オスモは私も昔使ったことがありますから、特段目新しいことはないだろうと思っていました。(でも、実際は新商品もあり面白かったです。これはまたの機会にご紹介しましょう)

今回のメインは、エーデル・フェンスターというサッシだったんですが、北欧のサッシと同じような部材が使われているかどうかを知りたいと思って伺いました。

結局の処、北欧のサッシとは違う部材、違うデザインで作られていて共通する部品などはなかったのですが、写真のようなカット・サンプルを見せて頂きました。

左が、エーデル・フェンスターのサッシ。右が国産の樹脂サッシ。どちらもトリプル・ガラス仕様となっています。これだけの話なら性能差はないように思いますが、実際はそうではありませんよ。

それは、樹脂のフレームにあったのです。エーデル・フェンスターのサッシの枠は、ハニカム構造のように部屋が細かく分かれているのが分かりますか?それに引き換え、大手メーカーの国産サッシは各々の部屋が大きくあまり仕切りがないですよね。

部屋が細かく分かれているということは、フレーム強度が高いというメリットと熱が伝わる速度が遅くなるという点が優れています。

そして、エーデル・フェンスターの枠の中には、金属のフレームが内蔵されているではありませんか。これを入れることで、窓に強い力が加わった際でもサッシが歪まず、開閉が重くなったり、固くなったりする恐れが少なくなります。

だから、幅2.4mの大開口の窓や掃き出しサッシが可能となる訳です。(国産サッシでは、それだけの強度が最近まで出せなかったというお話も聞きました)

ただ、ガラスについては、空気層を多く取っている国産サッシの方が断熱性は有利な気がします。勿論、LOW-Eガラスの性能がどうかという点も比較しなければいけませんが、そこまでのことはカット・サンプルだけでは不明です。

さて、皆さんは環境先進国、ドイツの製品を選びますか?それとも国産サッシを選びますか。性能や金額、アフターサービスを考えて、サッシも検討したいものですね。勿論、北米製のサッシもいいですよぉ~。

尚、ドイツ製でも国産でも一部を除いて樹脂サッシの防火認定は取れていませんから、防火地域では単独で使うことは出来ません。

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大分日帰り、結構きつい

地鎮祭 風景

確認申請や融資手続きもようやく完了した大分市のU様邸。

いよいよ、レンガ積み輸入住宅の工事が始まることとなりました。

それに先立ち、日曜の昨日地鎮祭を行いました。担当頂く大工さんや電気屋さんも現場にいらして頂いたので、せっかくですから皆さん参加頂きました。

勿論、職人さんたちを指揮する地元の輸入住宅ビルダーさんも一緒です。初めてお会いする方たちでしたが、お話ししてすぐに分かりました。この人たちと、滅茶滅茶バイオリズムが合うんです。

建築に関する理想や理念も私が考えていることと全く同じ。そういうことってあるんですねぇ~。彼らとなら、遠い現場を任せても全然平気だと思いますし、逆に教えて頂けるものも多いかも知れません。

こんなにいい人たちが集まって建てる家は、相当レベルの高い家が出来るはずです。

名古屋にいらしたお客様が大分のご実家へ戻られて遠く離れた状況になったにも係わらず、私たち ホームメイドに家づくりをご依頼頂けたことも不思議ですが、こうやって次々素敵なご縁がつながっていく。いや~、このお客様は「持ってます」。

それにしても、車での大分日帰りはジジイの体にはきついですねぇ。でも、気持ちはワクワクしています。また行きますよぉ~!

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